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その後のコロナ 8月 (その11)

8月01日    土曜日       快晴  朝は寒いほどでした。
                                              日中は 36℃
                                             
全国で 1536人  東京は472人

アベノマスク”やめた?総理の顔に大きな別モノ
268億円の費用を掛けたアベノマスク{私流にいわせると「おび・たすマスク」}
から脱皮しました。
註  8月29日
昨日、突然安倍総理は辞任を表明されました。持病の潰瘍性大腸炎の再燃と悪化で積極的な治療が必要であり、国政を全うすることが出来ない。気力も気力も体力と共に低下したとのことであった。6月頃から再発の兆候が認められていたようであり、体力の消耗による顔色の衰えが目立たないようにするために被覆面積の大きなマスクに交換したというのが真実のようである。


8月2日      日曜日     晴れ時々曇り   蓼科は雨
      
東京   292人

久しぶりで車で遠距離をドライブする。御嵩インターから乗り諏訪インターで降りる。高速道路は夏休み、日曜日とは思えない閑散とした有様です。インターで降りてお昼ご飯に信州蕎麦を食べる。「利き蕎麦3種」です。美味しかった。1月以来の「碧」との対面です。3月、ゴールデンウィーク、7月の連休と延期・延期続きでしたが、今回は何があっても再会旅行をするつもりでした。
碧はご機嫌です。積み木を崩すのがお気に入り。何でも口の中に入れて噛んでしまう。
全く顔見知りをしません。匍匐前進も見た。座れます。手助けで立ち上がれます。
全く見飽きない。この子の成長を1日でも長く見ていたい。あと5年、小学校入学までは元気でいたい。今の私の切なる望みです。
私のことは「タカさん」と、美尋さんのことは「ミコちゃん」と教えています。この子からそう呼んで貰える時まで元気でいるぞ。
エクシブ蓼科で泊まりました。茅野が涼しかったが、蓼科はもっと涼しい。
「碧」を囲んで5人で夕食を食べる。会話が弾みますね。
「碧」の1つ・1つの仕草が可愛いので、楽しく食べられた。

8月3日     月曜日        晴れ  車山 標高1900メートル
                                           
発生患者数 959人   1.000人以下だと気分的に楽ですね。

政府  臨時国会召集要求を拒否
    こんなバカなことってありますか
    これ以上ないという国難の状態で国会を開催しないという愚かな国があるのか。
朝令暮改、支離滅裂の対応を続け、国民を混乱に陥れている――。立憲民主党など野党4党が31日に衆院に提出した臨時国会召集の要求書は、安倍内閣の新型コロナウイルス対応を痛烈に批判する言葉が並んだ。
説明責任放棄とはこのことである。総理の記者会見すら開かれない。
臨時の予算委員会も開催されない。
アベちゃんのファンである私も呆れてものが言えない。

1万人毎の増加率が凄い。91日、79日、21日、9日で10.000人増えている。

 8月4日      火曜日     24℃   日中は気温が上がる。
                     
三重県「緊急警戒宣言」 
     三重大医学部クラスター

 第2四半期(4-6月)のGDP マイナス 23-24%  予想
第1四半期の改定値は マイナス2.2%

WHO、新型コロナの「特効薬存在し得ない可能性」に言及

 8月5日        水曜日     晴れ
                                        美濃加茂・多治見    36.5度
                                        午後は外に出られない
本日の感染者数  1357名
  

8月6日        木曜日     快晴

新規感染者数   1486人

<<発熱外来  第1号>>          
午前中は殺人的な込み方でした。
発熱外来もどきをやりました。
先月の終わりに咳で見た30歳台の女性です。一昨日からの発熱と扁桃痛です。
駐車場の車で待たせて車の中でジスロマックDSを飲ませました。そして木澤病院への紹介状もつけました。母親を診察室まで呼んで話しました。勿論私もフェイス・ガード ガウン 手袋2重で診察しました。僅か数分でびっしょりの汗です。

抗体検査を始める。
希望者がボツ・ボツとある。電話で抗体検査の問い合わせはあるが、検査にはやってこない。みんな興味はある(検査を受けて自分の置かれた状態を知りたい)のだが、いざとなると尻込みをしている状態ですね。気長に啓蒙を続けましょう。

