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四面楚歌のロシア軍それとも冬将軍の到来を待つ狡猾なプーチンか

 苦戦が続くロシア

ロシア国内で拡がる30万人の予備役の招集(09/21日)の余波

苦境のプーチン氏が予備兵30万人を招集、核の脅しも公言する。
 緊張高めるロシアの戦術、或いは劣勢挽回の最終選択!!

対象となるのは2500万人だ。30万人はその僅かに1%に過ぎないと強がりを言っているが、職業軍人以外の一般のロシア人を対象にした招集である。国民には不人気だろう。不人気と言うよりも約束違反だと映り、反プーチン感情が湧き出てくる。断っておきますが、ロシアは徴兵制です。18歳から30歳までの成人には徴兵義務があります。
今回はこの徴兵制で兵役を経験した成人を再招集する。
今回のウクライナ侵攻をプーチンと職業軍人がやっている特別軍事行動に過ぎないと半ば諦めの感覚で眺め、対処してきたロシア人も人ごとではいられなくなった。召集令状が突然届く事態になった。勿論、自分の国の指導者が始めた侵略に対して無関心を装い、平然と変わらぬ日常生活を続けることが、大きな誤りである事を指摘しておかねばならない。

ロシア大統領、核兵器使用を示唆

米「深刻にとらえる」
核攻撃のシナリオはこうだ。
ウクライナ東部・南部の占領地域で帰属を決める住民投票を実地する。実施を始めている。投票とは名ばかりの名ばかりのやらずでもがなの似非住民投票です。投票は形ばかりであり当然新たなロシア領になる。そのロシア領にウクライナ軍が攻撃すれば、ロシアに対する攻撃と見なす。
それが
「わが国の領土保全が脅かされた場合、ロシアとその国民を守るためにすべての手段を行使するのは確かだ。はったりではない」との言明の意味するところである。
喩え、超小型戦術核であったとしてもその実際の使用は世界中を震撼せしめる。世界中の全てが止まってしまうだろう。世界の心臓が止まる。そのニュースを食事中に聞けば箸と茶碗を落としてしまうだろう。世界の終わりを嘆き悲しむもの、・・・想像を絶する反応が世界中を駈け巡るだろう。物々交換経済のロシアは余り影響を受けないかもしれないと計算をしているかもしれないが、死の灰はロシアにも影響を及ぼす。ヨーロッパは完全に閉ざされた世界となる。英国の報復などとなればもう想像のつかない世界が拡がります。
 が、この時期に予備役の投入を表明せざるを得なかった事情は、ロシア軍の苦境を物語っている。
改めて浮かび上がるのは、ロシア軍の状況である。ロシア大本営発表は全く信用できない。正確な状況はそれほどまでに深刻なのか。イギリスの国防省などが「ロシア軍は兵員不足が深刻」という分析を相次いで発表していた。
予備役招集反対デモが行われ、逮捕者も出ている。「私達を巻き込むな」という強い国民のメッセージである。徴兵忌避の方法として「骨折の方法」までが動画で紹介されている。ビザなしで出国できるトルコへの出国便は予約で一杯である。グルジアなどの周辺国の国境にも出国を希望する人々が集まってきている。

最早、形勢の逆転は望めない。

窮鼠猫をカムの如く、乾坤一擲の手段としての核兵器の使用が、本気で取りざたされ始めている。
こんな時だからこそ、広島の原爆記念館を視察して下さい。そしてその悲惨さを繰り返してはなるまい。

ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、こうした動揺を踏まえてロシア国民に対し「半年間でロシア軍の55000人が死亡、数万人が負傷した」「己の良心に基づいて抗議したり、逃亡したり、捕虜になるため投降したりしてほしい」「生き延びるためには逃げろ」と呼び掛けた。
ロシアから逃げてきなさいと誘いました。
じりじりと追い詰められてきたプーチンロシア

「核テロ」か「亡命」か 窮鼠のプーチン大統領が狂乱状態に 
「台湾統一」難しくさせたと習主席は激怒
 盟友から一変、上海機構の首脳会議で何があったのだろうか!
中国にしてみれば、ロシアのバカタレが、俺の足を引っ張りゃがってというところかな。
中国のシナリオ  ロシアのウクライナ侵攻はロシア有利に進められ西欧諸国もウクライナの応援疲れで、厭戦ムードの高まった候を見計らって、台湾を武力解放するつもりだった。占領すればそれが正義である。国際的にはこれですっきり。台湾は中国領中国も助けてやりたいが、今更援助をすれば、中国も一緒に悪者にされ壊死舞う。中国も助けてやりたいが、今更援助をすれば、中国も一緒に悪者にされちゃう。

