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備えて憂いをなくす(長期停電を杞憂する)

 

改めて停電災害防止を

長期停電の記録

  (ネット記事から借用 この範囲に驚きます)         (新聞記事から借用)

 

2019年9月9日 台風15号が千葉県に上陸した。被害は結構大きかった。千葉県では台風が過ぎ去った後も1ヶ月近く停電状態が続いた地域がありました。当該地域の住民のいらだちは日々のニュースからも伝わってきました。『千葉県の停電は国家的犯罪』だと叫ぶ集団とそれに迎合する烏合の衆が目立ちました。

(9月19日、残りは49.000戸 ネット記事から借用)

以下は伊勢湾台風から60年からの抜粋です。

令和元年9月9日 重陽の節句

小笠原当たりから北上して伊豆半島から北東に進路を変更した15号が未明に東京湾から千葉に上陸する。65万戸が停電状態です。洪水なし。死者はいない模様だ。始発から止まっているJRと私鉄の在来線。千葉県で風速59メートル、雨は酷くない。成田空港 13.000人超が一夜明かす 台風で鉄道やバス止まり。高速道路も閉鎖状態です。

09月11日 42万戸の停電が続く。

9月12日  千葉で大規模停電続く…都内から車で1時間の地域が“孤立化”!? なぜ?

「復旧に遅れ」見通しの甘さも・千葉県を中心にした大規模停電か9月12日で4日目。千葉県では約33万1500軒で停電が続いているという。東京電力は当初、9月11日までに全面復旧を目指すと説明していたが…。なぜ大幅に遅れているのか?

9月23日  2週間たった23日でも1900軒の停電家屋がある。この停電が一番厄介な後遺症だろうね。

                             抜粋終わり

2018年9月4日

台風21号の爪痕として台風の過ぎ去った後、可児・美濃加茂、犬山・春日井の広い範囲で停電がありました。長くて1日半ぐらいでした。八百津町は停電はありませんでした。 

2018年9月 北海道東部胆振地震

  (ネット記事からの借用)                  (ネット記事からの借用)

 夏の真夜中の大地震でした。M 6.7 この地震の特徴は震源地が深かったこと、山崩れが多発したことである。そして「北海道ブラックアウト」と名付けられた「全道停電」事故である。復旧するのに1週間以上かかりました。この記事を書きながら、真っ暗だった北海道を思い出しています。よくぞロシアが攻めてきませんでした。あの時、あの混乱に乗じてロシア軍が夜中に攻めてきたら完全に占領されていました。第2次世界大戦前に日ソ不可侵条約を締結しておきながら終戦間際から終戦後に掛けて参戦したソ連軍の血が流れるロシア軍です。日本の防衛省にはその時の教訓が生きていて、非常事態『スクラブる』態勢を牽いてロシアを牽制していたのだろうね。

2018年 10月  

台風24号が豊橋、浜松方面に上陸しその後の停電が長かった。1週間近い停電が、最長10日間の停電がありました。八百津のような過疎地が見捨てられのではなくて、日本の中心部でも平気で停電が続くのだと知らされました。

自分で自分の身を、家を、診療所を守ろうと決めました。

2012年頃

八百津町は広大な面積を持つ山間部(八百津・野上・和知・伊岐津志地区は標高120-140CMの平野部です)なので気候も地区地区で大きく変化します。最深部の福地地区は標高も600メートル近くあり冬は寒く、雪も降ります。私の住んでいる八百津地区はチョット寒いけれど雪は全く降りません。名古屋や岐阜が降っても八百津地区は降らないです。その福地は8年ほど前に大雪で電信棒が倒れ電線が切れてて停電しました。およそ1週間です。随分と難儀をされたようです。

長期停電の危惧

私は典型的な『杞憂人間』です。セロトニン・トランスポーター型で例えると典型的なS型のタイプです。不安を感じやすく心配性です。その私が一番恐れている不可抗力の心配事が長時間(長期間)の停電です。