 8月7日       金曜日   暑くない  晴れ

1605人感染
  東京   462人   大阪  255  愛知  158人

強い危機感を持たなければいけないが、相変わらず、経済優先です。
東証一部上場企業の30%が、赤字決算  去年の倍
こんな記事を読むと経済優先も仕方がないですね。

8月9日      日曜日      日照りの朝曇り  典型的状態
                   
東京都 新型コロナ 新たに331人感染確認 300人超は4日連続
沖縄県 新型コロナ 新たに159人感染確認 1日としては過去最多

 八百津での感染者の発生の一報が入ってから詳しい情報が全く入ってこない。医療機関だから教えて欲しいということではなくて、感染機会の有無を誰もが確認したいと思っている。最低限「感染した日時 場所」は、日本中がピリピリの状態であればこそ審らかにすべきだと思う。患者さんに聞かれても応えようがない。一向に「噂」の領域を脱しない。
なぜに、八百津のケースだけが情報が出てこないのだ。

噂の真相  
先月の下旬八百津でも感染者が出たと報じられました。連休中のことでした。土曜日(7月25日)の待合室では「久田見の住人だ」「土屋組で働いている人だ」と噂が飛び交いましたが、感染経路も人物も特定出来ない。最初に患者さんを診察したのは○△医院らしい。診察に行ったがガラガラだったと不気味な噂が跋扈しました。明日は我が身です。我が身がよだつような話です。
一昨日(8月5日)、こんなもっともらしい話が聞こえてきました。

名古屋の錦の「夜の街」「夜の繁華街」に飲みに行き感染したらしい。 
真実をご存じでしたら教えて下さい。
特定個人が誰だか分かりませんが、危険地帯に遊びに行く勇気、男気が立派ですね。
私も接待を伴う盛り場、濃厚接触を伴う危険な場所が大好きなのですが、「コロナ感染症」騒ぎ以降ご無沙汰しています。情けない奴です。
 その方は感染してしまったから最悪ケースですが、感染しなかったら「最高に幸せな気分」を味わえたのです。
こんな話はいかがわしい場所に通い慣れた、人生の達人(思い上がり)で無いと分かりませんね。ましてや、女性には全く理解不可能な世界ですね。
ご存じの方、公然の秘密の部分を少し教えて下さい。

という問い合わせのメールを医師会の事務局に問い合わせましたが、感染者個人が全ての個人情報の開示を拒否されておられます。その場合は保健所からの発表はないとのこと。

8月10日      月曜日     快晴    37℃から38℃

夏のセンバツ”2020年甲子園交流試合が開幕 
よかったね。
本当に良かった。

岐阜・多治見で38.6度 今年の全国最高気温を更新
八百津も軽く37℃を越しました。

アメリカの感染者は500万人を突破する。しかし、新規の感染者は減少傾向にある。
75000人を7月下旬は越えていたがこの2.3日は45.000人前後と大きく減少傾向です。日本も東京の感染者は200人を下回っている。しかし、全世界では2000万人に「王手」の状態である。

<<>コロナウイルス弱毒仮説を支持する>>
ウイスルは感染は拡大しているが、毒性は弱くなりつつある。重症で入院治療する人はどんどん少なくなっている。曙光です。
みんな抗体がないのだから感染はしますね。しかし重症化しないとなれば、普通のウイルス性上気道感染と変わらない。
「ウイル死が変異し、弱毒化したのではないか」
「ウイルスは虎から山猫に格下げされ、ワクチンがなくても死滅する」
英国の新聞の記事からの抜粋です。
新規感染者は7月末から1500人を超え始め、4-5月のピーク時の2倍を超えた。
重症者は4月末には328人に上ったが、7月以降は減っている。{やや上昇傾向だが、新規感染者の増加に比較すれば、漸減傾向}
死者も5月1ヶ月で460人だったが、7月は37人、8月も7日までに28人。

1 感染者が若者が多い
2 検査態勢拡充
3 医療経験の蓄積
                          中日新聞の写真有る。

 なぜそんな記事に拘泥するのか?注目するのか
それは、SARSの経験が有るからである。
SARSは、2002年111月16日に中国広東省仏山市で最初の患者さんの発生が報告された。その後、香港、北京などから感染した人の移動によって、世界中へ運ばれ拡大して、大きな問題となりました。最終的に8098症例と774死亡例が報告されました。
2003年7月5日に、台湾での最後の症例が隔離されてから、20日が過ぎても新たな症例が発生しなかったことから、WHOは世界的な流行が終息したと宣言しました。
 疫病の大流行は1年から1年半のサイクルで沈静化するのです。
1918年から1919円の「スペイン風邪」の大流行も1年半の大流行期を経験して収束していきました。今度も収束します。終息ではありませんが、収束します。
重症化率が改善してきたのはその前兆です。
私はそう思うことにします。それを生き延びていく糧にします。
勿論山あり谷ありです。
イヤ
ヒマラヤ山脈ありフィリッピン海溝ありぐらいかも

