その後のコロナ(4月後半) その 6
4月16日 木曜日 晴れ
なるほどと頷いた外電
コロナ患者が少ない日本「玄関で靴を脱ぐ習慣」が功を奏した可能性
靴の裏にはウイルスがついてくる。その靴を玄関先で脱ぎ、上履きに履き替える日本では家の中にウイルスを持ち込む可能性が少ない。
米、新型コロナ死者3万人突破(4月末の時点で65000人) 高止まりのNY州はマスク着用義務化する。 死者数は8月初旬までに6万8800人と、現在の2倍以上に達する可能性を報じている。 米経済は「急速冷凍」状態である。
週刊朝日の記事から
阿倍首相 「第3次世界大戦は核戦争になるであろうと考えていた。だがこのコロナウイルス拡大こそ、第3次世界大戦であると認識している」と語る。「緊急事態宣言はなぜ遅れたのか」との問いには、「政への悪影響を理由にほとんどの閣僚が反対していた」と釈明。閣僚による財政悪化への懸念を「平時の発想」と指摘。「平時の発想」から、感染拡大を戦争ととらえる「戦時の発想」に転換したことで、宣言を出すに至った。
遅きに失したとは思わないが、迅速ではなかった。学校の閉鎖は世界中の何処の国よりも早かったのだが・・・。
緊急事態宣言の対象地域、全都道府県に拡大へ…首相調整
国内コロナ感染者、1万人超える 9日間で倍増、死者も200人超
新型コロナ 日本でも医療従事者へのエールを送りませんか! 夜9時に拍手で
新型コロナウイルスで厳しい状況になっている医療従事者に謝意を表する行動が世界で広がっているが、日本でも一人の男性が仲間に呼びかけてその動きが始まった。
呼びかけた人は谷口和繁氏。谷口氏は、財務省を退職後、アメリカの首都ワシントンにある世界銀行や米州開発銀行で6年半年勤務した後、先月(3月)帰国した。
このニュースが友人から送られてきた。そして賛同を求められた。勿論賛成である。医療の世界で生業をする一医療人として、この地球を守ろうとしている勇敢な医療従事者に激励の拍手をすることには大賛成である。しかし、同じ医療人として何ら直接的な手伝いをする事が出来ないのが寂しい。残念である。
4月17日 金曜日
午後、受付にパーテーションを取り付ける。職員からもつけて欲しいとの申し出あり、弘前の友人からも受付にパーテーションを設けたという情報を得ていた。その気であちらこちらを見渡すと、スーパーでもコンビニでもつけ始めている。日本中真に臨戦態勢である。マスクの着用を怠っている患者さんはいなくなった。ソシアル・ディスタンスという概念もだんだん浸透してきている。
4月18日 土曜日 雨 結構激しく降ります。
アメリカの製薬会社『ギリアド・サイエンシズ社』が開発した『レムデシビル』が、新型コロナウイルスの治療薬の候補として注目され始めています。
米当局、中国・武漢の研究に警鐘 コウモリのコロナウイルス
米紙は2018年に中国湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所を訪問後、同研究所が行っていたコウモリのコロナウイルス研究の危険性に警鐘を鳴らす公電を米国務省に送っていたと伝えた。 同紙によると、在中国米大使館員らは18年1月に研究所を数回視察。公電には研究内容に関し「コウモリのコロナウイルスが人に感染し、SARSのような病気を引き起こす可能性を強く示唆している」と明記していたという。
押谷仁東北大教授は、集団感染を広げた人について「多くはせき、くしゃみ、明らかな発熱はなく、症状は喉の痛みだった」との分析結果を紹介した。
明日よりは春菜(わかな)採(つ)まむと標(し)めし野に
昨日も今日(けふ)も雪は降りつつ
万葉集 山部赤人
4月21日 火曜日
