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令和 3年 2月(コロナ日記)

2月01日    月曜日
全国の感染者数   1792人  42日ぶりに2.000人以下です。
                    目標の500人以下にもう少しです

2月2日      火曜日      

 発生患者数は減少しています。東京も500人台です。
昨日は393名でした。ここまで落ち着くと一息つけますね。

政府の発表
①医療機関と医療従事者への支援を拡充

②PCR検査能力の大幅な拡充と無症候感染者の隔離を強化

③ワクチンや治療薬の審査と承認は、独立性と透明性を担保しつつ迅速に行う

④ワクチンや治療薬などの開発原理を生み出す生命科学や産学連携の支援を強化

⑤科学者の勧告を政策に反映できる制度の確立

2月3日     水曜日      曇り晴れてくる 

アメリカの発生数は劇的に下がっている。
1月31日で110.000人です。100.000以下になる日も近い

コロナウイルス感染に関連する漢方薬について

補中益気湯(ツムラ41)
動物実験より、補中益気湯はインターフェロン自体の産生を抑制すると報告されています 。
十全大補湯(ツムラ48)
十全大補湯服用によってNK細胞機能が改善されることが分かっています。また、抑制系も活性化されることから、過剰な炎症の予防も予想されます 。

軽症から重症を広くカバー
清肺排毒湯。エキス剤にはないので、いちいち生薬からつくるのが大変な人は

麻杏甘石湯 (ツムラ55)
+胃苓湯 (ツムラ115)
+小柴胡湯加桔梗石膏(ツムラ109) でほぼ同じになります。

3軽症=肺炎症状なし、倦怠感がメイン
胃腸の不調に 香蘇散(ツムラ70)+平胃散(ツムラ79)
発熱を伴う場合に黄連解毒湯(ツムラ15)

アストラゼネカワクチン
 イギリスのアストラゼネカなどが開発した新型コロナウイルスワクチンについて、ウイルスの感染自体を大幅に抑える可能性があるとする検証結果が公表されました。

2月5日         金曜日      

生涯免疫が持続のワクチンを開発  接種は2022年以降に?
 東京都医学総合研究所  小笠原法氏 
 接種後1週間で中和抗体(ウイルスの細胞内への侵入を防ぐ)と細胞性免疫を作ることが出来る。天然痘ワクチンとして実績のあるワクシニアウイルスを更に弱毒化して製造
遺伝子組み換えワクチンである。

1日2500件PCR検査可能 川崎重工が国内初開発、藤田医大導入へ

2月7日      日曜日     晴   お昼前ににわか雨

 東京都 新型コロナ 429人感染確認 10日連続で1000人下回る
全国で1626人、

アメリカの新規感染者数は100.000+α人です。減りました。MAXは1月7日の280.000人です。1/3にへりました。20万人減りました。
集団免疫に近づきつつある。
インドも英国も減っています。封鎖なしで自粛のみで集団免疫を目指したスウェーデンは大健闘です。総患者数は588000人、1日平均3.000人で鎮まっています。
一方、一番積極的にワクチン接種をしているイスラエルですが、1月17日に8190人と最高の感染者を記録し、その後減りつつある。2月6日4727人。

 2月8日       月曜日     雨・快晴
                                     
東京都 新型コロナ 276人感染 300人下回るのは去年12月07日以来
全国では1216人。減りましたね。
減りつつある感染者ですが、美濃加茂地区は増えつつある。困ったことだね。
私達の最大の関心事である木澤病院のクラスターは増加の一途である。
新型コロナ 世界のワクチン接種者 1億人超える
一方
 新型コロナウイルスの世界の感染者の累計1億620万6994人に迫る数です。

午前中、北山のIさんから電話あり、1215分検査をする。
症状は鎮まらない頭痛です。会社の中で2名発症している。
あっという間に赤のラインが現れました。「6例目です」
保健所にも連絡しました。

 2月10日     水曜日        快晴   晴れ

昨日の晩も今朝も患者さんは僅かですが、診療の最後の時間にしっかり手間の掛かる患者さんが来る。月曜日はコロナ陽性6例目である。携帯番号を聞くこと書くことをきちんと
火曜日は  若い女性の2週間続く無症候性肉眼的血尿です。「とうのう病院」の泌尿器科に精査を頼みました。
今日は、74歳男性の腹痛騒ぎです。1228分に電話がある。
心窩部痛であるが、嘔吐の後鎮まりつつある。熱はない。下血もない。
WBC14500,CRP  3.5  太田病院に送りました。