08月11日    火曜日     晴れ 時々曇り、一時雨
                                   群馬県、埼玉県で40℃をこえる。
                  記録は四万十市が41℃です。

 全国で696人    大きく減りました。連休の影響もあるかも
でも、一週間で10.000人増えています。

アメリカも40.000人まで減りました。これで、恐怖の8月の終わり1日10万人感染は回避出来た。集団免疫ができはじめているという報告が出てきた。20%近い陽性率との報告もある。60%近くにならないと疫学上の集団免疫にはならないが、

しかし、全世界では2.000万人を突破しました。
1000万人から2000万人に倍増するにはわずか44日


 8月12日      水曜日    快晴  日照り
                                      曇り  雨が、小雨が
朝、ビッグニュースが飛び込んでくる
民主党大統領候補 バイデン氏は副大統領候補にハリス上院議員を氏名。初の黒人女性の副大統領候補です。バイデンさんが高齢である事を考慮すれば、 バイデンさんが大統領になれば、4年後は民主党の大統領候補です。4年以内に自動的に大統領でしょう。
これは大きな判断ですね。大決断ですよ。
女性副大統領と言うだけでなくて、黒人である。そして、4年後には初の女性大統領となる可能性が高い。しかもも黒人である。
ランニングメ-ト
    ランニング仲間ではない、副大統領候補のことである。
    バイデンさんが「伴奏者」に女性のハリスさんを選ぶ。
    父親がジャマイカ出身。母親はインド出身。
    初の女性・初の黒人・初のアジア系・
    どれだけ寄付が集まるかである。
   
    アビガン 忘れていませんか? 
 アビガン治験、9月に完了 富士フイルム 
 
新型コロナウイルス感染症の治療薬候補「アビガン」のダブル・ブラインド臨床試験(治験)が9月に完了予定。計画が遅れていたが、感染者が再び増加。必要人数が集まった。発表が楽しみです。
開発した日本では治療薬として認められていないが、中国・インド・ロシアではジェネリック製品が治療薬として使われている。万が一を考えて安心したい。

 8月13日      木曜日        薄曇り

全国では1176人感染  東京は206人

 「いかなる違いや葛藤があっても私たちは一つの米国の家族だ」。民主党のバイデン前副大統領から副大統領候補に指名されたカマラ・ハリス上院議員が国のビジョンとして強調した一節だ。多様性を重視する政治哲学は移民系家庭に育ったハリス氏の生い立ちを色濃く反映する。このランニング・メイトに拍手です。
が、トランプ大統領の反撃はこれからだ。無軌道・無頼そのもので大統領をやり、人気もあり支持者もあるのだから『失言・失態』でくじけることはない。これからの893まがいの暴言・暴挙が彼の人気取り政策なのだから、うかうかとそれに乗っかるとバイデンさん足元を掬われますよ。
 一方、トランプさんの再選の可能性が下がって株が下がらないのは「株高」を支持するハリス女史を副大統領候補に指名するだろうと想像されたからだ。 バイデンの最大の弱点が克服された形になってきた。アメリカの大統領選挙は面白いですね。

8月14日     金曜日     快晴
                                  ヒマ・ヒマ 
                        今日は一歩も家から脚を出していません。
                        ものすごい焼けるような熱さです。
                        小笠原高気圧の上空に西からチベット高気圧が勢力を張りだしてきている。

            熱を閉じ込めている。

 COVID-19は勢いを増していますか!!
      数字をどう解釈するかで全く逆の結論です

新型コロナ 重症者や死者の数が増加
重症者の数は、
5月1日 全国で合わせて332人、7月10日には31人となりました。
その後、今月に入ってから急増し、13日の時点では203人と85日ぶりに200人を超えました。

死亡者も増加傾向
13日 全国で11人と増加傾向
2月は5人、3月は61人、4月は391人、5月は441人、6月は76人、先月は39人と、少ない状態が続いていましたが、今月は13日までの2週間足らずですでに64人と、先月1ケ月間の1.6倍になっています。


8月15日     土曜日      快晴
                                    75回目の敗戦記念日です。
感染者 1232人
毎年思うのだが、終戦記念日ではないですよ。日本人が心に刻み込むべき事は大東和戦争に負けた。連合国に無条件降伏をしたということです。終戦だという言葉で惑わされてはいけません。日本は敗戦記念日です。ポツダム宣言を受託して無条件個福をしたのになぜ終戦記念日ですか。
1時間遅れてしまったが、午後1時のNHKニュースの映像に合わせて黙祷を捧げる。


