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その後のコロナ(4月前半) その 5

04月01日     水曜日

april  fool の講話
「4月真実」を話します。
アビガンがあちらこちらの医療機関から著効したという報告が届いております。
「今週中にも一般使用が許可されます。」
但しPCR陽性患者に限りますので、その検査データーとCT写真を提出して頂きます。
WHOにも、その由報告し、希望される国には無償で提供します。
 地球は、人類は2020年4月、新型コロナウイルス肺炎の恐怖から逃れ始めます。

世界中の街には、このニュースを聞いた人々が抱き合い、握手をして『人類の勝利』を喜んでいます。

まだまだ、自粛規制中ですが、密集、密接を阻止しようとした官吏も喜びの輪に溶け込んでいます。

現実に戻ります

緊急事態宣言の発出について朝から報道が活発です。小池さんは宣言を発出して感染を抑制したい。大阪の吉村さんも同じ。残りは、総理が何時決断するのかだが、既に時遅しである。

景況感7年ぶりマイナス 大企業製造業8ポイント下落

日本銀行短観は、大企業製造業の最近の景況感を示す業況判断指数(DI)が昨年12月の前回調査から8ポイント下落のマイナス8となった。

マイナスは2013年3月以来7年ぶり。一部では大恐慌を上回る不況が全世界を覆うといわれている。

米国の死者、最大24万人予測 トランプ政権、外出自粛呼び掛け

新型コロナ きょうは最多の265人感染確認(午後11時半時点)

 

04月02日    木曜日     

米失業保険申請が過去最多の665万件、前週から倍増

東京の感染者最高を更新する   97人

明日の夕方には都市封鎖が宣言されるだろう。どうなるでしょうか

WHOが世界の感染者「数日内に100万人」 新型コロナで見通し

(04月03日、翌日にオーバーした。)

 

04/03日     金曜日

ドイツ政府 「アビガン」調達へ 新型コロナ重症者の治療に使用

       漸く、世界が目を向け始めた

 

全世界で100万人を超える   死者5万人

日本全体で3000人を超える。  3日間で1000人越えた。その前は11日間、その前は60日間かかった。

 

04月04日  土曜日

邪気払い  岐阜柳ヶ瀬「レストラン平野」で佐藤・國島の食事会

岐阜大学医学部精神科の医師3人が感染、繁華街のナイトクラブ(シャルマ)で飲食をする。先月下旬のことである。

1人は4月01日からのぞみの丘ホスピタル勤務(美濃加茂市)                        

岐阜大学は19日までの2週間、外来をストップさせました。

 

弘前大学医学部も同レベルです。

3月に卒業し学生さん6名がフランス・スペイン旅行(9日より17日) 5名が陽性

大館市民病院で発覚。 23日、卒業式の晩には30名が集まって食事会を開催した。

現在全国の研修病院に連絡中である。

帰国した17日、その時点で14日間の待機を命令すべきだった。その時期だったはず。

 

04月05日    日曜日

毎日アビガンに対する期待、希望的報道はされているが、国の方針は積極的ではない。アビガンの治験は3月末から始まった。承認は早くても、今年の夏だそうです。

開いた口がふさがらない。何処の国の承認のことだ。

日本から無償で貰った国はさっさと患者さんに使いそして日本より早く効果を認めるのだと思います。ドイツもアビガンを希望している。世界中が欲しがっている。

「各国からの要請が増えており、希望する国と臨床試験などで協力していきたい」と管官房長官の談話

 日本全国 3806人  今日一日で308人増加

医療、生活、学校、政治、経済、オリンピック、プロ野球。

すべてのものの先が見通せず、私たちは手探りして、闇の中の不安な雰囲気を感じている。

 

04月07日      火曜日

本日午後7時  阿倍首相が『緊急事態宣言』の記者会見

とうとうと長い時間記者会見で話をされていました。首相のこの危機に対する思いがひしひしと伝わってくる。

政権内では随分と経済が潰れてしまうとの反対意見が有る。しかし小池東京都知事、吉村大阪府知事、日本医師会等による意見が押しきった。消極的だった阿倍さんも、頸を縦に振って頷いた。8割の接触を制限すれば感染は下火になるという北大の教授の説得も奏効したようである。しかし、遅すぎる。

 

慶応病院、研修医40人会食 18人が新型コロナウイスル陽性となる。

懇親会を開催したのは3月26日である。再三の開催自粛の要請にも拘わらず、強行した。3次会まで開催。

 

04月08日    水曜日     快晴

緊急事態宣言が本日午前0時に発令

流石に渋谷も銀座も東京駅も人出は少ないようである。が、朝の通勤電車は満員・・・

まだまだ認識が甘い。啓蒙が必要だ。商売をしている中小企業、そして個人経営で仕事を営む人々にとっては死活問題だが、どちらかを選ばなければいけないのだから、眼を瞑って営業自粛要請

