佐藤クリニックロゴマーク

その後のコロナ(令和 2年 10月)

10月01日       木曜日         快晴
                                                  中秋の名月
高血圧・心不全治療薬であるACE阻害薬やARBがCOVID-19重症化を予防刷るという研
究結果が 横浜市立大学の研究グループから発表される。感染者の経過を改善する可能性があるということだ。

 10月02日       金曜日        快晴
                                            昨日の晩は中秋の名月
午後、トランプ米国大統領『コロナウイルスに感染する』のニュースが世界中を駈け巡る。
余りに不用意ですね。世界の指導者たる資質に欠ける愚かな行為だ。細心の注意を払うべき立場の人のはずだ。世界中の人が『身から出た錆び』『自業自得』と呆れかえっている。

10月03日      土曜日     曇り

トランプ氏が緊急入院 症状悪化し高熱もあるようだ。未承認の薬を使用。  
この薬はアメリカの製薬会社「リジェネロン」社が開発している抗体医薬で、ウイルス量の減少や症状が軽くなるまでの期間が短縮される効果が認められている。
トランプ大統領のその後の経過の推移を世界中が固唾を呑んで見守っている。
 トランプ大統領は2日深夜(日本時間の3日昼すぎ)、ツイッターに、「どうやら良好だ!皆さんに感謝している」と投稿し、経過が良好だとアピールしました。

京大 新ワクチン補助剤発見で新型コロナ収束へ
 京都大学の上杉教授らはワクチンの作用を強める新たなワクチン補助剤を発見と発表する。現在の「不活化ワクチン」は病原体となるウイルスの一部を使用している。安全性が高い反面、効果は薄い。7万個の化学物質などの中からコリカマイドというワクチン補助剤を発見。免疫活動を活性化させるコリカマイドの作用で効果も安全性も高い不活化ワクチンを作ることができると期待されています。

 10月4日       日曜日      曇り

ホワイト・ハウスでクラスター発生
トランプ大統領以下14名が感染した。笑い話にもならない。その中には、メラニア婦人、,最側近のマクナニー女性報道官も含まれている。本来ならば致命的な大失点だが、大失点にしないのがトランプ流だ。得点源に変えてしまう。レベルの違う『我田引水』です。
抗体医薬に引き続きレムデシベルの投与も受ける。その後,デキサメサゾン(強力なステロイド剤)の投与も受けた。なり振り構わぬ大慌て振りが眼に浮かぶ。

生物学者の池田清彦氏 ネアンデルタール人からの遺伝子にコロナ重症化させるものが有るのではないかと語る。 「ネアンデルタール人から受け継いだ遺伝子の中にCOVID-19を重症化させるのがある。南アジアの人の50%とヨーロッパの人の16%はこの遺伝子を持ち、日本を含む東アジアの人にはこの遺伝子は見られないみたいだ」と。

10月5日     月曜日     小雨・曇り・午後晴

東京都 新型コロナ 66人感染確認 100人下回るのは先月28日以来
トランプ氏の容体、医療チームは「改善」強調 事実、元気いっぱいのようである。
しかし、己の我が儘な行動で多くの人に感染させてしまったことは確かである。全く反省をしないところがトランプ野郎のトランプ野郎たる所以だ。

富山化学は、コロナ感染者にアビガンを投与する臨床試験を通じて有効性を確認したと発表。20~74歳の新型コロナ患者156人を対象に症状が改善され、遺伝子検査(PCR)で陰性判定を受けるまでの期間を比較した結果、アビガン投与グループは11.9日で、投与しなかったグループ(14.7日)に比べて3日ほど短かったと説明した。

中国の国慶節は6億人の移動
武漢が一番の人気スポット。6億人が移動する。大半はマスクもしていない。これで感染拡大がないならば中国は完全に沈静化に成功したことになる。
どこもかしこも長蛇の列であり、大混雑。そしてマスクもしていない。
 本当に感染は起きませんでした。集団感染もなければ、継続的な感染傾向も認められない。中国だけ撲滅してしまったのか?そんな事はあり得ない。深い謎ですね。また、北朝鮮も感染者の動向を伝えていない。

