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新元号を推量する(平成31年3月29日 追記)
決定権は国民にはないが、あれこれと議論をして推理して楽しむことは許される。私が生きている間には再び巡ってこない絶好の機会だ。そして期限も迫ってきた。議論に花を咲かせ、元号を勝手に決めてしまう心意気だ。
ことし4月30日の今上天皇陛下の退位(天皇の退位は1817年の光格天皇(119代)以来、実に200年ぶりの出来事ですから)と翌5月1日の皇太子殿下の新天皇への即位に伴って、元号を「平成」から改める改元が行われる。これに先立つ来月(4月)1日に、政府は、前回の手順を踏襲して、新しい元号を発表することにしています。次の元号を事前に決めて発表というのは、始めてかもしれませんね。
新しい元号の候補案について、政府が、有識者から提出された数十程度の中から、すでに十数個に絞り込んでいることが政府関係者の話で分かりました。当然だと思います。
これまでの元号は確認されているかぎり、「典拠」、いわゆる出典がすべて中国の古典とされていますが、今回の候補の中には、日本の古典のものも含まれているということです。
政府は、今後、「これまでに元号として使われたことにないもの」「国民の理想としてふさわしいよい意味をもつもの」「一般的に使われているものではないこと」「頭文字のアルファベットがM, T、S, Hでないこと」など、「元号選定手続」の選択留意点に従って、さらに絞り込み、最終決定をすることにしています。
さらに新元号の選定に当たる有識者の「元号に関する懇談会」をめぐって、政府は、就任の打診を終わっているようである。
事前に洩れることがあっては一大事なので、新元号に関する情報管理を徹底させています。選定に関わる閣僚や「元号に関する懇談会」のメンバーとなる有識者全員、発表当日の来月1日は、新元号の発表まで、官邸内にとどまるよう要請し、外部との連絡も遮断することを検討しています。
そんな、国家の一大事は政府にお任せするとして私も日本国民として案を巡らせてみようと思っています。
まずこれまでに使われた元号の一覧です。既に使われたことのある元号は済使用出来ません。
続いて、ネットで探してみました。沢山ありました。
先ずは、
*ソニー生命が行った全国アンケート新元号ランキング上位10傑
**街の酒屋さんが行ったアンケートランキングでは
*** 平成の次はこれだ!新元号予想 或る人の予想はこんなところでした
① 文世(ぶんせ・ぶんせい)
②2 啓世(けいせい)
③ 啓生(けいしょう)
④ 安久(あんきゅう)
⑤ 安明(あんめい)
⑥ 永明(えいめい)
⑦ 京安(きょうあん)
⑧ 光文(こうぶん)
そして:個人的には「文世(ぶんせ・ぶんせい)」が最有力だと思っていると締めくくられていました。
****こんなものもありました
所功京都産業大学教授が過去の元号、そして登った候補を整理して残った有力候補
久化
延化
治応
寛化
久暦
暦久
平成の元号考案者の1人だった目加田九州大学教授の推敲メモも見つかりました。
そのメモには
*****その他では
喜永(きえい)
寛富(かんぷ)
和光(わこう)
総免(そうめん)
まさに百花繚乱の状態です。ワイワイガヤガヤ、あれやこれやと騒げるのはあと28日だけです。
頭をフル回転して考えましょう
最後に私の個人的な考え・好み
和光はとっても良いです。が、試薬会社が、銀座に装飾品のお店があります。
そこで同じ「わこう」でも「和孝」はどうでしょうか。
或いは
「陽和(ようわ)」はどうでしょうか。
「総免」よりはましなインプレッションです。
色々の記事を読んでいると、安心の安全の「安」の文字が人気のようですが、時の総理大臣の名字と同じというのはまずいと考えます。出来れば避けた方が無難だと考えます。よからぬ奴等はそこに「恣意」を感じてしまいます。
平成31年3月3日 脱稿