8月16日     日曜日      快晴   

 地獄とはかくばかりありなんと思わせる暑さ(浜松で40.9℃ 多治見で39.7度、我が家は外気で38℃

8月17日     月曜日     快晴
                                   浜松で41.1℃を記録。タイ記録です。

感染者は減っています。    644人です
                              アメリカも37.000人です
                             
世界中の第2四半期(4月から6月)のGDPの落ち込みが発表される。
リーマンショックは震源地はアメリカにあった。そこから世界中に拡がった恐慌であったが、今回は全世界が同時に恐怖に落ち込んだ。本当の奈落の底に突き落とされた。それによる経済的打撃の指標だ。中国は感染の発祥地であり経済封鎖も世界に先駆けて行った。その行程も速かったが、回復も迅速である。プラスに転換している。


 集団免疫(ウソのような本当の話??)
これまでも「東アジア圏」集団免疫説は唱えられてきた。その根拠はSARS、MERSを始めとして色々のコロナウイスルに曝されてきた。色々なコロナウイスルに感染することにより交差免疫が東アジア圏の住民には出来ている。コロナウイスルに対するIgGは出来ているので新型コロナウイルスに感染するとすぐにIgM抗体が出来て感染を防ぐという理論である。
日本の死者が欧米より少ない要因の一つに「集団免疫説」がふたたび浮上
ウイルス干渉説


 新型コロナウイルスに感染すると、インフルエンザに感染しなくなるのが「ウイルス干渉」という現象です。「体内に入ったウイルスにより活性化されたサイトカイン(免疫系細胞から分泌されるタンパク質)の反応が出るために、同時に他のウイルスの感染も妨げられる」と説明する。 昨年10月から今年1月のインフルエンザの流行の波が前年の同じ時期より小さかった。
日本本土に侵入・拡散した新型コロナウイルスのタイプについて
 侵入の順序やウイルスどうしの干渉の仕方が(幸運もあって)他国と異なっており、それが集団免疫につながった。新型コロナウイルスには大きく分けてS、K、Gの3つのタイプが存在し、3タイプおのおのの特徴は、以下の通り。

S型:
    昨年10月~12月頃に世界中に拡散。無症状か軽症が多い。
    しかし、G型の致死率を上げる
K型: 
    S型の変異型で弱毒性。今年1月頃をピークに日本国内へ侵入。
    G型に対する獲得免疫を持つ
G型:
    中国・武漢で発生、感染力が強い。上海で変異し欧米に拡散。

中国からの渡航制限が幸いした
 武漢からの渡航制限について
日本は2月1日から「2週間以内に渡航歴のある人」を入国禁止にしたが、それ以外の地域の中国人は3月9日まで日本への入国が可能だった。この間、中国人とともにG型の毒性を弱めるK型が流入し蔓延。それが逆に幸いして、日本人はG型の上陸前にその集団免疫を獲得。実際にG型が上陸しても、少ない重症化率・死亡率で済むに至ったという。 ちなみに、武漢発のG型は上海で変異した後にまずイタリアに上陸し欧州・米国に広がって猛威を振るったが、欧米いずれの地でも昨年110月以降、まだ渡航制限がなかった頃にS型が流入・蔓延していた。このS型、実はK型とは逆にG型の致死率を上げるほうに作用する。それに加えて、欧米は日本より1カ月早い2月上旬にはすでに中国人の渡航を禁じていたため、K型が国内に入ってこなかった。G型の新型コロナウイルスの感染が拡大した欧州・米国で重症化率・死亡率が高い原因はこの2つだという。
こんな仮説、「日本だけが偶然に偶然が重なり幸運にも集団免疫を獲得し、重症化もしない」俄には信じ難い。余りに自分達だけに好都合な解釈との印象を持ってしまう。
もし走だったらそんな嬉しい話は無いのだが・・・。
一般に「集団免疫」が成立するには少なくとも60~70%の抗体保有が必要とされる。2%弱程度では圧倒的に少ないようにも思えるが、村上氏は陽性の水準に届かなかったものも含めて、ほぼ全ての検体で抗体の反応があったと明かす。今の抗体検査キットの感度が低い。新しいものを作成した。
 免疫グロブリン(Ig)と呼ばれる抗体には複数の種類があり、抗体検査の際、初感染では「IgM抗体」のシグナルが最初に上がり、遅れて「IgG抗体」が上がるとされるが、今回の検査では「ほぼ例外なく、IgMとIgGが同時に上がった」と村上氏。
 村上氏は、両者のシグナルが同時に上がった場合、「既感染(過去のコロナウイルス感染)」を意味すると説明。それが新型コロナウイルスによるものか、過去のコロナウイルスによる「交差反応」かなど、原因の解明については今後の課題としている。

