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コロナ退治からコロナと共に  その  7

コロナ退治(GET RID OF CORONA)からコロナと共に(WITH CORONA)

     「今後、新型コロナウイルスは季節性になるだろう」

 

5月01日      金曜日     晴れ

<<コロナ退治の夏日到来>>

昨日、4月30日(木曜日)八百津は今年始めて夏日を記録しました。全国的にも今日初めて記録したところが多かった。今日はグングンと水銀柱が昇りました。27℃です。

朝はチョット肌寒く半袖にカーディガンが欲しかったが、午後からは半袖です。夜間診療中、職員も全員半袖姿です。若い女性の二の腕の白さが眩しいですね。

が、今年の初夏は鼻の下を伸ばしていやらしくスケベっぽく鑑賞している余裕はありません。この4月末からのチョット早い夏日到来は絶好のコロナ退治の絶好の機会です。気温が高ければウイルスの活性化が下がります。こんな日が10日間続いて欲しい。緊急事態宣言による全国規模の自粛要請によりウイルスの人から人への感染が減少しつつあります。よって、患者さんの発生件数も減少傾向になりつつある。自粛要請による行動変異と連続夏日の相乗効果でコロナウイスルを収束に向かわせることが出来る。「収まる収束」である。「終わりの終息」ではありません。 チョット一息つけますね。辺りを見回すことが出来ます。

でも!でも!!

私の描いた未来予想図とはチョット違います。もう1本柱が必要です。その柱とは治療薬の積極的な活用です。私の狭い了見では治療薬とは陽性者、軽症・中等症に対するアビガンであり、重症症例に対するアクテムラのことです。

緊急事態宣言に基ずく「ソ-シャルディスタンス」に代表される行動変容、最高気温が25℃を越える夏日10日連続、そして積極的な殺ウイルス作用を持つアビガンの投与、この3つが揃って始めて収束に向かう。残り時間は余り多くありません。半年の余裕しか有りません。10月の末には寒くなります。再びウイルスが活性化してきます。それまでに可能な限りウイスルを封じ込めることが必要です。

それでも、それでも以外と早い時期の夏日の到来(明日5月2日には30℃を超す、真夏日が予想されている)です。このチャンスを生かして、一歩も二歩も前に進みましょう。

 

東京で新たに165人感染 再び3桁へ悪化、3日ぶり

国内コロナ感染新たに265人 

 

緊急事態宣言 1か月程度延長へ

コロナ退治(GET RID OF CORONA)からコロナと共に(WITH CORONA)

     「今後、新型コロナウイルスは季節性になるだろう」

5月2日      土曜日     快晴    30℃

5-13-6-6-8=38 これは何の数字でしょうか。

この4月、加茂医師会の休日診療当番医を訪れた救急患者さんの数です。医師会の事務局から報告を受け大いに驚きました。誤解のないように書きますが、38は1ヶ月の受診者数のトータルです。真に8割自粛による効果とはこのことなのですね。如実です。無駄な外出はしない。外出時にはマスクをする。手洗いを励行する。そうすれば、コロナウイスル感染に限らず、一般的な感染症も発生数は僅かであるというデーターです。

加茂医師会に問い合わせてみました。

平成30年度(平成30年4月~平成31年3月まで)

            休日急患診療所  受診者数集計

’174(4月)-328(5月)-119(6月)-292(7月)-178(8月)-253(9月)-210(10月)-198(11月)-669(12月)-1051(01月)-256(02月)-217(03月)=3943名

令和元年度(平成31年4月、令和1年5月から令和2年3月)

            休日急患診療所  受診者集計

’280(4月)-538-93-210-188-299-147-239-537-720

-231-110=3592名 

令和2年度(令和2年4月~令和3年3月まで)

             休日急患診療所  受診者数集計

38(4月)-

勿論、我が佐藤クリニックもこの事業に医療機関として参加している。

平成30年5月13日    12名

令和元年 6月12日    12名

令和2年 7月12日    予定

 

面汚しみたいな受診者数であり、休日診療を受けたい患者さんに山間僻地の八百津まで来て貰うのは非常に心苦しい。休日診療事業の足手まといになっているという自省はいつもしている。それ故の辞退申し出を毎年考えてはいるが、加茂医師会の会員として当然果たすべき義務でもあると考え直している。迷ってはいるが、年末年始、或いはゴールデン・ウィーク中の登板は固辞している。患者数の多い月でありより多くの患者さんに迷惑がかかる、そして能力的にも対処出来ないからである。              

 

いまだ死者ゼロの国 ベトナム

少ない感染者数をどう見るべきか。初めて感染が確認されたのは1月23日。武漢出身の親子だった。感染者はその後、2月13日までに計16人に増加。同14日時点でのクルーズ船を除く日本の感染者数は41人で、日越両国に大きな差はなかった。中国と約1400キロの国境を接していることを考えると、ベトナムの方が感染者が少な過ぎると感じた。 ベトナム政府は2月1日に中国との旅客航空便の運航を停止。同5日には過去2週間以内に中国に滞在歴のある外国人の入国拒否を始めた。日本が中国からの入国の大幅な制限を決めたのは3月5日であり、ベトナムの方が約1カ月早い。