木澤病院のクラスター騒ぎは収まらない。入院患者、職員とその家族合わせて121名の大規模クラスターとなってしまった。入院患者さんも多いのが特徴だね。 鎮まる気配がない。繰り返しPCR検査を行っているが、昨日陰性だった人が陽性になっていく。
一般病棟の人工呼吸器をつけていた患者さんが感染源のようである。入院時にはPCRは陰性だったのだろうね。その後、どんどん拡げていった。

2月11日     木曜日        快晴

韓国は去年の12月に特殊な注射器を使って6回分として使っているという報告を受け、対応出来る注射器を用意しているという報道が流れる。。・・素早く迅速に対応している。
他の国はどうしているのか?
例えばイスラエルはどうなのだ?UAEはどんな注射器を使っているのだ?
少なくともお隣の韓国では素早く対応している。厚生労働省の危機管理時の対応能力の問題かな?
ワクチン接種が遅れた、先頭集団だったというより取り組みは先頭だったはずがいつの間にか周回遅れになっている。そして特殊な注射器が使われているという事に対する注意の散漫さ、認識の甘さ。小学校、中学校、高校と「注意力が散漫である」という評価を貰い続けてきたタカさんのことではないよ。日本国のことですよ。

2月13日         土曜日     晴れ  暖かい  汗が噴き出る

2308分  震度6(マグニテュード 7.4)の地震が福島・宮城を襲う。震源地は福島県沖  東北地方太平洋沖地震(2011年 3月11日)の余震であると発表される。まだ、余震なのですか。

世界のコロナ新規感染者数、この1か月でほぼ半減 AFP統計
 新型コロナウイルスの世界中の新規感染者数は、この1か月で半分近くに減少した。AFPの統計によれば、世界中の新規感染者数は過去1か月で44.5%減少した。これは新型ウイルスの感染拡大が始まって以来最大の下落で、減少期間も最も長い。

1月20日  172万人 一陣の嵐だった。
2月9日    30万4千人   激減している。

ひょっととしたらSARSと同じで自然消滅するウイルスなのか!!
 そんな甘い考えは私の胸の中にしまっておいた方が賢明ですね。

2月15日   月曜日    雨   激しい雨が降りました。

大村博士発見のイベルメクチンにコロナパンデミックを終息させる可能性
世界各地から「効果あり」の報告、予防効果も有りそうだ。
日本はもっと積極的に取り組むべき


2月17日         水曜日        晴れ   3℃

  ワクチン接種後2.3週間は抗体が出来ない。反対に8日目まで感染が増加傾向を示している。ワクチンに対する過剰な期待「ワクチンを打ったという安心感」、誤った信頼感によるものだろう。その後罹患率は減少に転じ、3週間後には極めて低値になっている。

ファイザーのワクチンの効果
 発症予防効果
 感染予防効果
  重症化予防効果

ウイルス量が多い人が他人に感染させやすい。感染源になりやすい。
PCRが陽性だけで症状の無い人はウイルス量は多くない人が沢山いる。
PCR検査陽性38名中
    培養でも陽性   28名
    培養陰性     10名
    この10名はおそらく他人を感染させる心配はなかったのではないか。
    ウイルスRNAの断片か少量のSARS-coV-2を検出したのだろう。
    PCR 検査が他人への感染力の無い人々を陽性患者として検出し、不必要な隔離をさせてしまうことはこれまでにも指摘されてきている。
抗原検査陽性   35名
    培養でも陽性  34名
   
    一致率は抗原の法が高い。
   
 現在の検査の目的は,目標の一つは感染能力の或る人を同定して他人との接触を避けることである。それならば、感染能力をより正しく判定して、安価で検査結果が15分で分かる抗原検査に重点を移すべきである。

大切なことはこれらのことは有症状者での話です。無症状の人の抗原検査の性能についてはまだまだ検討の余地があると考えられる。

2月18日       木曜日      

木澤病院のクラスターは200人を超えてしまいました。
 まだまだ続く、ぬかるみだ。出口は3月末だろうね。

2月19日       金曜日     晴れ   寒い  

岐阜市の長良医療センターでワクチンの先行接種が始まり、66人が接種しました

 美濃加茂市の木沢記念病院では、新たに入院患者1人と既に陽性となっていた入院患者の同居家族1人に感染が確認されました。このクラスターは202人になりました。

NASA 火星探査車「パーシビアランス」が火星に着陸 生命探査へ
 日本時間の19日朝、火星に無事着陸しました。今後2年近くにわたり、生命の痕跡を探すほか、火星では初めて小型のヘリコプターの飛行試験を行うなど、将来の有人探査に向けた調査や実験を行う予定です。

