佐藤クリニックロゴマーク

コロナ罹患者の副産物 その4(ファーザー)

ファーザー       2201
アンソニー  アンソニーホプキンス
アン     オリビア・コールマン

映画の流れを理解するのが難しい映画です。登場人物は限られている。殆どが会話です。全編に歌曲が流れている。
アンソニーの家
時計を無くした。盗まれた!3人目の介護人といざこざが絶えない。止めてしまった。時計は浴室の棚に置いてあった。咎めると獲られる直前に私が隠しておいた。娘のアンと言い争う。介護人を拒むのであれば施設?
娘は言いました。「私はパリに引っ越すのだ。」「好きな人が出来た。彼と一緒に暮らす。」不安な面持ちの父に週末は帰ってくるわと諭す。
父を引き取って一緒に住み始める。
紅茶を沸かしていると隣の部屋で新聞を読んでいる男。誰だと聞く。アンの夫ポール。10年前から一緒に暮らしていると言われるが彼は分からない。混乱してくる。ポールが電話してアンを呼び戻す。アンも区別する事が出来ない。分からない。 混乱の拍車が掛かる。妙な事ばかり起こる。 
   実はこの場面のポールとアンは施設の介護人とNSです。
娘のアニーがやってくるが、今度は夫も居ません。
映画を観ている私も訳が分からなくなってくる。
アニーと居るところに4人目の介護人 ローラがやってくる。気にいって上機嫌。タップダンスも踊る。次女のルーシーに似ていると褒める。DANCING GIRLの絵を示しながら・・・
ウィスキーも飲む。娘の悪口、冒涜、罵りの限りを尽くす。・アンは夜中にアントニーの首を絞める。悔しさと悲しさが~大切なマグカップを割ってしまう。

夫 ポールが帰ってくる。 又時計がなくなったと言い始める。そしてポールに時計の事をあれこれと詮索する。見せてくれとせがむ。
妹ルーシーの事を話題にする。
娘とクリニックを受診する
 私には何の問題も無いと自信を見せるアントニイー
 CDを聴いている。ショッピング中のアニーに電話が来る。セーターが着れないのだ。担当の医師に相談する
 ローラがやってくる。ルーシーの事故の事?子供扱いをするローラに私をバカにしている。・どうにか薬を飲む。
 ポールが思いあまってアンソニーの顔を叩く。「どこまで私達をいらつかせる気ですか」と
病室を覗くと瀕死の女性がいる。事故で亡くなった次女である。
朝    洗面をして紅茶  ローラが来るのを待ちわびているが、来たのは違う女性だった。看護師のキャサリン  

実は数週間前から施設に入所していたのだ。アンは週末に面会に訪れていた。

訳の分からないアントニーだが、キャサリンの優しい介護に心の落ち着きを取り戻す。
着替えをしましょう。
散歩に行きましょう。戻ってきたらお昼寝をしましょう。

一体何が真実なのかが、視聴者にも全く分からないストーリー進行となっています。


認知症になってしまったら、あんな日常を送らなくてはならないのか、と恐怖すら感じる、わけのわからず、話がつながらない毎日。

2022年8月30日

眉間の3本の縦長の溝がアンソニーホプキンスそのもののです。彼のシンボルマークですね。この家がも真迫の演技だったが、私としては、「日の名残」を好む。
あの映画は素晴らしかった。全ての悲しみを飲み込んで生きていくその姿は感動的だったね。

物語の流れを充分に掴みきっていません。理解力の欠如です。

                                     2022年8月30日

 

電話・FAX

TEL.0574-43-1200
FAX.0574-43-9050