  
8月18日       火曜日       晴れ

    918人   1.000人以下が続きます

 

<<新しい生活様式礼賛に反対>>

ホモ・サピエンスは  智恵或る人を意味する
ホモ・ファーベル   ものを造る人
ホモ・ルーデンス   遊ぶ人

オランダの歴史家、ホイジンガは、文化の中に遊びが有るのでは無くて遊びが人間に文化をもたらした。無駄が一番大切だ。私流に曲解するとこうだ。無駄なことの典型は江戸時代の『参勤交代』である。があの制度により、日本国中の道路は整備され,江戸の文明は、文化は日本国中に伝播された。又薩摩の国のことが津軽にも伝わり、攪拌の交流が広まった。人々の見聞を高めた。そして江戸文化が開花した。
宗教的祭祀 音楽 詩・・遊びの要素が大きいのだ。

 自粛・延期・中止は感染対策には気ままに出歩かないことが一番だと、レジャーや外食などの遊びの要素が有るものが避けられた。それが「 新しい生活様式だ」と吹聴された。
    しかし、遊びの要素のないものは必ず衰退する。
    必ず,去年の12月の生活に、元の時代に戻るのだ。

ロシアの新型コロナワクチン

今月11日に、ロシアのプーチン大統領が認可を発表したロシア製の新型コロナウイスルワクチン・・・そんな怖いものを接種するばか者はどこにもおるまいと考えていたら、豈図らんや世界中のあちらこちらから需要が湧き出てくる。11日、保健省がロシア国内で開発された新型コロナウイルス感染症ワクチンを認可したと発表した。認可は勿論世界初。2カ月弱の臨床試験(治験)で認可された。今回のワクチン承認は、大規模な試験、通常、認可を得るために必要不可欠と考えられている第3相試験なしで認可された。
 。「肝心なのはワクチンを最初に開発することではなく、安全で有効なワクチンを開発することだ」とこえ高に世界中の学者が叫ぶのだが、プーチンさんはロシアの担当者は安全と有効性は確認されていると笑顔で応える。責任者は、1957年に旧ソ連が世界初の人工衛星「スプートニク1号」を打ち上げたことに匹敵すると称賛。同ワクチンは「スプートニクV」と名付けられ、海外市場において販売される予定で、すでに海外から10億回分のワクチンの注文を受けていると明らかにした。
ブラジルでも生産される予定。また、アラブ首長国連邦(UAE)やフィリピンで間もなく治験が開始されるという。ベトナムも購入することを決めた。メキシコ大統領は自分が再者に接種をして不安を払拭すると明言する。
真贋の程は如何なものでしょうか?「真贋」という評価は正しくないね。「安全性」「有効性」は如何なものでしょうか>
インフルエンザワクチンと同程度の有効性を求めるのであれば、全く問題ないだろうね。
安全性が、一番の問題点だろう。健常者に接種して発病しては???
なんにしてもロシアが国威発揚の切り札として見切り発車をしてきた。
こうなれば『勇み足』でないことを祈るのみだ。

8月19日     水曜日      晴れ    
    感染者  1072人   大阪が東京より多くなる
第2波は峠を越えただろう。
重症患者用ベットが逼迫しているのは沖縄だけだ。GO TO  キャンペーンで旅行者が沢山押しかけた。米軍キャンプでクラスターが発生。医療機関が不十分。医療スタッフの不足
人口当たりの発生数が全国一が続く。

8月20日     木曜日      晴れ
  ピークに達した   尾身会長
 政府新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長が20日、日本感染症学会の講演で「全国的に見るとだいたいピークに達したというのが私たちの読み」との見解を示した。だが、重症化しやすい高齢の感染者は増えており、引き続き警戒が必要だ。

8月21日      金曜日     快晴   午後雷雨

  ギリアドのレムデシビル、コロナ中等症患者で症状改善

 アメリカ  激減    25000人です。
 日本も           1036人
    鎮まりつつある。確実に・・今は徒に騒ぎすぎないことである。


8月22日         土曜日         快晴
                                            今朝も早朝ジョッキング

「いこい」で加藤笑帆さんの送別会と遠藤由美子さんの歓迎会を開催する。
 まあ、昼食会です。笑帆さんは妊娠したことによる「寿退社」ですが、このコロナウイルス感染症騒ぎがなければ年内一杯は働いてくれたはず。ちょっと残念です。こんなところにもこのウイルスは影響を及ぼしているのですね。13名全員揃いました。料理は季節の郷土料理「鮎とうなぎ」が中心です。お櫃の中を泳いでいる鮎が塩焼きになって出てきました。この焼いた鮎が美味しかった。旨かった。
みんながそれぞれの想いを印象を話したのでよかったですね。

コロナワクチン、どれほど期待していいの?