抗エイズウイルス(HIV)薬ネルフィナビルと白血球減少症治療薬セファランチンの併用が効く可能性があるとの研究結果を、国立感染症研究所や産業技術総合研究所などのチームがまとめた。細胞を使った実験やコンピューターによる解析で確かめた。セファランチンは私の贔屓の薬である。効いてくれると嬉しいですね。作用機序はよく分かっていない、日本だけで認められている薬です。セファランチンはマムシ毒に含まれるホスホリパーゼA2(PLA2)の阻害作用と生体膜の安定化作用を持ちマムシにかまれた時の第一選択薬です。私は個人的には認知症の進行防止作用も有るのでは無いかと仮説を立てている。
4月22日 水曜日
韓国では新型戦闘機購入の国防費を削って『新型コロナウイルス対策』に当てることを決めた。素晴らしい大英断です。これぞ政治ですね。
政治の基本姿勢は何かと問われたら『大砲かバター』ですよ。
政治家は皆「大砲」に代表される武力・戦力・軍隊が大好きです。根本的にそのての人が政治家を目指しているから当然である。『文韓国大統領』も軍隊と大砲は大好きだろう。その好物をチョット脇によけて、民政剤である『バター』にお金をつぎ込むという判断は称賛に値する。見直しました。
日本はこの分野(感染症対策)で韓国に大きく水をあけられた。初動が遅れ、追いつこうともしていない。
韓国は現在新たな患者の発生は認めていない。或いは一桁に押さえ込んでいる。
PCR検査を積極的に導入している。ドライブ・スルーで検査し、後日携帯に連絡する。 日本はドライブ・スルーを始めたのは鳥取県ぐらいである。大阪でも始めている。この報道によると、韓国ではPCR検査は30万件も行われているのに、日本ではたった1万4000件しか行われていない。この差は一体どうしたことでしょうか!
技術立国であり、医療技術も秀でていると確信してきた。今もしているのだが、言い訳ばかりで検査数は増加しない。検査が非常に煩雑で熟練技術が要るとしても、PCR 検査の必要性が叫ばれて2月ですよ。『上』先生の急先鋒的な批判を全面的に肯定をする立場ではないが、何が・何処がネックになっているのだろう。
漢方薬 清肺排毒湯 の有効性が中国では大きく報道される。インフルエンザに麻黄湯が効果であるようにきっと効果があると思う。
迅速抗原検査 イムノクロマトグラフィー法の抗原検査
5月の薬事承認を目指している。精度はPCRに比べて落ちる。インフルエンザの迅速キットと同様な仕組みです。
10分前後で分かる。横浜市立大学 ウイルスの検出に役立つ物質を開発
註
中国やシンガポールで導入している検査は抗体検査(イムノクロマトグラフィー法)
ウイルス(抗原)に感染すると血液中には抗体(免疫グロブリン)が発現する。感染初期には免疫グロブリンM(IgM)、感染からしばらく経つと同G(IgG)が現れる。「IgM陽性・IgG陰性」は感染初期を、両方が陽性であれば感染真っただ中をそれぞれ示し、「IgM陰性・IgG陽性」は免疫を獲得した状態を表す。一般的にこれらを迅速に測定できるのがイムノクロマト法で、高精密に測れるのがELISAだ。
国の評価では市販のイムノクロマト法検査薬の精度は低い。より精密な酵素免疫測定法(ELISA)の開発も始まったばかり。
ELISA法(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay):
抗原または抗体を使った免疫学的測定法の1つ。試料溶液中に含まれる目的の抗原または抗体を、特異抗体あるいは抗原で捕捉し、酵素反応を利用して検出および定量を行う。
イムノクロマト法:
抗原抗体反応と毛細管現象を応用した免疫測定試薬。簡単な操作で病原体などを目視で検出することが可能であり、既にインフルエンザウイルスや妊娠診断などで実用化されている。
4月24日 金曜日 快晴 チョット寒い 5℃ぐらい
夜間 患者さん 6人 日本中が震え上がっている
女優の岡江久美子がコロナ肺炎で死亡。昨年12月に乳癌の手術を受け、この2月に放射線治療を受けている。
著名なタレントとしては志村けんに続き2人目です。一方、石田純一は三途の川を渡り始めていたが、アビガン投与で劇的に回復・・・インタビューで答えていました。富山の女性はアビガン投与するも死亡する