2月13日、16人目を最後に3週間止まっていた感染者数は、3月上旬、欧州からの帰国者の感染が判明した後、再び増え始めた。ベトナム政府は同21日からすべての入国者を隔離の対象にし、22日には外国人の入国を事実上禁止にしている。4月1日からは大都市を中心に3週間にわたって外出制限を実施した。感染が拡大し始めた段階で、感染者やその接触者、海外からの入国者を病院や自宅、軍の施設などに隔離する措置を徹底した。日本から見れば、症状のない人まで強制的に隔離する方法は一党支配の社会主義国ならではの「力業」かもしれない。国が「有事」と判断すればすぐにそこまでできる体制に不安も感じる。 しかし、民主主義国家の英国やフランス、米国でも罰金を伴う外出の制限や行動の制約が3月半ばから広がってきた現実をみると、このウイルスの前では「主義」の違いはもはや問題にならないのかも。2003年、SARSが流行した時も、ベトナムは同じやり方で世界で最初にSARSの「制圧」を宣言した。

日本は、5月2日現在、罰則規定の全くない、緊急事態宣言による自粛要請のみである。

それでありながら、不要・不急の外出は控えられ、80%近い自粛が粛々と守られている。

真に「世界の秘境・不思議の国・日本」です。

 

茂木外相の記者会見

国産の「アビガン」について、43カ国と無償供与の調整を終え、大型連休明けに供与を始める方針を明らかにした。ほかにも調整中の国が約40カ国あり、アビガンは日本の国際貢献上で貴重な資産となっている。「毎週のように各国の外相と電話会談などを行っているが、アビガンに対する関心は、ものすごく高い」と強調した。政府は4月3日に希望する国へ無償供与する方針を表明したが、当時約30カ国だった希望国は、約1カ月で約80カ国に膨れ上がった。20人分を供与することにした。最大100人分だそうです。註

桁を間違えたかなと思ったが、再度調べたが、記事が見つからなかった。

間違っていたらご免なさい。

5月 6日    雨     

米の新型コロナ死者、7万人突破 感染者は約120万人に

米 8月初旬までの米国での新型コロナ感染による死者数が約13万5000人に達すると予測。先月発表した前回予測からほぼ倍増した。

 

安倍晋三首相、新型コロナウイルス感染症への効果が期待される新型インフルエンザ治療薬「アビガン」について、今月中に薬事承認が得られるよう厚生労働省に指示したことを明らかにしたことに言及した。

午後のワイドショーでは

**日の丸治療薬『アクテムラ』と『イベルメクチン』**

アクテムラとイルベメクチンの臨床治験結果のことを三鴨先生(愛知医科大学)が説明していました。サイトカインストームを抑えるにはIL-6の抑制と共にTNF-αの抑制も必要である。アクテムラにはTNF-α抑制効果は無い。

イルベメクチンは大村教授(2015年 ノーベル医学生理学賞受賞)の発見された抗寄生虫病薬だが、コロナウイルススのへの作用機序射がハッキリしない。常用量(1~2回投与のみ 投与量は体重別) で死亡率への劇的な効果を示している。ユタ大学、ハーバード大学の臨床研究なので興味深い。

今年のノーベル・医学・生理学賞と平和賞関連はアビガンとアクテムラで決まりですね。

 

イベルメクチンは構造的には極めて複雑で、イベルメクチンが細胞質のタンパク質を核内へ運ぶ分子インポーチンと結合して、核内移行を抑制すること、そしてこの結果様々なウイルスタンパク質の核内移行が阻害され、エイズウイルスや、デングウイルスの増殖が低下することを示していた。 イベルメクチンのコロナウイルス阻害作用は、細胞質のタンパク質を核内へ運ぶ分子であるインポーチンと結合して、シグナルの核内移行を抑制することです。その結果、宿主の自然免疫系が活動しコロナウイルスの増殖を抑制すると考えているようです。

 大村智特別栄誉教授:「1979年に発表されたんですけども、動物薬として1984年から20年間、世界売り上げナンバーワンです」その後、ヒトにも効果があることが分かり、特に失明を引き起こすオンコセルカ症という感染症の特効薬として絶大な効果を上げています。「トータルしますと3億人の人が毎年、使っていると」安全性も確認されているものであります」大学側は今後、臨床研究などを本格化させて1年以内に厚生労働省の承認を得たいとしています。

 

5月7日     木曜日    快晴

 

アビガン開発者で富山大学名誉教授の白木公康氏のインタビュー 

 アビガンの作用機序

インフルエンザや新型コロナのウイルスは遺伝子にDNAでなくRNAを持っています。(それ故にRNAウイルスと総称されています) 一方、アビガンは、細胞内に侵入したウイルスが、RNAの複製に必要な酵素「RNAポリメラーゼ」によく似た構造をしています。ウイルスが間違えてアビガンを取り込むと、RNAのコピーができなくなり増殖が止まるのです。RNAウイルスは同じような仕組みで増殖するものが多いため、昔からインフルエンザ以外のRNAウイルス感染症にもアビガンは有効だと考えられてきました。実際、2014年には、ギニアでエボラ出血熱の患者に投与して死亡率を下げたとの研究報告があります。

 アビガンの大きな特徴

 他の抗ウイルス薬と比較した場合のアビガンの特性は優れた効果だけでなく、耐性ウイルスができない点にもある。アビガンは感染した細胞内でRNAウイルスを作らせませんから、薬剤耐性ウイルスは理論的に出来ません。

