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今年こそインフルエンザの逆襲があるだろう(2022ー2023年)

インフルエンザ予防接種のお勧め

今年の冬は特別な冬になる

 

2020年,2021年の冬 インフルエンザは殆ど流行りませんでした。特に昨年は全く予想が外れました。『3密』を守り、手洗いとマスク着用を守った。不用・不急の外出を極力控えた。これらの予防手段が効を奏したのだと思います。

 今年はチョット違います。外出制限がなくなりました。観光地もデパートも大賑わいの様相、繁華街、行楽地の人出が急激に増えています。11月に入ってから新型コロナウイルス新規患者数は増加し始めています。しかし、大流行はしていません。安堵し気が緩んでいます。それは当然です。しかし、その間隙をついてインフルエンザの流行の可能性があります。そして、2年間流行がありませんでした。インフルエンザウイルるに対する抗体がなくなっていますね。この2つの要素が大流行をもたらす可能性はある。2つの感染症は、症状が似ているので臨床症状から区別する事は難しく、それ故早期の的確な診断や治療が難しい。

 現在私達は、コロナウイルス感染症に対して積極的に2価ワクチンを接種を呼びかけています。そして、11月22日には塩野義製薬から殺ウイルス作用のあるコロナウイスル治療薬「ゾコーバ」が発売されました。2価のワクチン接種と罹患時のゾコーバ服用で「鬼に金棒」となりました。インフルエンザウイスルに対しても、出来るだけ多くの方がワクチン接種をして集団免疫状態を造り上げましょう。治療薬としてはゾフルーザ、リレンザ、タミフルなどの治療薬が揃っています。

「季節性インフルエンザ」と「新型コロナウイルス」が同時期に平行して日本で(北半球)流行したら大混乱になります。私たちに出来ることは『季節性インフルエンザ』の予防接種をきちんと受け免疫をつけておくことです。

可能な限りの備えをしておくことが一番大事です。             

 

<<予防接種期間>>

 

65歳以上の方 令和年10月01日(土)~12月29日(木 午前中)

65歳以下の方 令和2年10月16日(水 午前中)~12月29日(木 午前中)

 

 <<接種時間>>

午前中  午前09時から12時まで(月曜日から土曜日)

夕方   午後5時から午後6時30分(月・火・木・金曜日)

     (水曜日と土曜日は 夕方は休診)

 

<< 接種代金>>

65歳以上の方   1回  1.500円

65歳以下の方   1回  3.000円

 

 

<<接種回数>>

 

   生後6ヶ月未満の乳幼児への接種は許可されておりません

  6ヶ月から10歳未満:2回接種が望ましい(連続接種も可)

                                               <<予約>>

予約は受け付けておりません

 

注記

 

接種希望者の予測がつきません。かなりの混雑が予想されます。

当クリニックは医師1人、看護師3人の小規模の医療機関です。

希望者が予想外に多い時には,来院当日の接種をお断りすることがあります。

ご了解下さい。

当クリニックとしては早めの接種をお勧めしています。

「早く打つと春先に効果がなくなりませんか?」と質問されますが、大丈夫です。

晩秋から早春にかけて効果は持続します。

 

                            令和4年月11下旬

 

 追記

 

南半球の冬期間(令和4年6月から9月)の間のインフルエンザの発生件数はここ数年で最悪だったと報告されている。コロナ流行前と同じ規模の感染だった。誰もが外出を控えていた。少し体調が悪ければ登園を、登校を控えてきた。だから感染症が少なかった。しかし、その方程式が今冬の日本に当てはまるかどうかは怪しい。行動制限の規制は有りません。外食も、接待を伴う飲食もふたたび市民権を持ち始めている。この状態でコロナとインフルエンザがの2つの感染症と発症すると大変なことになる。新型コロナワクチンは国民の7割以上が3回接種しました。続いて、季節性インフルエンザの予防接種を受けて備えを万全としましょう。

  前厚労省医務技官鈴木さんも『このウイルスも3年か、5年か、7年か分からないが、いずれ弱毒化していくのは間違いない』と述べておられる。

電話・FAX

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