  普通はワクチン開発に早くても5年、平均して10年ぐらいかかる。ワクチンは、健康な人に投与するものなので、安全性が何よりも優先されるが、承認までの期間が短ければ短いほど、安全性も軽視される。一般的に普及させるためには、安全性を数年かけて調べたうえで、不活化ワクチンや生ワクチンなどにシフトさせるのが妥当ではないか。今回、ファイザーとアストラゼネカら数億本分のワクチンを優先的に購入する契約をした。心配はないのか。1960年ごろにポリオ(小児麻痺)の感染が広がったときには、旧ソ連などの生ワクチンを大量に輸入。感染の拡大は一気におさまった。この時は、安全性確認の国内の第3相試験を省略して接種したのかな?
 一方、2009年に世界的大流行(パンデミック)になった新型インフルエンザの時は、流行が早く終息したことなどもあり、何千万人分もの海外製のワクチンが余った。これらは相手の国で承認されているワクチンの緊急輸入例である。今回のコロナウイスルワクチンは未承認のものを相手の言いなり(接種による副作用があっても製薬会社の責任は問わない。国がその責任をとるという法律が成立)で購入するという判断である。余りに危険率が高い。 ワクチンがそもそも効くのか。どれだけ長続きするのか。不明な点が余りに多いままだ。安全性を第一に考えれば、急激に普及させるものではない。ただ、この2社のワクチン以外も、それぞれ異なった原理に基づいた複数のワクチンが開発中です。どんなにうまくいっても、臨床試験の結果が出て、ワクチンが承認され、製造・量産されて私たちが利用できるようになるまではまだまだ時間がかかります。
過度の期待は禁物です。

8月23日         日曜日      晴時々曇り
                     32-33℃  名古屋城公園
                                          35度    八百津
                                             
新たな感染者    745名
 アメリカも7月17日の75.000人を記録して以来漸減傾向にある。
8月17日には37.000人まで減っている。
全世界では7月27日 330.000人を記録しその後横ばい状態が続く。それでも連日20万人以上の新たな感染者が発生している。

中国国内で先月22日から新型コロナウイルスワクチンの緊急投与が始まったことが明らかになりました。中国とロシアであるところが怖い。
先陣争いですか?

8月24日        月曜日        晴れ

  東京都     95名 久しぶりの二桁です。日本国内の統計も493人

阿倍首相の先週・今週と2回続けての検査に退陣が囁かれ始める。
支持率も38%と低迷を続けている。
連続首相在任期間も佐藤栄作を抜いて第1位になった。 記者会見も全くやらない。
この非常時胎児に国の長としての自信に満ち溢れた事業の説明と解説は必須のはずである。第4次時補正予算で予備費が10兆円有る。このお金は国会の審議を経ないで自由に使ってよいそうです。アストラゼネカ、ファイザーなどから購入したワクチンの9900億円はここから支出されたようです。
まさにやりたい放題です。

WHO、コロナ血漿療法の緊急使用に慎重 データ「不十分」

   FDAが緊急承認 国の威信をかけているとトランプ大統領
      新型コロナウイルス感染症患者の回復期血漿を使った治療法に関する緊急使用許可を発表した。同治療法について判明している潜在的メリットの方が、潜在的リスクを上回るとしている。
FDAによると、これまでに20.000人以上の患者が、新型コロナウイルス感染症から回復した人の血液を利用した血漿治療を受けてきた。歴史を紐解いてみると古典的にはスペイン風邪の患者に対する治療としても行われており、当時の投与例を解析したところ有効性が示された、とする報告があります。近年では、H5N1鳥インフルエンザ、エボラ出血熱などの重症感染症や、新型コロナウイルスと同じコロナウイルスによる感染症であるSARSやMERSなどにも回復者血漿療法は行われてきました。 このように回復者血漿による治療は、いわば感染症に対する古典的な治療法の一つと言えます
新型コロナに対する回復者血漿の安全性は?
これまでにアメリカでは20.000例を超える新型コロナ患者に投与されており、副作用については従来の輸血と同等であったと報告されています。
これに加えて、回復者血漿療法では抗体依存性感染増強 (ADE:Antibody-dependent enhancement)という反応が懸念されています。これは病原体に対する抗体が、細胞へのウイルスの侵入をむしろ増加させ、疾患を重症化させてしまう現象であり、デング熱などでこうした現象が知られています。
まだ日本人患者に対する安全性は検討されていません。