岡江久美子は 連想ゲームの常連さんとして覚えています。結婚した大和田獏さんともこの番組の取り持つ仲だった。白組のキャプテンは 加藤芳郎、 紅組は 中村メイコ・・・中田喜子・藤田弓子
ヒント「軽い刀」→正解「思いやり」(重い槍)、
ヒント「お皿型」→檀ふみさんは自分の胸をちらっと見て「胸」と答えたが正解は「UFO」
you-tubeで診てみました。懐かしいですね。この番組を観て語彙が豊かになりましたね。
しかし、今や、連想力、想像力の欠如ですね。全然解けません。
4月25日 土曜日
朝、ちらっとテレビを観ていたら、アビガンのことを放送していました。福岡記念病院ではアビガンを比較的軽症患者さんに投与している。福岡市の市長さんの発言はハッキリしていた。
平時であれば 治験をやって薬事審議会の審査を経て使用がが許可されるべきである。しかし、今は「有事」である。アビガンが軽症患者にも、より多くの医療機関でも使えるようにして欲しい。要望書を提出しました。福岡市・九州大学病院長・福岡大学病院長の連名で、厚生労働大臣や特区の担当省庁である内閣府に要望書を提出しました。
「アビガン 医師の判断で投与を」、国に規制緩和を要望
現在はアビガンを一人の患者に処方するごとに病院で毎回、外部の委員も入れた倫理審査委員会を開かなければならない決まりがあります。PCR検査によって陽性となれば、感染症の専門医師が問診やCT検査、副作用などを考慮し、本人に説明して同意を得た上で、アビガン投与の判断を行えることにするのです。
PCR検査で陽性が出る→観察研究を行う病院(九州大学病院、福岡大学病院、福岡市民病院など)で医師の診察の上、副作用等を考慮し、投与が適切と判断されれば、初期の軽症の段階からアビガン投与→自宅やホテルなど病床以外の隔離などで済む。重症化が減少。そして、ウイルスの絶対数が減少する。
日本医師会横倉義武会長
アビガンの1日でも早い使用許可をお願いしたいと会見で述べる・。「アビガン早期承認求める…早く政治で決めていただく必要がある」
日本感染症学会のシンポジウム
アビガン投与2週間で重症者6割が改善、軽症者では9割…「それぞれの薬に長所と短所」
大砲かバターか
政治は詰まるところ軍事力の増強か、国民の生活を豊かにするかの選択である。
今は国防費を削って、というよりもコロナウイスル対策をすることが国防なのだ。検査の整備を、収容する病院を作るべきだ。人員を教育することだ。一国の宰相とはどう有るべきか!。今はバターに全力を注ぐ時である。政治とは法の範囲以内で、憲法の規定内で、最大限の振幅をさせることである。これまでの6年間、結構ごり押しも有ったじゃ無いですか!豪腕ぶりを発揮して下さい。
自由からの逃亡
社会主義国家が勝つかもしれませんね。ファッシズムの時代が来る可能性がある。今回のコロナ戦争で勝ち組というのか抜け出たのは中国と韓国と台湾ですね。中国は完全な都市封鎖を行って撲滅(?)しつつある。
民主主義は時間が掛かりすぎる。即断即決では決められない。常に選挙民である国民を意識する必要に迫られる。不人気なことには踏み切れない。
韓国のこと
軍を投入してPCR検査を強行した。そして軍の施設に収容した。戦闘機を購入するのを延期してコロナ対策費に補填した。その技量に度胸に拍手です。これぞ政治です。
世界最多の検査件数 韓国は国際社会で今、世界で唯一、ロックダウンせずに感染を抑制できている国として注目を集めてもいる。なぜ抑制できているのか、その理由として真っ先に挙がるのは大規模な検査だ。4月8日累計で50万件です。 1日に行う検査は、公共では感染病分析センターなどで2000件、民間では病院や受託機関で2万から2万5000件ほどだという。
非常に高性能で検査時間の短いキットを2月に開発している。 要請があれば日本に無料で供与しますよとの申し出があるも、「分けて下さい」と申し出たのかな?