2月20日         土曜日     

日本全国      1234人
全世界        19万人
アメリカ     69000人
  変異種のことを話題にしているが、兎に角感染者数は激減している。

2月21日        日曜日      快晴    22℃
 
木沢記念病院関連では、医療従事者4人と外来患者1人、家族1人の計6人の感染が判明し、規模は209人に拡大した。新たな病棟での発生はない。延べ6522件を検査し、引き続き感染の経路や拡大の要因を調べている。

本当に初夏の陽気です。

朝日新聞から

素晴らしい人間に出逢うのではなくて,人間の素晴らしさに出会う。
   パンデミックに抑えら込まれて荒みがちな心に,薬にように作用してくる。

絶望するには良い人が多すぎる
希望を持つには悪い奴が多すぎる。


2月22日         月曜日     快晴    4℃
             
接種キャンセル待ち検討 コロナワクチンで河野氏
 新型コロナウイルスのワクチン接種当日に急きょ余りが出た場合を想定し、キャンセル待ちの仕組みを検討する考えを示した。「ワクチンを無駄にしないことを考えれば当然必要だ」と述べた。

2月24日        水曜日      快晴    風有る

本郷組  だんじり祭当本  御中

お祭の準備本当に御苦労様です。3月28日の山からげ、4月10日の試楽祭 11日の本楽祭、楽しみにしております。又、小生の可能な限りのお手伝いをさせて頂くつもりです。さて、本日の用件は「新型コロナウイスル抗原定性検査」のお勧めです。
その特徴は、
被検者が新型コロナウイルスに感染しているかどうか、特に「感染能力があるかどうか」のベストの指標になります。
PCR検査程陽性検出率は高くありません。96%ぐらいです。しかし、15分後に結果が分かります。PCRは最低数時間を要し、一般的には日をまたぎます。
費用が安い(特別価格でご奉仕します)
予定では、1検体1.500円です。 
    (当クリニック 自費価格  6.000円/1検体)
試楽の朝、役員さんと一日中一緒に行動する人の検査をしてはどうでしょうか
毎日の検温。人前でのマスク。「3密」を守る。等出来うる最大限の防御をすることは当然ですが、プラス抗原検査をすることにより自分が、隣の人に感染させる可能性を最大限に排除出来ると思います。
前回の提案(3年1月)では、65歳以上のワクチン接種が3月下旬から始まります。
該当者には積極的に接種して貰いましょう。それによって少しでも集団免疫を作りましょうと書きましたが、その可能性はなくなりました。
ならば抗原検査で少しでも感染の発症を防ぎましょうという提案です。

2月26日         金曜日   

「6月いっぱいで完了できるスケジュールでファイザーと大枠合意した」。ワクチンの総合調整を担う河野氏は3600万人の高齢者と470万人の医療従事者を合わせた4070万人分の確保を明言した。
現状の供給量だと19ヶ月掛かるといわれていた矢先、断定的に発表された。
掛け値なしで、朝三暮四でも朝礼改暮でもなく、「予想でもない」「希望的観測でもない」ことを願うのみである。
次期総理を狙うだけの力量を持った政治家ですね。

 2月27日         土曜日      快晴    
                                   今夜は満月   

感染者が226人と県内最大のクラスターとなっている木沢記念病院(美濃加茂市)は2月3日のクラスター認定後、初めて新たな感染者の確認がなかった。


アメリカの感染者数    1月6日   255.000にん
             2月21日    55.000人
                1/5に減少している
その後上昇傾向であるが、変異株が増えているという観測もある。
ファイザー、モデルナ、アストラゼネカは変異株に対してもワクチンは十分に効果を示すという実験結果を発表する。
新しいワクチンの開発、3回目の接種などを検討している。
それは、ワクチン先進国の話であって、我が国日本は少しでもワクチンを譲って貰って1日でも早く、1本でも多く接種出来るようにすることが肝心なことである。
変異株なんてその後の話です。
この世界中の一番の関心事に、我ヶ祖国日本は、日本の医学技術は、全く話の中に入ることも出来ない。科学技術立国だというのは私達戦後高度成長時代に育った世代が描いた邯鄲の夢に過ぎないのか。
 何度も書くが情けない。   

 高齢者向け+医療従事者向け     4.000万人分
                     6月配送完了
医療従事者370万人分・・・1回目    
          4月中に届けられる。       