コロナ治療に回復患者の血液成分 ルーツは北里柴三郎

 血漿療法が俄然注目され始めている。その源流は、日本の偉大な医学者、北里柴三郎博士の研究だ。
他人の免疫力の利用
新型コロナに感染し、後に回復した患者から血液を提供してもらい、赤血球などの血球を取り除いた成分「血漿(けっしょう)」を使う。この中には、ウイルスをたたく「抗体」というたんぱく質があり、次にウイルスが来ても再び病気にならないよう備えている。
 抗体は、事前にワクチンを打ったり、感染したりすれば、免疫反応で自分の体内にできる。感染しても抗体ができるまでには病気は進行してしまう。このため血漿を使って、先に治った人の免疫力を利用させてもらうのが狙いだ。

原理は、北里柴三郎が1890年に報告した破傷風菌での「血清療法」にさかのぼるとされる。「ペスト」や『肺炎球菌肺炎』にも使われてきた。血清療法はいまも、破傷風やジフテリアなどの治療に使われている。

高度免疫グロブリン製剤
 免疫グロブリン分野で先駆的な武田薬品が中心となり海外の製薬企業9社と提携し、血漿中の抗体を濃縮、精製してつくる「高度免疫グロブリン製剤」の開発を始めた。早ければ7月にも臨床試験を始める。今は、9月だ。そろそろ始まるかな。安全性の検証に課題

8月25日       火曜日     快晴   35度です
                                   午前中  蘇水公園でジョッキング
                                    午後   登山靴を履いて大舩神社 
                                         御百度を30回
718名

トランプ大統領の共和党大統領候補受託演説。
      敵意むき出しの中国政策
      バイデンさんをこき下ろす
      血漿療法を自画自賛   国の威信をかけている
     

8月26日          水曜日      快晴   35度ぐらい
                   朝、登山靴で大曲まで往復。
                   午後、登山靴で人道の丘往復・歩き

8月27日         木曜日      快晴

美尋さん・・・多治見の駅前のタワーマンションの見学会に行きました。
あの多治見の駅に隣接して29階建てのタワーマンションが建つ。想像するだに爽快だね
まわりには高いビルはないから一際目を惹くだろう。目立つだろうね。
部屋より何より、雲の中の世界に住むことになることに夢を懐いている
一生の間に1回ぐらい自分の家を建ててもいいかもしれない。この家は美尋さんのもの。
タカさんは利用するのですか??
八百津を捨てて棲めますか。自問自問いを繰り返してみる。
有料老人マンション・・介護施設付きの方がよりよい選択じゃないのかなぁとも思う。
しかし、そこには夢がない。

8月28日       金曜日      快晴   午後激しい雷雨
                                          安倍総理  辞意を表明
 アベちゃん総理大臣を辞す決意を表明                                        
午後、安倍総理は二階幹事長に辞意を表明。夕方の記者会見で「今後1年の政治の決意表明をする。辞めないだろうと思っていた。」が、政治は人気商売ですね。
後継者がいない。コロナ対策とオリンピックの準備これで十分と言うことがない。全く見通せない。・・・不安の塊です。不安が不安を呼ぶ・月曜日からは暴落だ。6月から仕事をしていなかったが、存在はしていた。7年10ヶ月君臨した日本の君主だよ。自分の色を出した。実績は成果は全くなかった。そのまま、アベノミクスを続けることに拒否が不安が募ってくる。最悪のタイミングかもね。
この状況で任期を1年残し辞めるのは本人が一番悔しいのだろうけど、それほど体調がわるいということ。そして限界ということかな。
外交面とか安全保障など華々しく成果を報告してきたが、拉致全く進展なし、北方4島・相手にもされていない。韓国との関係・・破滅寸前。
アベノミクス(日本株買い と 円売り)の終焉がはじまるのかな。

安倍晋三首相は28日夕の記者会見で、体調悪化を理由に辞任すると正式に表明した。「
7年8カ月、結果を出すために全身全霊を傾けてきたが、病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤る、結果を出せないことがあってはならない」「新型コロナウイルス禍の中で職を辞することになり、国民の皆さまに心よりおわび申し上げる」と陳謝。「次の首相が任命されるまで、最後まで責任を果たしたい」と述べた。