専門家による毎日のブリーフィング
疾病管理本部のトップは 医科学者である。日本は経済再生担当の西村大臣です。
韓国人が考える6つの「感染抑制の理由」
「マスク曜日制を可能にしたマイナンバー(住民番号)制度、国民皆保険制度、医療関係者の献身、超高速の通信網、残業に慣れている公務員、使いやすい警察や軍のマンパワー」。
IT大国といわれる韓国はインターネットのインフラも充実していて、在宅勤務できる環境も整っているといわれ、また、警察や軍関係者もコロナ対策ではフル稼働している。警察関係者は海外からの帰国者の輸送などを行い、軍関係者はマスク製造に投入され、また、コロナ感染を怖れて献血量が不足し始めると、4万9000人の軍関係者が志願して献血を行ったと伝えられた。
「コロナをしっかりと統制している防疫先進国、韓国」の評価が定着する
台湾
台湾の38歳天才プログラマーIT大臣
オードリー・タン(唐鳳)氏(38)。2016年、35歳の若さで抜擢されました。
史上最年少、史上初の中卒、そして史上初のトランスジェンダー――
3つの“史上初”を持つ、まさに異色の経歴の閣僚です。
天才的なIT学者を担当大臣に任命してマスク管理をさせた。 マスク買い上げで実名制販売。2月6日、政府はマスクを全て買い上げ、実名制で販売すると宣言した。
(1)一人につき、一週間に購入できる数は2枚。
(2)身分証番号(日本でいうマイナンバーカードに相当)の下一桁により購入できる日数が異なる。
(3)1人につき、1人分の代理購入が可能(ただし身分証は要持参)。
(4)販売店舗には、毎日大人用マスクが200枚、子供用マスクが50枚ずつ入荷する。
そこから約1か月経った3月2現在は12歳以下の子供が一週間につき5枚、大人が3枚ずつ購入可能となっている。 混乱は全くない。 また画期的な取り組みの一つとして「リアルタイム検索」が挙げられる。 今現在、どの店に、何枚マスクの在庫が残っているのかを、台湾に住む人々はLINEなどのアプリで検索することが出来る。
これによって、「行ったけど買えなかった…」という思いをせずに済む上、 無駄な外出や長蛇の列による感染リスクが大幅に低下する。最寄りのマスクがどこにあるのか知るまでかかった時間は約30秒。iPhoneユーザーならば「Hey Siri、マスクの販売状況を教えて!」と言うだけで同じく最寄りの店舗在庫が表示される。
86%が「政府の対応に満足」
ここ2週間が正念場だと言われる日本は、台湾に続くことが出来るのだろうか。
4月27日 月曜日 晴れ
世界の感染者300万 死者20万5000人超
日本の発生件数も減少し始める。 しかし、期待値よりは多い。
これでは5月7日の解除は難しい。
WHO 今年初め
人から人へ感染する証拠はありません。中国からの渡航制限はしないように
全くの油断でした。油断ではなくて、中国への肩入れ・忖度でした。
台湾も、韓国もベトナムも1月末には中国からの入国を拒否しました。制限した国では流行の拡大を阻止しています。日本が拒否したのは3月上旬です。
その頃のヨーロッパの対処はこんなところでした。ロンドン市長立候補者は東アジアの流行をまるで人ごとのように捕らえていました。公約で『日本に変わってオリンピックを開催する用意がある』
今では笑い話にも、ブラック・ジョークにもならない。
PCR検査を考える
B型肝炎の失敗の繰り返し
政府の専門家会議は「日本はコミュニティーの中での広がりを調べるためのPCR検査はしない」(副座長の尾身茂・地域医療機能推進機構理事長)との考えだ。感染のつながりがある患者の集団「クラスター」の追跡に重きを置けば拡大は防げる。こうした専門家の見解に沿って、4月7日の緊急事態宣言後も、政権幹部は「韓国のようなドライブスルー方式の検査はやらない」と、かたくなだ。しかしこの方式では患者が、陽性者があちらこちらに点在している現況では非常に片手落ちのままである。感染者集団の塊(クラスター)
2着目してその感染経路を徹底的ニッ追求する、押さえ込んでいくクラスター方式を過信した。水平感染を想定していなかった。早急な対策が必要である。
しかし、日本は同じ失敗を『B型肝炎ワクチン』の折に犯している。母子感染であると捉えて妊娠時のB型肝炎罹患が判明した母親から出産した症例に対して積極的に予防接種をしてきた。が、それでは感染の蔓延を防ぐことは出来なかった。水平感染で拡がっていった。B型肝炎ワクチンは『ユニバーサル・ワクチン』と呼ばれ世界中の国で幼児期に接種されてきている。我が国が、定期接種に組み込んだのは2016年10月からである。何時も話の種にするのだが、あの北朝鮮でも定期接種と定めている。