 アビガンが新型コロナウイルス感染症に効くのか

  本邦でもマダニが媒介する『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』に対しても特効薬として使用されている。中国政府が7万の既存薬からアビガンを新型コロナウイルス感染症の治療薬として選んでいます。結論から言えば、アビガンは新型コロナウイルスに効きます。実験室レベルの研究ではエボラと同じ用量での効果が認められていますし、臨床試験でも「アビガン治療群では平均4日でウイルスが消失し、対照群では平均11日を要した」と報告されています。 新型コロナウイルス感染症は重症になるとサイトカインストームが起きるのではないか、との議論があります。サイトカインストームとはサイトカインが過剰に分泌され、全身の臓器にダメージを与えることを言います。しかし、そんな議論はアビガンを早期に使えば、病変も小さいので不要です。投与のタイミングさえ間違わなければ現時点ではアビガンが最も効果があると思います。

SFTSの原因ウイルスはブニヤウイルス科フレボウイルス属に属する、RNAウイルスです。

2007年以降中国の7つの省で発生。本邦では2013年に7例目の死亡の新聞記事があります。2017年8月までに58例の死亡が確認された。死亡率は20%近い。2017年12月、ファビピラビル(アビガン)が著効すると報告されている。

早期に投与すれば重症化を避けられる

 アビガンは細胞内でRNAを合成させない薬ですから、感染が進みRNAに支配された細胞に体が埋め尽くされた重症者に効果が限られるのは当然です。アビガンは感染初期にこそ、より力を発揮するのです。 発症して6日以内で肺炎症状がある人には投与を検討すべきだと考えています。アビガンを評価した中国の論文では発症後6日のケースのデータを取り上げていて、成果を出しているからです。中国の臨床試験の結果から、現時点で、アビガンより有効な抗ウイルス薬は幻想でないか」と断じ、COVID-19肺炎に対し現状でアビガン以上に有効な抗ウイルス薬はないとの見方を示している。

 「えこ贔屓?」

 アビガン開発者だから「早期にアビガンを使え」と言うわけではありません。中国の臨床試験の結果から、既存薬の中で、その効果が得られるのが感染早期の段階だから使えばよいと思っています。そしてアビガン以上の薬が出てくれば、その時点でスイッチすればいいのではないでしょうか。

                      5月6日の  新聞記事から

 

現状を一番歯がゆく、悔しく、残念に思っておられる白木教授の信念がこのインタビュー記事からもにじみ出てきます。阿倍首相の英断により、5月中には認可されるようですが、我々(白木教授とその周辺)としては、出来れば3月中に使用制限を解き、4月半ばには認可し、世界中の国への供給を始めて欲しかった。そうすれば、死者を激減させることが出来たことはいうまでもないことであり、感染者も半減させることが出来たと内心忸怩たるものが有る。

 

 5月8日     金曜日    晴れ  曇り

 

東京都 新たな感染確認は39人   全国的にも減少傾向である。  85人

緊急事態宣言の効果は確実に認められている。気温も上がっている。あいつ(COVID-19)を追い詰めてはいる。

 

月9日    土曜日    雨

 

全国で90名、合計 15676人

東京で新たに36人感染 7日連続100人以下

 

東京都がPCR検査「陽性率」を初めて公表

 

新型コロナウイルスのPCR検査について、独自の方法で算出した数字を「陽性率」として公表。5月7日は7.5%です。高いね。ピークは4月11日と14日で、31.6%でした。、「患者数の絶対値の減少と陽性率の減少で真の減少であるといえる」と説明しています。検査数は未確定ながら200-300件です。

大阪府の陽性率は2から3%です。そして検査件数も700-800件です。

ここまで徹底的に検査して始めて危機は過ぎ去りつつあると胸を張ることが出来る。

 

『アビガン』は「アベガン」…安倍官邸が猛プッシ

 

「官邸では、アビガンの効果への疑問を口にすることはタブーになっています。厚労省はアビガンの承認について慎重な発言を繰り返したため、官邸から嫌われている。首相は、前月から医療機関の倫理委員会の了承を条件に、患者が希望すればアビガン投与を可能にするとの考えを示した。4月27日の衆院本会議では「2000人以上への投与が行われ、症状改善に効果があったとの報告も受けている。可能な限り早期の薬事承認を目指すべく努力をしている」と発言。しかし、アビガンの効果については現在、治験の真っ最中であり、6月にその結果が出るまでは、本当に新型コロナに効くかどうかは科学的に証明されたわけではない。ここまではこれまでにも触れてきた。

それでも、厚生労働省はかなり慎重

「厚生労働省が慎重な姿勢を崩さないのは、使用後の重大な薬害を恐れいているかららしい。過去に重大な薬害被害を経験してきた厚労省は、薬害アレルギーに陥っている。そのドグマから抜け出せない。思うに、平時ならば、それで一向に構わない。というよりもそれ(慎重な上にも慎重 )が正論である。しかし、今は世界中80億の人々が「藁を持つかむ気持ち」で治療法を捜している。血眼になって必死に捜している。人類の危機をどうやって救おうかと呻吟している。その異常な非常時に『平常時の理論』を振りかざすとは如何なる精神構造の持ち主ならん?というのが私の持論。

心構えとして『治にいて乱を忘れず』が大切です。

「語るに墜ちる」平時の正当な理論

「新型コロナ感染症は8割が軽症ないしは無症状で回復する病気ですから、飲んだ患者が治ったからといって、自然経過との区別はまったくつかないでしょう。薬の本当の効果は、プラセボ等の対照群と比較する厳密な臨床試験でしか証明できません。いまのところ結果が公表されている中国の2つの臨床試験はいずれも二重盲検ではなく、患者の選びかたが恣意的である可能性があるなど、信頼できません」