補償問題をテレビでは特集を組んでいる。

当クリニックでも『患者さん各位へ』というリーフレットの配布を始めました。同時に『首相官邸・厚生労働省』から頂いたリーフレット『密を避けて外出しましょう』の配布も始めた。

患者さん各位へ
                                        
          「緊急事態宣言」発令
      新型コロナウイルス感染症の爆発的増加を防ぐ目的で
                      4月8日から発令されました
    当クリニックからの感染防止目的のお願いとお知らせです
              ご不便を掛けますがご協力お願いします
                                       
1.玄関先では、消毒用アルコールで手指を消毒して下さい
   
    ワンプッシュで充分です
   
1.マスクの着用をお願いします

  着用されてない方は『車』での待機をお願いします
    当院に予備のマスクはありません 申し訳ありません
   
1.全員検温をお願いします

    風邪症状と37.5℃以上の発熱の方は『車』での待機をお願いします
   
1.下記の①、②或いは③に該当する方は受付に申し出て下さい

  ①家族、知人でコロナウイスルのPCR検査を受けた人がいる
                 (陽性・陰性に拘わらず)  

   ②新型コロナウイルス感染者と思われる方と接触のあった方

    ③ 最近、緊急事態宣言の対象都府県を訪れたことのある方
          (東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・兵庫・福岡)

 1.医療機関への受診は自粛要請の対象ではありません
それでも不安な方には

「電話での薬の処方」「長期処方」   

     を受け付けております 受付でお尋ね下さい

                                      令和2年4月8日        
                                                 佐藤クリニック  院長 佐藤孝充
              1日でも早い終息宣言を待ち望んでいます
              その為にも私達の出来ることをしましょう

 

04月9日    木曜日

東京  181人、  大阪  92人  共に最多を記録

1.000人増加/3日

アビガンの臨床試験、米国で患者投与へ   

御嵩町の宗教団体でも見つかりました。13日には恵那でも感染者が発生

京都大学の研修医も大学の自粛要請にも拘わらず、食堂で懇親会会合を開いたようである。

 

 

4月10日   金曜日

底抜けの様相

全世界 感染者   160万人、死亡者10万人

死亡率が急増している。日本が異常に少ないのだね。

東海三県は国とは独自に緊急・非常事態宣言を発出させました。愛知県は緊急事態宣言、岐阜県は非常事態宣言、三重県は感染拡大阻止緊急事態宣言です。翌、11日の中日新聞の朝刊には一面広告が出されました。

WHOがパンデミックを宣言して1ヶ月が立ちましたが、一向に鎮まる様子を見せない。日本では増えている。

福地いろどり村通信から『新型コロナ感染症』についての原稿依頼が来ていたが、本日最終原稿を渡しました。

 

4月11日   土曜日

ノーベル生理学・医学賞受賞の本庶祐が朝の報道番組に出演してこんな事を力説

本庶祐の3つの提言

その 1  治療薬の積極的な投与

アビガン    早期からの積極的投与  研究と平行して臨床でも投与を!

医療現場でも積極的な使用を認めるなど柔軟な対応をとることを求めています。

 

アクテムラ   免疫不全状態になった時(重症症例)投与

サイトカイン・ストームを防ぐ。

阪大元総長の岸本先生の創薬である

 

その 2  積極的なPCR検査・・・入院させたくなかったので検査を厳しく制限した   という埼玉県の保健所長の発言の真意を聞きたい。

                       患者を掘り起こさないといつまでたっても収束出来ない

 

その 3  東京・大阪・大都市の1ヶ月間の完全封鎖

 

この手のウイルスは有効なワクチンが出来ずらい。

インフルエンザもHIVも不完全なワクチンだ。

 

 

4月12日              日曜日

緊急事態宣言が出されて最初の日曜日

都心も人出はまばらです。多くのお店が休業中です。デパートも食料品売り場以外は閉鎖

名古屋のミッドランドスクエアーも臨時休業。

日本全体

感染者数   7200人    死亡者     150人

一週間前感染者数 3806人

 

4月13日  

アメリカが国家非常事態宣言を出して1ヶ月が立ちましたが、鎮まる気配は全くありません。アメリカの死者は20.000人を超しました。それでもNY州の死者は減り始めました。最悪期を過ぎたと報道されている。

全世界

187万人   死亡者  17万人

5000人に1人の感染者?