133万人分(最大)     3月中にEUから届く。


  4月12日   高齢者   25万人
 4月19日   高齢者   25万人分 

中日新聞のウェブサイトに掲載されている「刻む~東日本大震災10年」
            朗読集から
にぎり拳ひとつ分の命
 この小さな命の
大きな重みを受け止めて
精一杯生きることが
私達の生きる意味なのではないでしょうか

身近な人がいなくなってからきづく
命の尊さ
命のはかなさ
そして
命の重みを

(朗読を担当した紺野美沙子の感想から)
発生から十年。被災者にとって悲しみが募る節目なのだと思います。私たちにできるのは、それぞれの立場で「忘れないよ」というメッセージを発し続けること。私自身も東北に足を運び、朗読会を続けていきたいと思います。

「ケンカ 全部あやまるね」

この詩を林原さんが朗読している。
何度も何度も聞いた。そして聞く度に涙が止まらない。

今までのケンカ 全部あやまるね。
ゴメンネ・・・
これからも笑顔で
みまもってね。

2月28日    日曜日      快晴

 統から荷物が届きました。金曜日のことです。
アシックスのイエローカラーのGT-2000ジョッキングシューズです。
SWEDEのランニングウェアー一式
        勿論  イエローカラーが基調です。
今日はそのランニングウェアを着て街中をジョッキングです。

                              統・春奈・碧へ
                                       
            黄色で、素敵な色合いのイエローで統一された
                  ランニングウェアーとシューズ有り難う
                おまけにザック兼用カバンまでありました
    快晴の日曜日の午後、何時ものコースをジョッキングをしました
                          距離にして10キロ弱です
  背中のバックの中には衣類を詰め込んで量感を出して演出しました
                                目立ちますね
                      「背中に何を背負っているの」
                        「黄色で統一したウェア?」
                                「いいね!」
                          と声を掛けられました
                          嬉しさ満載のランです
                    靴は買うべき時期が来ていました
                      昨年はランニング大会はなく
                  月間走行距離も短くなって来ていた
                そろそろ潮時、引き際かなぁと思っていた
            思いも寄らぬプレゼントを貰い、俄然やる気です
                  連休に上京したら皇居周回を走ります
                      統!春奈さん!!碧君!!!
                                  有り難う
                              でも期待しないで
          君達の期待に添うようなランニングはもう出来ません
                            精一杯使い込みます
            来年の春には靴底の減った姿をお見せします。
                                    令和3年2月28日
                                                    佐藤孝充拝

  日本の医薬品行政への信頼を大きく損ねる事件が起きた。
白癬治療薬(テルビナフィン ラミシール)に睡眠導入剤(リルマザボン リスミー)の成分を混入させて死者を出した小林化成というオリックスの子会社は、延べ約5000品目中8割の製品について虚偽の製造記録を作っていた。全くの「二重帳簿」を作り、40年以上前から一部の製品品質検査を行わず、結果を捏造していた。こんなとんでもない会社はお取りつぶしかと思ったら,たった4ヶ月の営業停止処分だけで営業を始めるという。
罰則を厳しくすれば良いというものではないが、医薬品行政に対する国民の信頼は無くなってしまうのではないですか。これまでの製品の再チェックも必要ではないのか?
例えばブランルカスト(ロイコトリエン拮抗薬 気管支喘息 アレルギー性鼻炎の治療薬)は小林化成だけが225MGを製薬している。(販売は日医工です)
先発メーカーの小野薬品も、並み居るジェネリック・メーカーも作ることが出来ていない。ひょっとしたら羊頭を掲げて狗肉を売るが如き状態なのかもしれない。健康被害は出ていないかもしれないが、再調査をする必要は無いのか。私は大いに訝しく思っている。医療の世界で50年近く生きてきたものとして看過する訳にはいかない。
富山の薬売り
昭和50年代まで富山の置き薬の箱が竹井の実家に置いてあった。つい先日までどこの家にも常備薬の箱が居間の片隅に鎮座していた。
小学校の頃には年に2回ほど大きな2段の行李(こうり)を背負ったおじさんがやってきた。服用した薬の数を数えて算盤をはじいて請求書を書き上げ、それを母に渡していた。そして少し古くなった薬を回収していった。勿論使用期限など記載があるはずもなく、紙の色の変色から判断、或いは絵柄からいつ頃のものと判断していたと思う。そして、2.3日すると新しい薬が届きましたと言い訳をして新しい袋に入った薬を置いていった。
おじさんから

電話・FAX

TEL.0574-43-1200
FAX.0574-43-9050