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令和02年(2020年)インフルエンザ予防接種の呼びかけ

謹告
                                                   
インフルエンザ予防接種のお勧め
                                       
今年の冬は特別な冬になる


私たちが経験したことのないツインデミックと遭遇する


充分に備えるべきです

 

今季は例年インフルエンザの流行する冬期に、新型コロナウイルス感染症の第3波が重なることが懸念されています。2つの感染症は、症状が似ているので臨床症状から区別する事は難しく、それ故早期の的確な診断や治療が難しい。
インフルエンザに対しては、出来るだけ多くの方がワクチン接種をして集団免疫状態を造り上げましょう。、先ずはインフルエンザに対して強い防御態勢を造りましょう。
「季節性インフルエンザ」と「新型コロナウイルス」が同時期に平行して日本で(北半球)流行したら大混乱になります。想像以上の混乱からからパニック状態に陥る可能性もある。
 ツインデミックを恐れているだけではだめです。私たちに出来ることは『季節性インフルエンザ』の予防接種をきちんと受け免疫をつけておくことです。(その予防効果は100%では有りませんが、かなり希望がもてます。)
可能な限りの備えをしておくことが一番大事です。             

<<予防接種期間>>

65歳以上の方 令和2年10月01日(木)~12月29日(火)
65歳以下の方 令和2年10月26日(月)~12月29日(火)

 <<接種時間>>

午前中  午前09時から12時まで(月曜日から土曜日)

夕方   午後5時から午後6時30分(月・火・木・金曜日)
                                (水曜日と土曜日は休診)

          << 接種代金>>


65歳以上の方   1回  1500円(公的援助があります)

65歳以下の方   1回  3.000円

              <<接種回数>>

   生後6ヶ月未満の乳幼児への接種は許可されておりません
  6ヶ月から10歳未満:2回接種が望ましい(連続接種も可)

              それ以上対象者    1回接種

                      << 予約>>
   予約は受け付けておりません

注記

接種希望者の予測がつきません。かなりの混雑が予想されます。

当クリニックは医師1人、看護師3人の小規模の医療機関です。

希望者が予想外に多い時には,来院当日の接種をお断りすることがあります。

ご了解下さい。

再記しておきますが、受付時間は

午前中は9時から12時まで

夕方は午後5時から6時30分まで

です。

 

当クリニックとしては早めの接種をお勧めしています。
「早く打つと春先に効果がなくなりませんか?」と質問されますが、大丈夫です。
晩秋から早春にかけて効果は持続します。

                            令和2年10月上旬

 追記
 
南半球の冬期間(令和2年6月から9月)の間のインフルエンザの発生件数は極めて少ない。実際、オーストラリアでは、前年の10分の1以下である。日本の今年の夏の季節性感染症も極めて少なかった。激減している。これらはおそらく、3密を回避し個人的感染予防行動のもたらした結果だと考えられている。誰もが外出を控えていた。少し体調が悪ければ登園を、登校を控えてきた。だから感染症が少ないのだね。しかし、その方程式が今年の冬の日本に当てはまるかどうかは怪しい。[GO TO CAMPAIGN」に代表されるように外出,旅行の規制を緩和し始めいる。外食も、接待を伴う飲食もふたたび市民権を持ち始めている。人々の我慢も限界に達している。ロックダウンは出来ない。経済がつぶれてしまう。その国が成り立たなくなってしまう。そうなると、2つの感染症と共存して日常生活を送ることになる。それを避けるのは『季節性インフルエンザの予防接種』だけだ。
  SARSがそうであったように1年後には弱毒化し,消滅していく感染症だと確信している。なんとしてもこの冬を乗り切りましょう。

前厚労省医務技官鈴木さんも『このウイルスも3年か、5年か、7年か分からないが、いずれ弱毒化していくのは間違いない』と述べておられる。

電話・FAX

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