10月6日     火曜日      曇り

WHO、世界人口1割が感染と推計
    実際の感染者数の20倍です。
仏蘭西・スペインに引き続きイタリア・独逸も増加

フランス  16972人・・・過去最悪
ファッションデザイナー  髙田賢三も10/05日死亡
    経済の本格的再開と感染制御・・・・

トランプ大統領、退院へ 「本当に体調良い」
  トランプ氏が退院「選挙運動に戻る!コロナ恐れるな」
  自分の軽率な行動を謝ることはない。勿論軽率だとは想ってもいない。全ての倫理概念をひっくり返した。
  ウォルター・リード米軍医療センターから退院。主治医は、「大統領の状態は引き続き改善している。退院の基準を満たしている」と説明した。

10月7日     水曜日     晴れ
     「私が感染したのは神の恩恵だと思っている。もし感染していなければ、この薬をほかの薬と同じようにしかみていなかっただろう。本当にすばらしい薬だ」と述べて、感染の経験を感染対策に生かすと主張し、対策が不十分だったとの批判をかわしたい狙いを窺わせた。「我田引水」或いは『勝手極まる言語道断の言いぐさ」
ホワイトハウスでも感染者が続出している。
ホワイトハウスを管理、守ることの出来ないものが米国の国を統治、管理できるのか
一番素直な疑問である。
なぜ、人々に範を示そうとしないのか!!  医師団もなぜ止めないのか!!

10月8日       木曜日     雨 雨

トランプ大統領 新型コロナ 体調改善の抗体医薬の普及強調

「皆さんが無料で手に入るようにする。準備はできている。大統領が受けられる治療を国民全員が受けられるようにしたい」製薬大手イーライリリーは7日、新型コロナウイルスの治療薬として開発している「抗体医薬品」について、緊急の使用許可を申請したと発表。中期段階の臨床試験では、投与された患者の入院する確率が下がるなどの効果が確認されたとしていて、2種類の抗体を組み合わせた併用療法についても、緊急の使用許可を来月申請するとしています。 抗体医薬品をめぐっては、感染が確認されたトランプ大統領が別の会社が開発する未承認の医薬品の投与を受けていました。

10月10日      土曜日     午後雨あがる
                                
強運の人  トランプ
 新型コロナウイルス感染症にか罹患したことも大失点のはずなのにそれを完全に自分の得点にしてしまう。抗体医薬があった事も、それを使った主治医の判断も素晴らしいが、その機会をすっかり自分の有利な材料にしてしまう。
コロナ感染のトランプ大統領 公の場での活動再開へ
大嫌いなのだが、いつの間にかトランプの歩調に、主義主張に自分が惹き込まれてしまっている。つまり隠れトランプと化している。
   
10月11日      日曜日       快晴
                                            1964年の秋、東京オリンピック野会開式を思い出します。

米新規感染、2週間余りで最多-仏は2日連続で最悪
米 57459人  仏 26896人   イギリス  15000人
全世界で  3700万人、死者は107万人に達する。
米国は    775万人 死者は 21万人

東京都 新型コロナ146人感染確認 100人超は6日連続
全国で  434人

バイデン氏の勝利確率85.1%、過去最高更新-ファイブサーティエイト(538)
バイデンさんの確率が日毎に大きくなっているが、コロナで入院治療を受けたことが大きく影響している。神通力が無くなったか!!しかし、トランプの驚異的な巻き返しはここからだからね。コロナの後遺症無く、精力的に遊説を続けて選挙当日まで行き着けば、逆転の可能性はある。あいつを見ているとそんな気がする。


 アマゾンのプライムビデオにありました。
東京オリンピックは、私が八百津高校1年生の時に開催されました。町の電気屋さんの好意で隣の実習室にカラーテレビが設置されました。観戦するのが楽しみでした。中学校時代同級生だった佐藤美保さんが女子100メートルの補欠選手に選ばれていました。世界中からスポーツ選手が集まって競い合う大会に酔い痴れ、テレビ画面にしがみついていた。
第18回東京オリンピック    1964年(市川崑監督)