「アベガン」

アビガンに対する首相の思い入れが非常に強いことから、関係者の間で”アベガン”と揶揄されている。アビガンについては、中国科学技術省の担当者が「新型コロナへの有効性を確認した」と発言。日本でも新型コロナに感染した非重症患者にアビガンを試験的に投与したところ、症状が改善したという報告が相次いでなされている。演出家の宮藤官九郎や俳優の石田純一も、アビガンの投与後に症状が改善したという。13日、ニュースキャスターがこんな経験を話していた。アビガンを投与して貰ったが、時既に遅く効果が認められなかった。次に『アクテムラ』を投与された。劇的に改善して、こうして職場復帰が出来ました。実に嬉しそうな顔をしていました。

 

 冷静になればこんな現場の意見も(有って当然です)

多くの新型コロナ感染症患者を治療している大学病院の医師は、こう話した。「確かにアビガン投与後に症状が改善した患者はいるが、それがアビガンの効果なのかどうかはわからない。もしかしたらアビガンが効いたのではなく、時間の経過とともに自然に治癒したのかもしれない。アビガンに先立って使った別の薬剤の効果の可能性もある。いまのところは、効果があるともないとも言えないというのが実情です」

 米国や欧州ではそもそも承認されておらず、米国感染症学会の新型コロナ治療ガイドラインでは候補薬の1つにさえ入っていないのです。それなのに、テレビのワイドショーでは、軽症患者にもどんどん使うべきとか、早期承認せよ、といった推進の大合唱。強い疑問を持たざるを得ません。

 

新型コロナ感染者、韓国再び増加 クラブで集団感染

   同性愛クラブ

3.000人がいた。  40人の感染を確認(12日 102人の感染者)

 

規制を緩和したドイツでも各地で新たなクラスターが発生した。

中国の武漢でも患者が発生(12日 6人)

4月8日に都市封鎖を解除し徐々に規制を緩和してきた武漢で再び患者が発生した。

1100万の全市民のPCR検査をすると発表。中国政府もビリビリです。

第2波だとするとチョット光の見えかけた矢先の暗雲です。 大問題だね。

アメリカではホワイトハウス内で再び感染者が発生

 

靴を脱ぐ習慣(外出時と室内で履き物を交換する国民)

驚くほど悠長でマンゲルな検査のままの日本だけで陽性者が感染者が爆発的に増大(オーバーシュート)しないのは何故か? 前にもチョット書きましたが、家に中に入る時に履き物を脱ぐ習慣でしょうね。

靴の裏にはきっと病原菌の塊でしょうね。COVID-19だけでなくてその他のあらゆる病原菌・毒物がついている。勿論玄関先では靴底を払うが、そんなの儀式に過ぎない。我々がテレビで、映画で窺い知るアメリカ人の生活様式では靴を履いたまま寝室に入る。そして平気でベットに横になる。そりゃーチョット汚いよね。平時ならばそんな軽口で済むことだが泡沫感染だ、接触感染だと注意を喚起しているこのご時世である。靴の裏には充分留意した方がよい。私達が靴を履いたまま部屋に入るのはホテルに宿泊するぐらいだが、十分に注意すべきである。ついでに書くならば、握手・或いは抱擁は出来る限り避けるべきであろう。西洋人の好みの頬寄せも、最近日本でも流行始めているハグなる行為は、可能な限り避けるべきであり、その類いの濃厚接触は『運命共同体』という意識の間柄でなければ避けるのが賢明だろう。

円福友の会

SABAスクールとは ―はきものをそろえる教育―

きちんとはきものをそろえ、明るくごあいさつをし、きれいにお掃除をして、日本の国を愛し世界のためにつくす立派な日本人になるための教育です。 八百津ライオンズクラブの先輩であり、現八百津商工会会長の要職を務められる佐合重光さんの紹介で何年間か入会していたことがある。履き物を玄関先で脱ぐということが命を救う事にも繫がっていた。

5月10日     日曜日    雨  雨

 

世界で感染者400万人超す 新型コロナ、勢い衰えず

約3週間で倍増している。一週間で5万人以上増加。

アメリカは130万人以上

 

5月11日     月曜日      晴れ  30℃を超す

 

国内感染新たに43人   東京は9人   国内発生は落つきましたね。

 

治療薬と共に大きな柱のワクチンの現況

日の丸ワクチン世界を救うか!!

 

その  1

DNAワクチンの治験は始まるのか

大阪大学(緒方洪庵の適塾が源流)+アンジェス(同大発のベンチャ企業)+タカラバイオ+新日本科学+HMT(慶応大学発のベンチャ企業)が共同で開発。  アンジェスは慢性動脈閉塞症の治療薬「コラテジェン」を開発した会社である。特徴はDNAプラスミドという技術だ。この技術で、ウイルスに近い形の遺伝子を人工的に作り出せる。その技術を使って新型コロナウイルスのワクチンを作ろうというのが今回の取り組み。具体的な方法としては、コロナウイルスが細胞につくための“スパイク”と同じDNAを投与し、細胞に“異物が来た”と判断させ、スパイクの型に合った抗体を作らせます」 従来のワクチンは毒性があるウイルスを弱体化させた上で投与する野で、手間と時間が掛かる。一方、同社のワクチンは、病原体ではなくスパイクと同じ配列のDNAを投与するだけなのが特徴だ。DNAワクチンならば、大腸菌を使って作るので比較的容易かつ大量に生産が可能。