 

朝の報道番組を見ていると、漸く「アビガン投与で髄膜炎の併発症例が回復した』とか『アビガンを使いましょう』という発言が出てき始めた。

阿倍首相も「病院の倫理委員会で承認されれば使用資することは可能です』と使用に前向きな姿勢を示したものの、厚生労働省は第3相の治験が近日中に終わりその結果を申請して効果が認められれば夏頃に承認される。という従来の方針を崩していない。

訳が分からない。超法規的処置という手段はないのでしょうか。小学校の高学年時代に観た映画『われ一粒の麦なれど』を思い出す。小林圭樹が主演、小児麻痺(急性灰白髄炎)のワクチンをソビエトから緊急輸入する話だった。それは1本の電話から始まった。新聞やTVでもポリオ患者が増えていると報道。主人公は、全国で増え続ける患者の悲惨な実態をしる。そして、ソ連で開発された生ワクチンだけが、有効な予防策だと知った彼は、自らの仕事を放り出し、ポリオ撲滅のため奔走する。ワクチンは輸入され予防接種が行われ流行は阻止された。彼は左遷される。

忖度という言葉が一番大切にされる社会では望むべくもないか! 勿論私にもそんな勇気はない。事なかれ主義がモットーである。

 

人と人がコミュニケーションを取り、移動し集まることが『善』だった時代が、大きな節目を迎えている。

 

4月14日    火曜日

素晴らしい症例報告・・・大学の同級生の楠美君がYAHOOニュースに掲載されていた記事を教えてくれた。 素直に思ったままのことを書いてある。それだけに心打つものがある。

アイドルグラビア女優 ソラ豆琴美の記事から引用

 症状については、自身は「軽度の感染者」であると明記しつつ、それでも「とにかく苦しいです。悪化するとまともに食事もできず、起き上がることもやっと、息を吸うのもやっとでずっと微熱だったのが最終的に39度までなりました。咳も止まらず痰(たん)がひたすら出てきて息が止まって飛び起きます。ずっと胸が苦しい状態。味も匂いもずっとしません」と告白。さらに「隔離されていて、本当に誰とも会うことができません。もちろん、面会なんかできません。最終的に動けなくなってどんなにしんどくても身の回りの事を自分でやらなければなりません。動けないっていうのは【トイレにも行けない】【ご飯を食べれない】【水も飲めない】【お風呂にも入れない】【寝返りもうてない】【しゃべれない】【着替えもできない】【歯も磨けない】んです。そんなんアイドルとして死ぬかと思った!ずっと汗だくでパジャマとシーツを濡らしながら暑い、寒いを繰り返しました。これが“軽度のコロナ感染者”の症状です。だからこそみんなに伝えたいです」と訴えた。

 話題となっているアビガン治療を始めたことも告白。入院初日に適応外治療(アビガンの投与のこと 筆者 加筆)をするか聞かれましたが断りました。症状は軽いしすぐ治って出られるだろうと思っていたし、いくらかかるかも怖かったので…」と回顧。「(その後)症状が悪化してしまい、いよいよ死ぬかも!?と思いアビガン治療を決意しました」と報告。それでも「アビガンの副作用は奇形児が産まれる可能性があるとのことで、女性には特にとても安全とは言えません」とも。それでも、治療を開始し、「昨晩から飲み始めて早速効果があるように感じました。高熱が微熱になって、全くわからなかった味がほんの少し、味の雰囲気がわかるようになり、匂いも全くなかったのがほんのりわかりかけた気がします。咳の量も減って、痰(たん)もかなり減りました。まだ1日目なので劇的な変化ではないけど明らかにいい感じ!」と早くも改善していることを明かした。

 

 そして、「もし、今苦しんでいる方がいたら知ってほしい。可能性を実感してもらえたら、と思いました。私の場合ですが、体調不良の過程をa→b→c→dって悪くなっていったとすると、アビガンを飲んでからd→c→b→aと順を追って通ってきた症状をもう一度体験しながら治って行ってるのを実感します。とはいっても完治したわけではないですが…今『これはしょっぱいかも?』とわかるとこまで戻ってきました」と記した。

 

アビガンってやはり絶対効果あるんだよ。

この記事をアビガンの一般的投与に躊躇している政治家、学者さんに読んで貰いたい。

 私の主張は『正式に国の承認は得られていない。超法規的ではあるが、使って下さい』と『積極的な使用を呼びかけて欲しい』と言うことです。

つまり「処方出来ます」から「処方して下さい」への大転換です。

 

04月15日   水曜日     

『コロナ短信 NO 1』

佐藤クリニックのホームページのバーナーに『コロナ短信 NO1』を掲載する。

現在、既に外来では4月8日から『患者さんへ』というリーフレットを受付で配布している。その骨子は『1日でも早い終息宣言を待ち望んでいます』『その為にも私達に出来ることをしましょう』として、受診時の注意事項やら当院の取り組みを書きました。

今回の「コロナ短信」も同様な趣旨のものです。受診前にホーム・ページを閲覧する方も多いと思います。その時の指針になればと思って造りました。

しかしながら、このとんでもない姿の見えない怪物との戦いは容易ならざる状態に陥りつつある。

最大限のの用心をしましょう。

                             令和2年4月15日  脱稿

 

電話・FAX

TEL.0574-43-1200
FAX.0574-43-9050