「オリンピックは人類の持っている夢のあらわれである」という字幕
太陽が画面いっぱいに映し出される。聖火ギリシャから日本に運ばれる。インドもビルマも台湾も
選手の来日・・台湾は中華民国として参加。
開会式    118ケ国から参加。  
ブランデージ会長が日本語で陛下に開会宣言を要請   昭和天皇の開会宣言
オリンピックマーチ
聖火の入場・・・広島に原爆が落とされた日に生まれた坂井義則が最終ランナー
選手宣誓は体操の小野です。風船が飛ばされ、鳩が放たれブルーインパルスが5輪を描く。
男子100メートル、ヘイズ
ハイジャンプ
砲丸投げ
棒高跳び  ハンセン  510センチ 米国の18連勝。
カメラは80メートルハードルの与田郁子を追っています。チリチリ頭、こめかみの絆創膏・逆立ち・・・。
アンツーカーではありません。赤土のグラウンドでした。
そして
「いちについて」「よーい」  だったんだね。
 女子の体操はチャフラスカです。綺麗な映像ですね。バックを全て黒くして、映像を浮かび上がらせている。

平行棒  床運動
体操男子   日の丸の掲揚と君が代斉唱  映像技術も素晴らしい。
チャド   合計3名  800メートルの選手を追跡
選手村の紹介
水泳  100メートル自由形   ショランダー  帽子もゴーグルもしていない。
女子背泳では田中聡子  4位

重量挙げ
    三宅 
レスリング
    フェザー級  渡辺
    フライ級   吉田
ボクシング  櫻井

柔道 各階級の優勝者
猪熊
アントンヘーシング  決勝戦で 神永が寝技を決められ完敗。

カメラのアングルがよい。
 望遠レンズを駆使して、選手の表面の逞しさだとか、美しさだけではなく、選手それぞれの内面的なものを捉えることが出来たし
自転車のロード・レース

女子 バレーボール
美智子妃殿下も観戦されていた。
14-13
宮本のサーブ・・・レシーブしたボールはチョット大きかった。ソ連はボールを日本側に落とそうとしてオーバーネットをする。
『オーバーネット・オーバーネット』『ソ連 オーバーネット』
この頃のジャージにはNIPPONと記されていますね。

男子マラソン
世界記録     2時間13分 英国のヒートリー
オリンピック   2時間15分 アベベ
日本の選手は円谷・君原・寺沢の3名です。円谷は競技場の中でヒートリーに抜かれて3位、銅メダルでした。 君原は8位でした。優勝はローマの覇者アベベです。ローマの時は裸足だったのですが、この日は西ドイツのメーカーの靴を履いていました。
閉会式
スポーツというのは、人間がつくった素晴らしい文化です。
靴擦れの映像は探し出すことが出来ませんでした。私の思い過ごしかな。
 人間としての選手を捉えるという市川崑監督の意図は十分に表現された記録映画である。

 10月12日      月曜日       曇り    

 埼玉の劇団ミュージカル座』で62名のクラスター発生
 95人中だからものすごい確率ですね。 20日から、彩の国さいたま芸術劇場で、「ひめゆり」を上演する予定だったが全て中止となる。

今年のノーベル化学賞受賞者、「5分で結果のわかる」新型コロナ“診断キット”を開発

トランプ氏は10日の演説で、「我々は『中国ウイルス』を打ち負かす。ワクチンもすぐに使えるようになる。ウイルスは消滅する」などと主張した。
全く根拠の中デタラメの虚言を大声で演説する。それが非難の対象でなく、称賛の嵐になるのだから分からない。

10月13日      火曜日     快晴

コロナ「野放し」の集団免疫戦略は非倫理的 WHOが警告
集団免疫を得るにははしかは90%、ポリオ 80%  新型コロナは65-70%ぐらいだろう。集団免疫」を選択したスウェーデンのコロナ感染者が10万人を超える
死者は5899人、人口1.000万なので死亡率は高い。…死亡率は北欧最高=