今後の見通し

「7月に少人数の医療関係者に対して治験を開始します。9月にはもう少し範囲を広げて医療関係者にワクチンを打ちたいと思います。治験ですが、医療現場の関係者にワクチンを打つことで、医療崩壊を防げる。

その 2

組み替え蛋白質ワクチン 塩野義製薬、 

 感染の第2、第3波のリスクがある中、早ければ年度内に使える状態になる。国立感染症研究所と開発を進める。1千万人規模の提供を目指す。このワクチンは昆虫細胞にウイルスを感染させる手法だそうです。特徴は、病原体を使わないため安全性が高く、そして比較的短時間で製造が可能とされる。

DNAプラスミドワクチンと共にどちらも大いに期待出来そうですね。私が愚考するにおそらく1種類のワクチンでは充分な抗体は出来ないだろう。それは肺炎球菌に対してニューモバックスというワクチンとプレベナというワクチンの2種類のワクチン接種が勧められているのと同じ理論である。そのふたつのワクチンに日の丸のついた「塩野義ワクチン」と「アンジェスワクチン」が選ばれると医者の端くれとしてはガッツ・ポーズです。

その  3

辺三菱製薬もワクチン開発に乗り出しています。3月、SARS-CoV-2の植物由来ウイルス様粒子(VLP)の作製に成功したと発表。これを使ったCOVID-19向けワクチンの非臨床試験を行っており、ヒトでの臨床試験を今年8月までに開始したいとしています。

追加発言   (5月17日)

中日新聞でワクチンの特集を組んでいました。

ワクチン開発は現在世界で100件超(WHOの発表では118件)

トップランナーはアメリカのモデルナ社と国立アレルギー感染症研究所の共同開発で3月からRNAワクチンの臨床研究が始まり、FDAの優先審査指定。イノビオ社は4月からDNAワクチンの臨床研究を始めている。中国では不活化ワクチンの臨床研究を始めている。ファイザーもRNAワクチンを開発し、9月の緊急使用許可取得を目指している。

RNAワクチン=DNAワクチンより発現効率が高い、抗体が早くできる可能性がある。一方、非常に不安定、コストが高い。生産能力が低い。
DNAワクチン=大量生産が可能、安価、安定している。その一方で、発現効率が低く、アジュバントなどの工夫を要する。パンデミック時のワクチン製造には最も適している。

註  私の勘違い

「日の丸ワクチンが世界を救う」という捉え方は正しくない。『日の丸ワクチンを早く創って日本国民に接種しましょう』が正しいキャッチフレーズです。なぜなら、新型コロナウイスル感染症は世界で同時に起こっています。80億人に接種しなければなりません。アメリカがワクチンを開発したとしても、3億人の自国民に接種してから日本などの海外に輸出と言うことになります。それでは全く間に合いません。何が何でも、一刻でも早く『日の丸ワクチン』を開発する必要があります。

 

新聞記事から

<<日本山学会エベレスト登山隊初登頂>>

50年前の日本山学会のエベレスト登山のことがNEWS(OLDS)として朝日新聞の一面を飾っている。

1970年5月11日  午前9時10分 松浦輝夫、植村直己の2人が25、26番目のエベレスト登頂者となる

翌12日には第二次アタック隊 平林克敏 とネパール人シェルパが登頂した。

 このニュースのことはよく覚えている。日本で報じられたのは2日ほど後だった。明治大学出身の冒険家で登山家の植村直己には山屋の誰もが憧れていた。数々のエピソードも聞いていた。植村さんの後輩の根深さんに話を聞くのが楽しみだった。

エベレストの初登頂には沢山のエピソードが残っている。『何故エヴェレストに登るのか』と尋ねられ『そこにエヴェレストがあるから』と答えたと伝えられる英国人登山家ジョージ・マロリーは1923年第3次エベレスト登山隊に参加していた。6月8日、2人で頂上アタックを目指して最終キャンプを目指したが遂に帰幕しなかった。「遭難」をしたのだ。彼等が頂上を極めた後遭難したのか、否か!世界最高峰の初登頂という栄誉に関わることだけに世界中の関心を集めてきた。頂上直下の2人の姿が下部キャンプから確認されているだけに『岳人』と呼ばれる人達は、己をマルローの置きかえて勝手な想像を楽しんできた。そして、1953年5月11日、英国登山隊がエベレスト初登頂の栄光を手にする。初登頂したのはニュージーランド出身のヒラリーとシェルパのテンジンである。人類が世界最高峰の頂に立った記念すべき日である。1999年、遠征隊がマロリーの遺体を頂上付近の北壁で発見。遺体の様子と遺品からマロリーである事は判明したが、持参していたはずのカメラは見つからなかった。(初登頂を確認することは出来なかった)

2019年までにおよそ10.000人の登頂者が記録されている。頂上直下の核心部分には固定ザイルが張り巡らされている。チョット興ざめだが、以下にも人間くさい行動かもしれない。2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID -19)のために入山がネパール側からも、チベット側からも禁止されている。カラパッタルは人の匂いのしない場所になっている。多くの登山家が季節になると集まるのは何時のことであろうか?