ロシアを叩くことが出来れば今度は中国が矢面である。覇権主義は悪という方程式が出来上がっているので何ともならない。ロシア軍がこれほどまでに脆いとは思わなかった。ウクライナ軍がこれほどまでに訓練され用意周到であるとは思ってもみなかった。

 

 

9月28日

ウクライナの住民投票
 東部のドネツク州とルハンシク州、南東部ザポリージャ州、南部ヘルソン州で、いずれもロシアへの編入に「賛成」する票の割合が80%から90%に上り、「反対」を大きく上回っている。
武装兵士を伴った「選挙委員」が戸別訪問して住民に投票を事実上強制する。占領した4州だけでなく、ロシア国内でも投票が出来る。投票箱は透明である。銃を突きつけて賛成票を書かせるのだから、とうてい民意を反映したものではない。吉本新喜劇でも使わないネタだろうね。
そして、予備役の招集は占領したウクライナでも行われている。勿論ロシア兵に編入である。ここまで来ると取り決めなんて要らないね。何とでも口実をつける。乱暴狼藉の数限りなしという状態である。
 ロシア国内の徴兵回避の動きは拡がっている。国境の検問所前には脱出を試みる車の列が長蛇である。いっそのこと機銃掃射したらいいのにね。

プーチン大統領が併合を宣言する。つまり、ウクライナ領からロシア領に編入されるだろう。最大の危機はこの後に訪れる。ウクライナ軍がこの併合された地域に攻撃をすると、ロシアに対する攻撃と見なされる。
ロシアは自国に対する攻撃が起きた。国連憲章にも「自国防衛」は当然の権利として認められている。
戦火を拡大させてくる。大攻勢を仕掛けてくる。

予備能力が無い。余っているのは核弾頭だけだ。
広島型の10分の1都いわれる戦術核を打ち込め。威嚇をしろ。ウクライナの戦意を喪失させろ。となる。

「住民投票」「部分動員」プーチン大統領 次の一手は
茶番と言うよりも最早想像力のかけらも感じられない捏造の住民投票
 95%を超える投票率・・・あり得ない。
第一、ロシア占領下の住民の数、即ち今回の住民投票の対象人数も分からない状態の投票率って何ですか。
 98%近い賛成票
    戸別訪問、銃を突きつけての投票、モスクワでも投票
    選挙制度というものをの根底をぶち壊している。

部分動員
ロシア国内に動揺が走っている。軍事行動ではない。戦争である。
誰が徴兵されるのか?
ロシアの政権の杜撰さ

兎に角,強権政治の中で拒否運動が紅蓮の炎のように拡がっている。

次の一手が「核兵器の使用」
30日にはプーチン大統領は住民投票の結果を重視して4州のロシアへの併合を発表
その後、ウクライナ軍による攻撃はロシアに対する攻撃である。
自己防衛としてあらゆる手段(核兵器の使用を含む)で攻撃をする。

この男の断末魔はヨーロッパを地獄に変えるかもしれない
最悪のシナリオ”として、小型戦術核による原発攻撃を挙げる。
「原発は頑丈に造られているため、通常兵器では破壊が難しい。しかし小型戦術核を使えば、原子炉を破壊して放射性物質を撒き散らしてウクライナ全土を“焦土化”させることが出来る。これ以外に戦況を反転させる手段はない。

第4は「冬将軍」の到来

天然ガスの海底パイプライン「ノルドストリーム」ガス漏れ事故
 新たに4カ所目のガス漏れを確認。破壊工作に遭ったとの見方
 エネルギーでヨーロッパに圧力をかける狙いだろう。

ロシアがどんなに苦境に陥ろうともエネルギーがある。
 冬が来る。暖かいロシアと暖房のエネルギーに事欠く西欧
 つばぜり合いはまだまだこれからだ。


9月30日
世界終末時計が最も近づくこの一週間です。
1962年   キューバ危機以上ですか
1990年ー1991年の東欧の民主化とソビエト社会主義連邦の崩壊
    
世界終末時計。2022年現在は「100秒前」となっている。

ハルキウとイジュームで歴史的敗北、なぜロシアはこれほど弱いのか
7月まではロシアは大攻勢をかけていた。8月から風向きが変わってきた。ロシア軍の前線への補給がつかなくなってきた。
アメリカのハイマースを始めとした最新長距離ミサイル弾をウクライナ軍が自由に使えるようになった。ロシア軍の命綱の橋や道路をピンポイントで攻撃できるようになった。前線のロシア軍は孤立している。俄仕立てのロシア軍にはその師団に武器弾薬・食糧を補給する術を知らない。業を煮やしたプーチン大統領は強硬派の意見を取り入れて一般ロシア人の予備役の招集を始めた。建前は30万人を招集するだけだと言っているが、実際には100万人ぐらい招集されるだろう。災いが自分達に降りかかる辞退にまで戦局が悪化していることを知り、このままでは徴兵される。ロシアが壊滅されると国外脱出が始まった。もう汽車の切符が飛行機の切符が購入出来ない。