9月の自殺、昨年比8%増…女性は28%増 1.2・3月頃は自殺者も少なかったのだが、行く先に悲観する人が増えてきたのだろうか。


 10月14日      水曜日     快晴
                             
イーライリリーは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)抗体治療薬の臨床試験で被験者の登録を停止したことを明らかにした。安全性への懸念が理由。  トランプ大統が使ったのはリジェネロン」社が開発している抗体医薬です。

10月16日      金曜日     晴れ   夜雨

 WHO、レムデシビル効果認めず。
  死亡率や入院期間に、「ほとんど効果がない」と正式な報告書

 コロナ治療薬としてアビガン承認申請 富士フイルム富山化学

 画期的!息による新型コロナ検査法開発 東北大・島津製作所

 10月17日     土曜日     雨   14℃ 12月上旬の寒さ

グレートバーリントン宣言
  同宣言は、2020年10月4日作成
若者の死亡リスクは高齢者や病弱者より千倍以上低いので、集団免疫に到達するまで集中的保護(「Focused Protection」)で社会的被害を最小化に抑えるために学校や大学やレストラン等を再開しつつ、死亡率を最小化にするよう介護サービス等を保護するべきだと提案している。集団免疫を推奨する。
WHO  否定  ばかげた考えだ

 米のコロナ感染者、累計800万人突破…増加ペース速まり「第3波」警戒
  死者は22万人を超えている。


10月18日      日曜日       
                                          
コロナ ヨーロッパで感染急速拡大 1日の感染者最多の国相次ぐ
ドイツで、イタリアで、ポーランド、ベルギーで最多を記録している。

10月19日      月曜日      

バイデン候補は「共和党が強い州も民主党が強い州もない。ただ、アメリカがあるだけだ」と演説し、政治的な分断を超えた一体感を強調しました。
 トランプさんは悪あがきだが,侮れない。

インフルエンザの発生
 8月末から10月11日(例年の観測期間) 中部6県で4人、昨年は1200人。全国で42人、昨年は29120人でした。安心材料なのか、それとも主人公交代の象徴という不吉な印か?
,安心したいが、コロナウイルス感染は続いている。発症している。ならば、インフンエンザも同数発症していても良さそうだが・・・実を言えば今年の南半球でもインフルエンザは全く発生していない。不気味ですら有る。 


10月20日     火曜日       

中国     ワクチン“年内に6.1億本製造

米ファイザー、日本で治験開始 新型コロナワクチン開発
  来年6月までに6000万人分を日本に提供
    アメリカでは11月半ばから提供開始
    モデムナ社も12月から緊急許可の予定
   
                     感染者総数      死者
 日本        93650人    1677人
アメリカ        819万人     22万人
スウェーデン    103000人     5000人
イギリス           74万人    43700人
フランス           91万人        33000人
インド             76万人       11万人
ブラジル           53万人      15万人
全世界       4000万人       112万人


10月21日      水曜日       快晴     8℃

コロナ禍のスポーツ観戦意識調査
やって欲しい75%なんだが、東京五輪「来年も難しい」85%

ウイルスに「意図的感染」 ワクチン開発で臨床試験へ 英
 ワクチン接種後にウイスルに人為的に感染させて、ワクチンの効果を観る。
 勿論、世界で初めての試みである。

ロシュの「アクテムラ」、コロナ重症患者の死亡を抑制する可能性も

 10月24日       土曜日    晴れ

米、新規感染者が最多を記録 8万4千人超、内陸州で拡大顕著
新型コロナ新規感染者、8万4千人を超え、過去最多を記録した。これまでの最多は7月16日の7万5千人超だった。「米国は最も深刻な感染拡大のさなかにある」と伝えた。
仏蘭西・スペイン・イギリスも最高を記録。