「エヴェレスト 神々の山嶺』という本を読んだことがあります。映画も観ました。、夢枕獏氏が構想から20年という歳月をかけて書き上げたストーリー。1人の天才的登山家の生き様を通して登山とは、エベレストとは問いかけた結構面白い話です。遠征隊付きのカメラマンがカトマンズの店でコダックの古いカメラを見つけるところから始まります。マロリーが持っていたはずだが遺体から発見されなかったというカメラです。マロリーも夢、幻想の中で登場する。

 個人的な思い

こんな「心ワクワク体をクムク」されるような話題がいいですね。コロナ騒動で沈みがちな心に皐月の薫風を運んでくれます。この地球上に残してきた人類の大きな軌跡の一つです。

 生意気なことを書けば、『コロナ野郎に苦しめられてもホモ・サピエンスとしての誇り」を忘れないようにしたい。

 

5月12日     火曜日     晴れ

甦るぞ 地球

昨日に引き続いて楽しい話 この地球上の支配者人類の発展と調和に結びつく話

「甦るぞ日本」は東日本大震災の時の標語です。

こんどの標語は『甦るぞ 地球』であるべきです。

「はやぶさ  2』が帰還の途につく。

小惑星『リュウグウ』で採取した砂や岩石のサンプルの入ったカプセルを今年の11月から12月の間に持って帰ってくる予定です。イオンエンジン噴射を始めた。そう宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表する。ラストスパート(ラン)の始まり。今年の12月には採取した砂や岩石の入ったサンプルをオーストラリアの砂漠地帯に届け「はやぶさ」は再び2度目のご奉公に向かうのだそうです。あいつが帰ってくるまでには青くて美しく、素晴らしい太陽系の惑星・地球に戻したい。「はやぶさ 2」は2014年12月に打ち上げられた。5年半前ですよ。悠久のロマンを感じます。コロナ戦争の毎日に汲々としている私達に人類として地球人として大切な『夢とロマン』を思い出させてくれる。手を合わせて瞑目すると「はやぶさ」の心になって果てしない太陽系を帆走しています。

初代ハヤブサのこと

2003年5月  打ち上げ成功

この事業を汎く知って貰おうという企画

名前と生年月日を刻んだプレートをイトカワに記念に建立しようという活動があり、家族4名で申し込んだことを覚えている。

2005年11月

惑星探査機「ハヤブサ」は26日に岩石にサンプル最終に成功する。

2010年5月 3年遅れて帰ってきました。

真にアインシュタイの相対性理論の世界の出来事(?)です。感動的な出来事ですね。科学の世界であり得ないことがあり得た!!日本の女性研究者の執念です。イオンエンジンです。13日オーストラリア大陸にカプセルが落下予定です。2億9000万キロの彼方の570メートルの惑星の名前は「イトカワ」です。約60億キロの旅を終えて7年ぶりに地球に帰還した。月以外の天体に着陸した探査機の帰還は、世界で初めてです。月とは僅かに38万キロですからね。イトカワとは3億キロの距離です。7年振りの帰還です。日本の生き残る技術はこんな処にあるのだろうね。

11月16日

ハヤブサが運んできた微粒子は小惑星「イトカワ」のものと確認された。米、ソ連に次ぐ3遍眼の快挙である。500点満点の成果である。世界中から称賛の声が届く。

「帰ってきただけでも夢のよう。夢を超えたことの喜びをどう表現してよいか分からない。」

 

 

コロナ戦争に目を移そう                            

全世界   5月10日 総数 417万 増加  10万に近い95.000人。10万人を超したら世界は、この地球は危機的状況に陥る。そうならないことを祈るのみだ。1.000万人の患者数となると1.000人に1人の患者数ということになる。

その鍵を握るのは『アメリカの感染者数』である。5月10日 感染者総数は138万になる。グラフではやや減少傾向のノコギリ状である。4月24日には最も多く、36137人を数えた。5月10日、20377人、5月11日、17776人と減少傾向を示している。5月15日 25.368人と再増加傾向。感染者総数は147万人。

アビガンの問い合わせ・・あっと驚くため五郎!!!

私のウェブ・サイトを読んだと言うことで問い合わせが結構有りました。7件目です。COVID-19のことに関する関心の高さを知る。最初は4月18日です。『アビガン』のことで問い合わせの電話があった。私は不在だったので美尋さん(愛妻)が対応しました。友人が死亡した。アビガンの投与を頼んだがダメだった。八百津に来れば処方してくれるのかと尋ねられたそうです。翌日電話するも留守番電話で繫がりませんでした。曹洞宗のおっ様でした。4月20日アビガンがありますかと電話有る。その後5.6件問い合わせの電話がありました。7件目の鵜沼の方とは色々な事を話しました。名古屋に通っている患者さん(今は半分テレワーク)からは、職場の同僚から『八百津の佐藤クリニック』って知っていると訊かれました。結構話題になっていますよ。・・・私は赤面した『それは、それは有り難うございます』と頭を下げるのみでした。時間を割いて読んで頂いたかと思うと身の縮む思いです。