 私の住んでいる岐阜県八百津町は典型的な河岸段丘であり地盤は非常に固い。片田舎という評価は正しくありません。「ド田舎」或いは『空に飛ぶ鳥なく地に走る獣なき辺境」との表現が適切な僻地です。但し、付近に活断層はない。木曽川の中流域の川湊町である。家々が立ち並ぶ処までは、水面から10メートル以上垂直に隆起している、盛り上がっているので木曽川の氾濫とか洪水の心配はない。丸山ダムが決壊すれば浸水するかもしれない。日本列島が沈む時だ。

山崩れはどうだろう。古文書に寄れば奈良時代から人々が住み着いて来た地域である。そして、私の知る限りでは山を切り崩して新興住宅地を開発したことはない。近年の土砂崩れ、浸水地域は新興住宅地である。広島の平成26年の土砂崩れが起きたのは侵攻住宅地の『安佐南区』『安佐北区』であった事を印象深く思い出す。

地震は誰も予知することが出来ない大災害だが、活断層がなくて地盤が固い八百津は大崩壊は大丈夫だろう。少なくとも旭化成のヘーベルハウスである我が家は倒壊しないだろう。地震で八百津地区が大災害を受けたら私はこの頑強なヘーベルハウスの『佐藤クリニック』を拠点にして医療救助活動を行いたいと考えている。阪神淡路大震災でまわりの家・家が全て崩壊し尽くした。その廃墟の中で旭化成のヘーベルハウスだけが無傷で残った。こんなヘーベルハウスの広告を記憶している方もあるだろう。

(旭化成のパンフレットから)

台風の襲来は心配の種だが、雨はまず凌げる。問題は風である。令和2年7月8日の突風で意外に脆いことが分かった。佐藤クリニック周辺の停電は1時間30分で回復したが、十六銀行から金花水・吉野酒屋辺りでは午後3時過ぎまで、須賀では夕方5時過ぎまで停電した。

災害済んで遺伝残る

 クドクドと取るに足らない自説を、自慢話を書いたが『お前の言いたいことはなにか?」のかと問われれば災害が終わって停電だけが残る。大きな後遺症として残る状況を避けたい。その為にはどう備えておくのが良いのか?長時間停電は本当に明日起こる危機である。これを「杞憂』しないで何を「杞憂」するのか?

私がベストと考えて現在稼働中のシステムを紹介しておきます。それはアイシンのエネファームです。

アイシンエネファームの特徴

   

2018年から都市ガスでもLPガスでも設置可能である。2017年までは都市ガス対応のみであった。

平時でも常に水素ガス発電をしている。そして、そのエネルギー交換率がよいので、電気代が少なくなる。

停電発電装置は、700wまで24時間通して使うことが出来る。パソコンが150Wぐらいです。冷蔵庫も最新のものであれば大丈夫。エアコンは殆ど家庭用200ボルトですから適応外です。下に表で示しました。但しガスが供給されていることが必須条件です。そのガスの供給面からすると都市ガスよりLPガスに軍配が上がる。

お湯も使えます。勿論上水道が使えることが必須条件です。有りがたいですね。お風呂にも入れます。

一般的な家庭電化製品の消費電力

冷蔵庫・48W~70W

ドライヤー:800W以上

アイロン:1200W

電子レンジ:1300W

掃除機:1200W

コタツ:600W

炊飯器:300-700W

液晶テレビ:150-200W

洗濯機:500W

デスクトップPC:150-300W

ノートPC :50-150W

蛇足

備えて憂いを1つなくす

オール電化の家に今更ながら時代遅れのガスを設置するのには抵抗が有ると思います。それでも敢えて、エネファームの設置をお勧めします。同時に、基本的なガスノズルを設置しておくとお湯を沸かしたり、簡単な料理が出来ます。ガスストーブを購入して倉庫にしまっておけば『いざ鎌倉』で暖も取れます。床暖房を埋設すれば、当然使えます。豪雪地帯ではいつ何時思わぬ停電に陥るか分かりません。『備えて憂いを1つなくして下さい』

                                  令和2年7月12日  脱稿

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