4月26日昼放映のTBS系TV番組「アッコにおまかせ!」内で、「来年オリンピック開催はできるのか」と質問され、
長野保健医療大学北村義浩教授が「0%です。0.000です」と答えていました。
韓国の文在寅(ムンジェイン)政権が日本に対し、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査キットなどの支援を検討している。販売や無償提供も想定している。国内の対日世論を考慮し、日本政府からの要請を実施の前提とする方針だ。
今回の「コロナ危機」が需要と供給を同時にシュリンクさせる特異な現象を招き、リーマン・ショックを上回る打撃を日本経済に与えかねないという強い危機感があった。
4月28日 火曜日 快晴
東京都 3日ぶりに100人を超える。 +112人 合計 4000人を超える
日本全体、人口10万人当たり平均7.8人、東京都は20.1人 岐阜県 6.8人
現在の外出制限が緩和され、経済活動が再開しても、日常生活がすぐに「新型コロナ前」に戻ることはないだろう。手洗いの励行やマスク着用義務、職場での検温、3密を避けることなどは継続される。高齢者や基礎疾患を持つ人の外出制限は引き続き行われる。夜の歓楽街、繁華街という概念は無くなることはないだろうが、大きく変わるだろう。『握手』をする、軽い口づけの挨拶、ハグなどの習慣はどうなるのだろうね。国境を越えた旅行の再開は当分先で、入国後に14日間の自主隔離を求められる状況が続くだろう。 識者は「これがニューノーマル(新しい常態)だ」と語り「正直なところ、握手はすべきだとは思わない」と話す。これまで当たり前に行われてきた習慣が今後は変わる可能性もある。 今後、外出自粛が緩み、経済活動や学校が再開しても、私たちはしばらく、危機前とは違う「日常」を過ごすことになりそうだ
4月29日 水曜日 快晴 23℃
待望の夏日まであと一歩です
米国の感染者が100万人突破 世界最多、初動対応に批判が噴出。感染症による死者は5万8千人を上回っており、いずれも世界最多。トランプ大統領は感染拡大の峠は越えたとみて、停滞する経済活動の再開に意欲を示すが、その動きに批判的な意見も多い。
レムデシビル、近く承認へ 特例で5月にも、新型コロナ、初の治療薬
筆者の嘆き 他にも注目すべき薬剤が有るようなきがするが・・・!
安倍首相は、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「レムデシビル」について「間もなく薬事承認が可能となる」と明らかにした。審査の手続きを簡略化する「特例承認」を適用し、5月にも利用可能にする。国内で最初の新型コロナ治療薬となる見通しだ。日本の研究機関も参加した臨床研究では、投与された重症患者53人の7割近くで症状の改善があった。一方で4分の1に腎機能低下などの重い副作用が報告された。
「中国での臨床試験では効果がなかった」とする報道が米国であったばかりだが、同社は「研究の解釈の仕方が不適切だ」と反論している。日本で開発された抗インフルエンザ薬ファビピラビル(商品名アビガン)も国内で臨床試験が進み、治療薬としても認められる可能性がある。(5月5日の報道では連休明けにも承認されるとの報道がある。 余りに遅いがそれでも大きな、大きな一歩を踏み出しますね)
※レムデシビル
米製薬会社ギリアド・サイエンシズが開発したエボラ出血熱の治療薬。エボラ出血熱への有効性は未確認で、まだ承認した国はないが、新型コロナウイルスの重症感染者に投与した研究で有望な結果が出ている。
4月30日 木曜日 快晴
今年初めての夏日 25℃を越す。待望の夏日です。
少ないPCR 際立つ日本
韓国 ウォーク・スルー検査 ドライブ・スルー検査
累計 60万件 数時間で結果が出る。
ドイツ 200万件 1日 50000件
ロシア 300万件
米国 540万件 週 200万件を目指す
日本 13万件 今後1日20000件を目指す。
日本の検査は陽性率は 40%と高い。
正確な感染状態を反映していない。
私は泥を被ってもいい。「8割おじさん」西浦博北海道大学教授の悲壮な覚悟
政府の専門家会議の委員を務めておられるが、報酬を辞退されている。報酬を貰えば、自分の意見を通すことが出来なくなる。
身体的にも、精神的にも自由の身のままで行動・思考・そして発言したい。