最後の味方、ロシア国民からも見放され始めた。
ロシア国民の大半は特別軍事行動には反対だ。しかし、プーチンの義憤にも理解を示していた。冷戦が終わった時にNATOはそれ以上に東進をしないという約束を当然の如く破ってドンドン責めてきた。今やロシアはNATOの包囲網に囲まれてしまっている。危険である。その対ロシアの急先鋒がウクライナの親欧米の傀儡政権である。軍事介入をして取り戻すべきである。
元々、ウクライナはロシアの領土である。キエフ公国以来の親密は間柄である。目を覚まさせてやろうというプーチン流の解釈に一定の理解を示してきた。

国民皆兵とは言わないが、予備役が招集され一般国民にもいつ何時「召集令状が届く辞退であることに驚いた。
日露戦争と同じSITUATIONです。
厭世気分がロシア国内に蔓延するだろう。
プーチンが一番恐れていたことである。
恐怖政治であり、専制政治であるが、それなりにロシア国民は豊かになってきている。自由は少ないが、困窮生活ではない。これはプーチンのお陰である。
この前提が崩れる。


苦しいプーチン、頼みの綱は「冬将軍」と欧州の「足並みの乱れ」

「ウクライナ疲れ」
イタリアは極右の政党が政権を担うことになった。原子力発電所を持たない。電力の45%をロシア産の天然ガスに依存している。
「ウクライナのために、なぜイタリア人の生活が困窮するのだ」という怨嗟の声が高まっている。
スウェーデンでも極右政党が過半数を制した。
ハンガリーはEUの制裁には従わないと公言している。
年末には対露経済制裁を解除すべきだとの意見があり、右派政党は、ウクライナ戦争の泥沼化とともに、「自国民第一、国益第一」の大合唱で国民の支持を拡大している。
ドイツもこの冬の暖房温度を19℃に設定することに決めた。
、寒い冬にプーチンが期待するところである。ロシアには、豊富なエネルギー資源があるし、ロシア人は極寒に耐えることができる。ナポレオンもヒトラーも冬将軍に負けたのである。

10月02日
日本とロシアの立場の逆転
クドクドと書き連ねて、何が言いたいのかとの問いがある。
その答えは前にも書いたが日・露の国連での立場の逆転です。

プーチンの功罪
核兵器の使用という事に対して世界中の人々が真剣に考えるようになった。これまでも真剣に考えいたかもしれないが、今回で核戦争を論ずることがタブーでなくなった。
 そのうちに世界中のあちらこちらで核兵器が使われ始めるかもしれないね。
核爆発による爆弾としての能力はすさまじいものが有る。しかし放射能汚染はたいしたことはない。そこが原発事故と根本的に違うところである。広島にしろ、長崎にしろ炸裂した時の放射能汚染は遙かに想像を超えていたが、1ヶ月後に広島に入った人達には放射能障害はない。1年後には霧散していた。
人類が滅びる第一歩ではあるが、即時的にはウクライナの1地方が大被害に苦しむだけである。
プーチンの本気度・度胸(世界史に残る大罪人となる覚悟)
プーチン大統領は、かなり覚悟(追い詰められているのではない)してきてる、
アメリカが広島、長崎に原爆を落とした唯一の国だの発言は、今度はロシアが使うんだ!何が悪い」

10月4日

2月24日

ロシア軍ウクライナ侵攻により、プーチン終わりの始まりが始まりました。

 9月21日

部分的予備役動員令によりプーチン終わりの始まりが終わり、

9月30日

ウクライナ東部4州ロシア併合宣言によりプーチン終わりの終わりが始まりました。

プーチン終わりの終わりが終わる頃は、世界の終わりになっているのかもしれません。

ョット衝撃的な考えです。

終わりの終わりとは核兵器の使用のことですね。使う確率は決して高くないが、ロシア領内への攻撃が激しくなると当然の顔をして使ってくる。その第1段階は今週末です。

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