  8月28日 発表の
コロナウイルス対策パッケージ   3本の柱

①季節性インフルエンザとの同時流行に備え、新型コロナの検査能力を1日20万件程度まで拡充させる。PCI検査   だけでは対応しきれないので抗原検査を積極的に行う。

②医療資源を重症者に集中させるため、感染症法に基づく措置を柔軟に見直す。無症状者への入院勧告のあり方などを中心に検討を加える。,原則入院から、無症状、軽症者は自宅待機、或いはホテルで待機を原則とする。

③ ワクチンは、2021年前半までに全国民に提供できる数量を確保する目標を掲げた。新たに米製薬企業モデルナから供給される2000万人分のワクチンを合わせ、これまでに全国民分を上回る1億40000万人分を確保した。9900億円の購入費を予備費から支払う。来年の東京オリンピック開催を絶対目標として掲げる以上国内感染は限りなくゼロにしなければならない。国内製薬会社に開発費として資金を回して欲しかった気もする。

8月30日       日曜日      快晴 
   入射角が低くなり家の中まで日が射し込んでくるので暑い。 

   気温は37℃止まり?? サンシェードの威力ここにあり
                                         
アメリカ    33.000人(最大予想の1/3)す
日本は         600人


美濃加茂の白山登山をしてきました。道に迷ったのでロスが多かった。しっかりした道路でしたよ。勿論、ペットボトル負荷をかけています。

久田見のNさん亡くなる。末期大腸癌でした。抗癌剤療法を拒否して自宅での自然死を希望されていました。私自身はそうした死の受け入れ方法(死の受容)に賛成の立場です。
患者さん,奥さんともゆっくり話し合って最期をどう迎えるのか、どこまで治療を受けるのかを決めました。所謂ACP(Advance Care Planning  )です。
リビング・・ウィルとACP
元気な時からリビングウィルを持つことはとても大切なことです。例えて言えば、『コロナウイスル感染症』に架かったら治療は勿論受けます。受けますが、増悪しても ECMOは受けません。胃癌、大腸癌が見つかったら,癌腫切除術と吻合術は受けますが、リンパ節郭清はしません。遠隔転移があっても切除はしません。と意思を家族に伝えてあります。 、最期をどのように過ごすのか?医療のみならず、家族との関係、自分の人生観と向ながらと最期を如何に過ごすべきか等を、全てひっくるめて考えていこうというのがACPです。
人生の最期の大問題です。別項を設けて掲載します。Nさんの見事な最期からも私には大きな影響を受けました。
大往生ではないが、思い通りの死に方でしたね。
苦しみも殆ど無し。痰の詰まりもありませんでした。

 米 黒人男性が警察官に撃たれ重体 背後から銃撃か 波紋広がる


8月31日      月曜日        快晴
   
    日本    600人→429人 確実に減ってきている。
   
  全世界   2500万人  500万人増加するのに20日間
                              増加ペースは変わっていない。
アメリカは減りました。合計 600万人ですが、31565人です。(6月22日以来です)勢いは確実に落ちている。

全世界の日毎の発生患者数と総数(2690万人)       アメリカの日毎の発生患者数と総数(626万)

日本の日毎の発生患者数と総数(70876人)

 

簡易抗原検査キットの有効性
デンカからも抗原検査キットが売り出された。咽頭拭い液の検査で15分後に判定結果が出る。(インフルエンザの抗原検査と同じだと考えて貰えばいい)
非常に簡便であり、その結果も15分で分かる。問題点は発症1日目と10日目以降だと陰性の場合はPCR検査の再確認が必要なことだ。
その後、発症から2~9日ならウイルスの量が多く、PCR検査の結果とよく一致することがわかり、6月中旬からは簡易キットで陰性でも一発確定となった。だがそのころには国内での感染者数が減り、PCR検査の能力も増えたため、感度が劣る抗原検査が使われる場は限られた。発症から1日の場合と10日目以降は、依然として「二重の確認」が必要だ。 7月以降、再び感染者数は増え、検査の必要性は増しているものの、偽陰性への懸念は残る。今冬に向けて1日20万件の抗原検査の準備の必要性が叫ばれ始めた。勿論類似症状のインフルエンザ抗原検査と抱き合わせである。
 その検査をどこでやるのかである。当クリニックの発熱外来でコロナウイスル抗原が(+)と判定された時、どう行動すればいいのか、見当がつかない。指針の作成と指示を待つ状態ですね。


安倍政権の後継者はほぼ『管官房長官』で決まりですね。

                          令和2年9月6日    脱稿

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