WHO「レムデシビルの効果に疑問」と改めて見解
FDA 22日に複数の臨床試験の結果に基づき正式に承認した

10月25日     日曜日    快晴

楠美君からのメールで弘前の一大事を知りました。とんでもない状況です。あの本州のはずれの町で大規模感染が起こる。
鍛冶街の飲食店でクラスターでクラスター発生っする。三村知事は危機感をもって対処すると緊張の面持ちで記者会見を開く。感染者が少なかった青森県の弘前市の飲食店を起点として大規模なクラスター(感染者集団)が発生した。市内の歓楽街では休業が目立ち、閑散としている。 「クラブ「ル・シャモン」とスナック「シャモン」が感染の中心、12日に初めて確認されてから連日感染者が判明、23日時点で158人に達した。
直近1週間の人口10万人当たりの新たな感染者は、沖縄県や東京都についで全国で3番目に高い水準となった。土手町商店街も歓楽街も殆ど人通りがありません。これまで安全地帯だっただけに,みんな戦々恐々としているようである。


10月26日     月曜日      快晴   7℃

季節性インフルエンザワクチン接種(65歳以下)
今日から接種を始めました。予想通り結構混みました。勿論例年との比較ですが、多いという感触です。今月1日から65歳以上の高齢者の接種を開始しているのだが、こちらも多い。美濃加茂、可児、多治見の病院で治療を受けている。例年は外出を兼ねて接種を受けていたが,今年は余分な外出を控えているので、地元の診療所で受けるという方が多い。

新型コロナ ワクチンの保存や輸送に課題

いま新たな問題が大量のワクチンをどう運ぶか,どこに保存するか?
ファイザイー社のワクチンは、マイナス60度から80度,モデナムのもマイナス20℃での保存や輸送が必要らしい。mRNAワクチンは非常に痛みやすいので極低温の管理が必須と言うことです。
日本の準分は大丈夫かな?心配ですよね。

 10月27日     火曜日      晴れ   


終了は来年5月?スペイン2度目の非常事態宣言!深刻である。
大まかに言って、スペインの感染拡大具合(ペース)は“日本の20倍から30倍”

WHOは、新型コロナウイルス感染の第2波が深刻なヨーロッパについて、全国的な外出制限はまだ必要ないものの、感染を抑制することは難しいとの認識を示しました。
「重大な岐路に立たされている』と警告した。

10月29日        木曜日       快晴

米、イーライリリーのコロナ抗体療法30万回分確保 3.75億ドル
 米国民には無料で治療を行う予定・・救世主になってほしい。

第一世代ワクチン「不完全の可能性」英高官
     過度の期待は控えるべきである。
      感染を抑えるのではなくて、症状を軽くする程度の可能性

 2020/10/30        金曜日     快晴    7℃

国内感染   10万人突破
20-30代    45%
        20代   500人に1人が感染
        80代    死亡率が高い

アメリカ  新規 90446人  新規死者  1004人  
      合計  902万人  死者23万

欧州は嵐(感染第2波)が吹き荒れる
 ドイツ   持ち帰りを除いて全ての飲食店を閉鎖   1ヶ月間
 フランス  全土に1ヶ月間の外出禁止令(12月01まで)
 イタリア・スペイン  夜間の外出禁止令・飲食店の営業を制限

東アジア以外では猛威を振るっている。恐怖のどん底だと思います。
どうなるのだろうね。
しかし、重症者は減りつつある。弱毒化しつつあるのか、それとも適切に治療を開始するようになったからでしょうか。

日本は患者数は微増状態が続いているが、首相肝いりのGO TO トラベルとGO  TO イートは真っ最中(大人気)
 アメリカも外出禁止令出しているの?
 新型コロナウイルス感染症関係では見つけることが出来ませんでした。掲載されている情報は、黒人男性が白人警察官に射殺され、その抗議デモから偶発的暴動が起きることを防ぐための禁止令だけでした。

10月31日     土曜日     快晴  朝 5℃

                        ブルームーン(10月2回目の満月)