何度も書きましたが、全く読者は想定していません。己の己に対する反省文(自省録)みたいな存在。誰にも読まない遺書みたいなものとして書き綴っているだけです。家族(女房と2人の子供)が読むことも予定に入れてない。それでもこんな事もありました。昨年、9月、東京の岩本さんという方から電話がありました。中学校時代の同級生で東京オリンピックの女子100メートルの補欠選手だった佐藤美保ちゃんの先輩という男性から電話がありました。中央大学の陸上部の先輩だったそうです。ミホちゃんを可愛がっていたようでした。2人でミホちゃんが如何に可愛くてマドンナだったかを楽しく懐かしみながら語り合いました。ミホちゃんのことを書いたのは、趣味のランニングの中でチョットエピソードとして書き加えただけなのですが、こんなところまで読んで頂いたことに深々と頭を下げて感謝しました。勿論据え置き電話です。

記憶の糸をほぐしていくと、2年ほど前に姉の職場の同僚で読んでいる人がいると聞いたことがある。仙台から鯉居東団地に移住してきた患者さんの孫も読者の1人。山学部の先輩・後輩にはそんな酔狂な奴はいない。俺の能力を充分知り尽くしている。各務原の野々村も、八戸の黒滝も見向きもしていない。弘前のウロの同級生で、開業医の鑑と仰ぐ楠美君が一番の愛読者かなぁ。八百津では、内堀醸造の社長。杉原千畝の事を尋ねられた町会議員さんぐらいです。

5月13日    水曜日     晴れ                暑くはありませんでした

米のコロナ死者予測引き上げ、8月までに14.7万人(一週間で+10.000人)

 第2波の可能性が、なし崩し的な規制緩和がもたらす感染者の再度の増加の可能性が研究者から警告される。再開急げば「不要な苦しみ」をもたらすと米感染研幹部も厳しい

ロックダウン(都市封鎖)措置の解除を急げば、新型コロナ感染の第2波を招くリスクがあると警鐘を鳴らした。

 FRB議長もコロナ対策は長期戦を覚悟 長期低迷を警告

 

 規制。行動の制限。8割自粛。その必要性は十分に理解しているつもり。私のように山間僻地に暮らすものは、規制前も規制後も殆ど日常生活活動に変化はない。そんな立場の者にも規制・自粛はうんざりである。はっきり言って飽きてきた。

 新しい、新鮮なNEWSが欲しい。心の躍動するような、ついつい食い入って読みたくなるような記事が欲しい。プロ野球の、Jリーグの、錦織圭の活躍の記事を読みたい。芸能人の、有名人の三面記事を読みたいね。

 

5月14日       木曜日       快晴   30℃近い

 

緊急事態宣言 39県で解除正式決定へ

解除されなかったのは北海道、千葉・東京・埼玉・神奈川・京都・大阪・兵庫の1都・1道・2府・3県の合計8都道府県

宣言解除の目安は新規感染者数が充分に減っているかどうかを重視する。

その基準は『過去一週間の新規感染者数が人口10万人当たり、0.5人未満』

私の通っているスポーツ・ジム「アクトス」も解除されると嬉しいな?と期待を込めて新聞記事を読むと、パチンコ店や接客を伴うナイトクラブ等の遊興、遊戯施設、スポーツクラブ、ショッピングモールなどの休業要請は当面、継続する方針と書いてある。スポーツクラブをナイトクラブと同列にはしないで欲しい。完全に誤解ですね。

WHOは、新型コロナウイルスが消滅しない可能性を発表

 ここまで拡散してしまったウイルスが消滅するとは考えられない。拡散の防ぐ手立てがないという情報ならば議論の対象となるが、消退を論ずることは『正鵠を得ている』とは言いがたい。いかにWHOの担当高官の発言であってもおかしい。勿論SARSが何故、どうして消滅してしまったのかも解明されていない。だから、同じような経過を辿る可能性は否定出来ません。それであっても比較すること自体が的外れ。

註  1

SARS

コロナウイルスによる呼吸器感染症で、2002年11月16日に、中国南部の広東省で非定型性肺炎の患者が報告されたのに端を発し、北半球のインド以東のアジアやカナダを中心に感染拡大、2003年7月5日に終息宣言が出されるまで、32の地域と国にわたり8.000人を超える患者さんが発生。

註  2

COVID-19

感染者数(5月12日現在)    434万人

死亡した患者数          30万人

感染の報告のない国

現在国連加盟国と地域 196ケ国である。チョット古いデーターだが4月2日現在、COVID-19の患者の確認を報告していない国は次の19カ国だ。

コモロ、キリバス、レソト、マラウイ、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、北朝鮮、パラオ、サモア、サントメ・プリンシペ、ソロモン諸島、南スーダン、タジキスタン、トンガ、トルクメニスタン、ツバル、バヌアツ、イエメン

北朝鮮では感染者の報告はないが収容されている人数は2.5万人ともいわれ、「感染が確認され発病する」と銃殺という図式が出来上がっているようである。真に身の毛もよだつ凄惨さです。とても暖かい血の通った人間の所業とも思われないが、背に腹は変えられないというかの国の特殊事情もあるのだろう。

 

半年後に始まるCOVID-19第2波に備えて

 

3本目の柱  検査システムと検査方法の確立

時々触れてきましたが、検査のことについてもう少しだけ記録を残しておきます。

PCR検査について

情けないほどに、悲しいほどに日本の検査総数は少ない。これで日本は医療先進国の一角だと言えるのだろうか。誰もが疑問に思い続けてきたことである。ひょっとしたら日本は井の中の蛙で「既に世界の流れの後塵を拝している」のではないかと危惧するほどである。