関節リウマチ薬、新型コロナに「著しい」効果
重症化した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者にみられる過剰な炎症反応の抑制に対して、関節炎の治療薬「トシリズマブ」(前阪大総長の岸本先生が開発されたアクテムラのことである。本庶祐先生も有効性を説いておられる。)が有用である可能性が出てきた。フランスで行われている臨床研究の初期段階で有望な結果が示された。
仏パリ公立病院連合(AP-HP)が行った今回の研究では、COVID-19患者の5~10%で発症する中度から重度のウイルス性肺炎で入院した129人を調査した。
東京で新たに46人が感染 2日連続50人下回る
5月01日 金曜日 晴れ
コロナ退治の夏日到来
昨日、4月30日(木曜日)八百津は今年始めて夏日を記録しました。全国的にも今日初めて記録したところが多かった。今日はグングンと水銀柱が昇りました。27℃です。
朝はチョット肌寒く半袖にカーディガンが欲しかったが、午後からは半袖です。夜間診療中、職員も全員半袖姿です。若い女性の二の腕の白さが眩しいですね。
が、今年は鼻の下を伸ばしていやらしくスケベっぽく鑑賞している心の余裕は全くありません。この4月末からのチョット早い夏日到来は絶好のコロナ退治の機会です。気温が高ければウイルスの活性化が下がります。こんな日が10日間続いて欲しい。緊急事態宣言による全国規模の自粛要請により、ウイルスの人から人への感染が減少しつつあります。よって、陽性者の発生件数も減少傾向になりつつある。自粛要請による行動変異と連続夏日の相乗効果でコロナウイスルを収束に向かわせることが出来る。「収まる収束」である。「終わりの終息」ではありません。 チョット一息つけますね。辺りを見回すことが出来ます。
でも!でも!!
私の描いた未来予想図とはチョット違います。もう1本柱が必要です。その柱とは治療薬の積極的な活用です。私の狭い了見では治療薬とは陽性者、軽症・中等症に対するアビガンであり、重症症例に対するアクテムラのことです。
緊急事態宣言に基ずく「ソ-シャルディスタンス」に代表される行動変容、最高気温が25℃を越える夏日10日連続、そして積極的な殺ウイルス作用を持つアビガンの投与、この3つが揃って始めて収束に向かう。三位一体の対処が必須です。残り時間は余り多くありません。10月の末には寒くなります。再びウイルスが活性化してきます。それまでに可能な限りウイスルを封じ込めることが必要です。
それでも、それでも以外と早い時期の夏日の到来(明日5月2日には30℃を超す、真夏日が予想されている)です。このチャンスを生かして、一歩も二歩も前に進みましょう。
東京で新たに165人感染 再び3桁へ悪化、3日ぶり
国内コロナ感染新たに265人
緊急事態宣言 1か月程度延長へか?
(5月4日、安倍総理大臣から5月末前の延長が発表されました)
今回の「コロナ危機(戦争)」が需要と供給を同時に萎縮・縮小させる特異な現象を招き、リーマン・ショックはおろか世界大恐慌に匹敵する大打撃を世界中に、日本に日本経済に与えかねないという強い危機感がある。
こんな強者(大馬鹿者 許されざる者)もいる
東京都在住の女性
4月26日に味覚と臭覚の異常を感知していながら28日まで勤務。29日には山梨の実家に帰省し、翌30日には友人達とバーベキューを楽しんだ。勤務先の同僚がPCR陽性と判明したので、1日に検査を受けた。2日に陽性の結果が出た。陽性の結果を伝えられたのも拘わらず、その脚でバスで東京に帰った。20代の女性の後乱行。
以前にもそんな報道があったが、その時とは世の中の状況が一変している。あのパフェットですら『世の中の全てが変わった』と発言しているのだよ。
吉村洋文大阪府知事の検討
「 出口がなければ不安しかない」 独自の自粛解除基準を発表
病床の利用率
PCR検査の陽性率
新規患者の経路不明率
大阪府はPCR検査を積極的に行っている。5月3日までの累計で17840件(1日平均 600-700件)行っている。陽性者の発生は最新データーでは10名である。陽性率は10例/607=0.017つまり2%以下である。感染経路不明率は25-30%ぐらいを示している。
東京都の統計では1日平均400から500件であり、累計の総数の発表はない。全国の集計では152029人である。
大阪府は知事以下全職員で封じ込めに全力を挙げていることがよく分かる。吉村知事の独自案には耳を傾けるべき所がある。
令和2年5月5日 脱稿