                        一番小さな満月だそうです

ベルギー  人口の1000人に1人が死亡

ベルギーでは、この1週間の新たな感染者数が1日平均で15000人を超えている。
総死亡者数も1万人を超え人口の1000人に1人に迫り感染が再拡大しているヨーロッパの中でも厳しい水準になっている。比較すれば八百津でも12名の死亡者がいるという勘定である。恐ろしい。

      <<本気で語られる悪い冗談>>

アメリカ大統領選挙
   「国連から正規の選挙監視団を派遣した方が賢明ではないか?」私は友人達と談笑する(今は禁句かな)と、1ヶ月ほど前から必ずこう付け加えています。

実際に11月3日以降にに何が起こるかというシナリオがいま様々に語られ始めています。
その1  レッドミラージュ(赤い蜃気楼)
 可能性が高い。11月3日、投票所の票が先に集計される。トランプ氏が大幅に得票でリードし、その後に期日前投票の郵便投票が開票される。数日から数週間かけてバイデン氏が最終的にトランプ氏の得票を逆転するというシナリオです。赤はトランプ氏の所属する共和党を象徴する色で、つまりトランプ氏勝利のまぼろし、という意味です。
 そこで選挙の専門家や民主党が懸念しているのが、郵便投票の開票が本格化する前に、トランプ氏が一方的に勝利宣言をして、郵便投票の集計作業を打ち切ろうとすることです。
 トランプ氏は、自らが敗北した場合に選挙結果の受け入れを表明することを拒み続けています。選挙結果については、最高裁で法廷闘争を行う考えも示しています。革新派の判事が亡くなった後任に、保守派を指名した話と繫がってきます。トランプ陣営は、最高裁では自陣が勝つ(郵便投票は無効である)という自信を持っている。その為には、最終判断を法廷に委ねてもおかしくないだけの票差を保つことは必要である。

その2  ブルーウェーブ(民主党旋風)
前評判を覆して投票所の投票数でバイデン候補が圧倒的,地滑り的勝利を収める。期日前投票や郵送投票はバイデン候補に「分」が有る事は自明である。開票得票で負けてはトランプ候補の勝ち目はない。勝負あった。一番平和的な政権移行である。ウォール街は{バイデン民主党政権」を思い描き始めている。民主党ブルーウェーブは2021年米国経済成長のためのベスト・シナリオ」とする見方も出ている。

その 3  ミリシア と  アンティファの争い
 自由と平等を掲げる民主主義はアメリカ合衆国の建国の理念である。その理念が故に多くの人がアメリカに憧れを懐いてきた。そして選挙・投票は民主主義の象徴であり、根幹である。その大統領選挙が今や米国では『格差』『差別』『対立』を際立たせている。助長することになりかねない。場合によっては、候補者の陣営の支持者が暴徒化して暴動を起こす。略奪と無法状態が起きる。そんな事が真剣に心配されている。実際に、ごく普通のアメリカ人が「危険だ。自分の身は自分で守らなくては」と判断して拳銃やライフル、機関銃を買い求めている。そんな映像を見せられると自分が自分の中で造り上げてきたアメリカという国のイメージが毀れてしまう。米ウォルマートでは、店頭から銃と弾丸を暴徒対策として撤去した。しかし、販売は継続する。また、首都ワシントンやニューヨークの高級品を販売するアーケード街はショーウィンドーに板を張り付け始めている。暴徒化した群衆に略奪されないように予防線を張っている。明日にでも全米でドンパチが起こるが如くの騒ぎである。75%のアメリカ人は大統領選挙後に暴動が起きると解答している。「ならず者国家」とは言わないものの『暴力国家』『リンチ国家』だと断定したのは元朝日新聞の記者で『週刊金曜日』を創刊した本多勝一である。彼は著書『アメリカ合州国』(合衆国の誤記載ではありません。)の中で、アメリカの本質を40年前に見抜いていた。
内乱と言えば良いのか、それともアメリカ国内の分断だから南北戦争と総括すべきかな。

