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男性型脱毛症に対する発毛治療

男性型脱毛症に対する発毛治療

 

男性型脱毛症は思春期後半から始まる遺伝性の疾患です。父親、祖父、そして兄弟に脱毛症のある場合は発症する可能性が「大」です。「こめかみ」の上部から脱毛が始まり、生え際の後退により特徴的な「M字」型パターンになります。そして、頭頂部の毛髪は細くなり、薄毛や禿髪となる。早期治療開始が大原則、大前提です。少なくとも30歳代後半までに気がついてください。そして抜け毛の多い時期、つまり、朝、起床時に枕に抜け毛が沢山残っている、或いは洗髪時に抜け毛が多く目立つ時期に始めたいものです。その時期に開始すると、大きな効果が望めます。
繰り返しますが、早期の治療の開始を勧めます。
現在男性型脱毛症治療薬として下記の2薬剤があります。プロペシアは2005年から、ザガーロは2016年から使用が許可されています。治療をしていく上で1番の問題点は、男性型脱毛症の診察代と薬剤費は、医療保険が使えません。ザガーロ、フェナステリド(プロペシアのジェネリック)は共に医療保険が使えず、全額自費になります。医療保険で処方を受けることは出来ません。自由診療です。

 

男性型脱毛症治療薬の価格(税込み各1錠当たり)
フィナステリド(プロペシアのジェネリック):1錠200円
ザガーロ:1錠300円

 

【注1】
ザガーロは、値段は高いのですが、効果もフィナステリドの1.5から2.0倍あります。
費用対効果ではザガーロに軍配が上がります。

【注2】
ザガーロは前立腺肥大症の治療薬(アボルブ)として承認されて保険診療で使われています。安全性は確立されています。ただし、男性型脱毛症の治療の対象年齢の方は前立腺肥大症の発症前です。「一挙両得」、或いは「一石二鳥」というわけにはいかないようです。

【注3】
ザガーロは男性型脱毛症用の治療薬として世界で始めて日本で認められました。

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