何であれ、この暑い夏の間に準備を急がねばならない。

まず現況の検証から

日本の「全自動PCR検査システムなぜ導入されず?」

 日本の「全自動PCR検査システムなぜ導入されず?」 チョット頸をひねりたくなる記事が掲載されています。自動PCR分析は日本企業プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)の独自開発技術で、OEM供給した仏・エリテック社ブランドのシステムは、新型コロナウイルスのPCR検査でも高い成果を上げ、駐日フランス大使からシステム供給に対して礼状が届いたとのことです。日本では、申請するも返事がない。とのことです。尾身茂副座長は、会見で色々と言い訳をしていましたが、PSS社部長は「とても歯がゆい思いをしています」とのことです。この記事の真贋は知りませんが、もしそんな機械が有れば是が非とも各都道府県に導入したらいいにね。

大学には沢山のPCR検査機会が有る。IPS研究所の山中伸弥教授も自分の研究所にも沢山あると語っている。その活用もすべきではないか。

易抗原・抗体検査キットの準備と充分な量の供給体制の確立

11月に入って季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症が同時に活動を始めたら日本中が大混乱になる。収まりがつかない。

インフルエンザに対して簡易型抗原検出キットが現在汎く使われている。同様な精度の新型コロナウイルス抗原検出キット(鼻腔粘膜粘液、或いは咽頭唾液検査)の開発と充分な量の供給体制が必須である。そして、同時に抗体検査キット(採血検査)も必要である。

抗原検査と抗体検査はセットで行う必要があるだろう。

5月15日    金曜日         晴れ

 

新型コロナ死者30万人超す 1カ月で2・5倍

感染者総数は世界で440万人に上っている

沖縄、本土復帰48年 

 沖縄県は5月15日、1972年に米国の施政権下から本土に復帰して48年を迎えた。時の日本の首相は佐藤栄作、アメリカの大統領はニクソンでした。非核三原則を貫き、誰もが無理だと思っていた『沖縄返還』を実現させた。その功績によって1974年に『ノーベル平和賞』を受賞した。日本人のノーベル平和賞の受賞は彼1人だけである。ニクソン大統領が日米安保条約延長と引き換えに沖縄返還を約束し1971年(昭和46年)沖縄返還協定調印、その後1972年(昭和47年)5月15日に日本へ復帰した。 その頃の売れっ子のパーソナリティー前田武彦はラジオ番組(東芝ヒットパレード)で『沖縄は日本語を話しているの?』と余りに幼稚な、配慮に欠けた発言をしていたのを記憶している。頭の回転の速い毒舌の司会者だったが、その彼ですら沖縄に関してはその程度の知識しか無かったということだ。 私は大学医学部の同級生に3名の沖縄からの友人がいた。彼等は沖縄の高等弁務官(返還前だから当然アメリカ人)の発行するビザ(パスポート)を持っていた。その話しを聞いた時には『これが日本の現実』なのだと思った。その当時70年安保の前後で学生運動華やかなりし時であったが、彼等は政治的発言は一切しなかった。

 はっきり言って毎日、毎日、朝から晩まで『コロナ・コロナ』だとウンザリしてしまう。日本人初のエベレスト登頂・超小型惑星探査機「はやぶさ 2」の大宇宙ロマン、そして『持たず・作らず・持ち込まず』の非核三原則を守り抜いて沖縄返還を成し遂げ、ノーベル賞貰った政治家佐藤栄作の偉大な業績。これらの1つ・1つが私の人生の大きな思想的バックボーンになっていると思う。1つ、1つの事柄を、出来事を有機的に結合して思想的構築を築くことの出来るのは、1人精神的非凡人のみに可能なことである。我の如き凡人は時流に流されるのみであるが、それでも多くの人と語らい、共に杯を重ねた経験は私の人生の大きな財産である。力です。その最も大切は行為を控えろ、静まれ、鎮まれと号令する「新しい生活の在り方」を肯定する気にはなれない。

                        令和2年5月16日  脱稿

蛇足の蛇足

 

八百津ライオンズクラブの畏友『佐々木敏和』君が主催するいろどり村通信に投稿した私の「コロナ原稿」である。

チョット読みづらいので編集者に送った原稿を以下に貼り付けます。


 新型コロナウィルス感染症(序章)

人類がこれまでに経験したことのない恐怖を真に私達は体験している

バラ色に輝き、希望に満ち溢れた未来は暗転した

先の見通せない闇の中に迷い込み、生活・政治・経済・五輪・スポーツ・娯楽、

全てが停止を余儀なくされてい そして全く予想が立たない

3月始めからの小・中・高学校の閉鎖、「密接・密室・密集」の三密の諫め

積極的な治療と国民への啓蒙活動やるべき事をやって

緊急事態が4月7日に宣言された

しかし感染者数は増えている

こんな八方塞がりの状態だが、私には大きな期待が2つある

それは暑い夏の到来。最高気温25℃以上、10日間連続で、ウイルスの勢いは鎮まる

もう一つはアビガン錠の投与

劇的に症状が改善し 人-人の伝播がなくなり 新規患者が激減する

そう確信している

医療に携わって50年

その年輪から導き出した結論である

この確信を心の支えにして患者さんを己を励ましている

明日世界が滅びるとしても 

今日あなたは 

リンゴの木を植える

             (マルティン・ルターの言葉)

これから人生を謳歌する若人達よ

この艱難にくじけないでほしい

必ず夜は明け陽は昇る

この拙文が諸氏の目に留まる頃きっと私の希望が叶い始めている

                  (佐藤クリニック院長 佐藤 孝充)

 

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