註  1

ウォールマートの店先で銃を撃っている。ネバダ州では全く何の規制もない。証明書も要らない。26.000円で買える。銃を購入して、その銃でその店の強盗になる。笑い話ではない。11.000人/年間 銃犯罪の死亡者。このところ銃の売り上げが、飛躍的に増えた。憲法で保障されている個人の自由。その① 表現の自由。その② 武装の自由・・これだ。銃を持って独立を勝ち得た。
1990年代よりアメリカは随分と安全な国になった。それは銃の所持が広まったからだ。

註 2

極限の民族(ニューギニア高地人 カナダエスキモー アラビア遊牧民)は高校時代、朝日新聞に連載された。友人が切り抜きを持ってきてくれるのを読んだ。繰り返し読んだ。強く惹かれ、憧れた。偏見の塊のような主張、独特の匂いのある文体だが好んで読みました。

ミリシア
人種差別主義グループの「ミリシア」は極右武装組織であり、ハッキリと武力闘争を肯定している。決して、武力闘争を否定していない。また、トランプ大統領も極右武装グループ「プラウド・ボーイズ(Proud Boys)」を否定していない。
アンティファ
 指導者も統制もない反ファシズムの左翼系運動の集合体で、グループや個人がそれぞれアンティファを自任して活動している。警察の施設や車両を襲撃する過激なアナキストから、デモ活動に徹する穏健リベラルまで、活動のあり方はさまざまだ。2016年アメリカ合衆国大統領選挙後に、治安当局やドナルド・トランプ大統領の支持者と衝突した。

その  4  本当の戦いは選挙後
世界の関心はトランプ氏が再選するかどうかではなく、前代未聞の混乱の中でバイデン氏が本当に勝利(大統領就任)できるのか、という点にある。今回の大統領選は11月3日に終わるのではなく、11月3日から本番を迎えると考えてもよいかもしれません。

郵便投票急増もミス多発、米国は公正な選挙の実施能力を問われている。
郵便投票の集計方法やその他の手続き的な問題をめぐり、何百件もの訴訟が起きる可能性を懸念している。

政権に固執
トランプ氏の姿勢は、北朝鮮等の無法な独裁独裁政権になぞらえられている。金委員長と話が弾むはずである。志が同じである。法律を曲解し、大統領権限を実力行使して勝利を主張する。退任を強固に拒否する。米国の民主主義が破壊される。それでも彼は固執するだろう。
トランプ氏は「最大の欠陥人間」だと前大統領首席補佐官は断定している。

マドンナもブッシュ大統領親子もみんなから総スカン状態だが、Qアノマを始めとして熱狂的な支持者がいる。

アメリカ大統領選まであと4日(10月31日)。トランプ大統領とバイデン候補がともに激戦の6州に入り、大接戦を繰り広げています。アメリカではこんな念も浮上しています。選挙当日に熱狂的なトランプ指示者が武装して、投票所の監視を行うというのです。 投票日当日に、このミリシアが銃を持った状態で投票所周辺に集結するかもしれないと全米中で懸念されています。そのきっかけはトランプ候補の「私の支持者には投票所に行って監視してほしい」という発言である。  このメッセージをミリシアは自分たちに向けられたと受け取っています。投票所の周辺では“監視”だけでは済まない。「無党派でバイデン候補に投票予定の人たちには,本当の威嚇である。
まくれ!!
第4コーナーを回って「まくれー!」と叫ぶ競輪の観客・鞭を入れる騎手・そして捨て身のトランプ候補
 米政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」はペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、フロリダ、アリゾナの6州を接戦州として挙げる。6州に限った支持率は、10月に入り、バイデン氏のリードが最大5ポイントあったが、30日時点では3・1ポイント差となっている。

                        令和2年10月31日  脱稿

追記

色々書いたが、私はアメリカ国民の良識を信じている

今週中には新しい大統領にはバイデンさんが選ばれる

                             11月01日

電話・FAX

TEL.0574-43-1200
FAX.0574-43-9050