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トランプ大統領待望論ではない

昨年末以来、ロシア軍はウクライナ東部に集結していた。プーチン大統領はウクライナ侵攻を画策していた。が、世界中で誰も本当に侵略を、歴史上最悪の侵攻をするとは考えていなかった。彼の強い希望ではあるが、実行することはあるまい。ましてや実現を予想するものは1人としていなかっただろう。そして、NATOの盟主であり西洋民主主義国家のボスであるアメリカの対応が、基本的理念が注目されていた。
バイデン米国大統領は
ロシアがウクライナとの国境に部隊を集結させ、侵略の懸念が高まった昨年12月以降、NATO同盟国ではないウクライナに米軍を派遣する考えは「ない」と明言。「米国とロシアが撃ち合いを始めれば世界大戦になる」とも語り、米露直接の軍事衝突を避けたい意向を強調していた。開戦後も、「第3次世界大戦は何としても避けなければならない」と繰り返す。
今もその立場は変わっていない。
兵器は供与するが、米軍が直接関与することはない。兵器も戦闘機や戦車は供与しない。又、防空識別圏をNATOが握るための戦闘機を配備もしないと繰り返してきた。プーチン大統領をこれ以上はないと思われるほどの汚い言葉で罵り、侮辱しているが、手は出さない。勿論、今(5月01日)事態がここまでこじれにこじれた状態でアメリカが手を差し出せば、一歩足を踏み出せば全面戦争になりかねない。全く思い通りになってないロシアだからこそここぞとばかりに兵器庫に鎮座している大量破壊兵器を持ち出すに違いない。そんなジレンマをあれこれと思い巡らせていると、バイデン大統領の早々の直接対決回避宣言は大きな戦略上の誤りだったのではないかと思えるようになってきた。

トランプだったならば
 昨年末戦力をウクライナ国境に集約し始めた時に効果的に恫喝を与えることが出来たのは「バイデン現大統領ではなくて「トランプ前大統領」だと思い始めている。アメリカを偉大にする。アメリカ第一主義者だから、欧州を火の海しても、核戦争後の不毛の土地にしてもプーチンの自由にはさせないとハッキリ宣言しただろう。
「ロシア軍がウクライナの国境を越して砲弾を撃ち始めたらアメリカ軍はウクライナに出兵する。」
「ロシアとの全面戦争も辞さない。それでも、相手が侵攻するのであれば核兵器の使用も選択肢だ」
「私は躊躇わない」

そんな思いと共に
トランプ前大統領はプーチン大統領に大部弱みを握られていた。
「容認するわけではないが、ロシアの言い分にも理がある」
「アメリカはウクライナ軍に武器の供与はしない」
「兵器を、武器を渡して死の商人まがいのことは一切しない」
「ウクライナ問題は欧州の問題だ。ヨーロッパで解決を図るべき問題だ」
と早々に宣言したかもしれない。

バイデンさんの大きく口を開け、シャワガレ大声で演説する様は余り格好良くない。

夜叉の如しの面持ちだ

                                     令和4ねん  5月01日

 

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