タカさんの淺知恵　その１　大本営発表・競馬の予想・台風の進路予想

大本営発表　競馬の予想　台風の進路予想

日本の天気予報はかなり正確ですが、台風の進路に関しては全く無能ですね。無能というより有害ですね。そして反省がない。

台風１９号

下記のアドレスをコピーしてペーストして下さい。台風１９号の発生から消滅までを辿る事が出来ます。

http://www.imocwx.com/typ/tyani_19.htm

９月１８日　　　月曜日　　　　　快晴　　台風一過の快晴

　私は、昨日（17日　日曜日)、京丹後ウルトラ１００キロマラソン出場予定だった。一週間前から台風の進路には気をもんでいた。それでも、開催されると信じて鍛錬していた。

金曜日の午後３時には､早々と中止を決めてしまいました。

大会本部としては、主催者としての気持ちは十分に分かります。悔しさ一杯の決定だったと思います。問題は台風進路を予想した気象庁の方針です。

　今回の台風では私はこんなふうに感じていた。台風接近の時って結構蒸し暑いですよね。生暖かい南風が吹き寄せるはずです。ところが、金曜日の夕方から夜に掛けてかなり気温が下がっていた。

通常であれば台風の接近に伴って気温も上がり、湿度も上がるはずである。

九州の、鹿児島の南に停滞していた。予想ほど北上していなかった。

それは南東に吹き出す偏西風の噴き出しが結構強いということだ。

東進し始めた。この時点で台風が中国地方に上陸はないと考えた気象予報士は多いと思う。が、どのチャンネルも同じ予想である。同じ進路である。テレビの全てのチャンネルは同じ事をいっている。

結局台風は日曜日に高知に上陸した。そして高知→徳島→近畿(兵庫に上陸)→北陸→日本海へ抜けた→最後に北海道に上陸。これは蛇行した偏西風が北東に流れを変える為だ。

９月１６～１８日２かけて日本を縦断すると予想された台風１８号は九州から四国に上陸し､瀬戸内海を横断して兵庫県を縦断して日本海に抜けた。

超大型であり、日本中が台風の襲来に備えた。土曜日・日曜日に直撃と繰り返し報道されたので、多くのイベントが中止された。しかし、兵庫県を縦断したのは月曜日だった。

台風２１号

下記のアドレスをコピーしてペーストして下さい。　21号の発生から消滅の動画を見る事が出来ます。

http://www.imocwx.com/typ/tyani_21.htm

１０月２３日　　　月曜日　　　　　午前中風がありました。天気晴れ

嘘つき気象庁に文句あり。

嘘つきと罵倒されたくなかったら「天気予報」と称する事を破棄して、「天気予想」とすべきです。競馬の予想の外れを嘘つきとののしる人はいません。

森朗（もりあきら）気象予報士

TBSの「ひるおび」に出演している気象予報士さんですが、細工は流々でない小道具を使って天気を分かりやすく解説されている。そして、時々、予報が外れた時、その解説をする。彼以外に外れた予報の解説（言い訳ではなくて、因果関係）を聞いたことがない。

　そんな事を考えていたら定期購読の「 週刊朝日１０月２７日号」はお天気キャスターがグラビアを飾っている

フジテレビの天達　武史､寺川奈津美　　NHKの酒井千佳、斉田季実治

そして「テンキアプリ」的中ガチンコ勝負！という記事が掲載されている。

今年の夏の予想は､太平洋高気圧とチベット高気圧が強く張り出す｢ダブり高気圧｣に覆われ平年以上に暑くなるというのが､気象庁の３ヶ月予報だった。実際は、８月の東日本は曇りや雨ばかり､東京都心では２１日間連続の降水が観測され、歴代２位の記録となった。仙台では３６日間連続降水を記憶し、８３年振りに記録を更新しました。・・・・・・

これは、

　オフォーツク海高気圧が発生し、勢力が強い状態が続きました。このため、北日本の太平洋側や関東地方を中心に曇りや雨が多くなった。

しょせん、人知では天候を予測する事には限界があるということか。

短期予報の精度は高まっている。

９２年に的中率が８１％だったが、２０１６年には８５％まで上がった。

しかし、今年の台風の進路予想は大きく外れた。

これらのアプリは局地的な天気の変動を捉えるのが目的のようである。

例えば、気象庁が設置しているアメダスは全国で約１３００ヶ所、ウェザーニュースでははその１０倍の１３．０００ヶ所有ります。

　 今回も予想は大きく外れた。

１９日(木)２０日(金)は秋雨前線の影響で雨がショボ・ショボと降ります。

２１日(土)　朝は雨が降っていたが、午後は止みました。気温は低い。

２２日(日)　一日中雨が降りました。が、暴風雨ではない。衆議院選挙が行われた。

離島からの船が欠航して開票が送れた所があった。

２３日(月曜日)の午前３時頃には、結構風が吹いた。雨もひとしきり降りました。

　八百津町での山間部では風で木の枝が折れたり木が倒れて道路を塞いだりもしました。　日中は久しぶりに晴れました。台風は北海道の東海上に抜け､北海道は広い範囲で降雪に見舞われる。富士山頂にも初雪が降る（初冠雪ではないそうです｝。

お断りしておきますが、私は奮起して｢気象予報士｣になるとか、なりたいとか思った事は一度もありません。そんなおごった考えはありません。｢才｣も｢能｣もない事は十分承知しています。

以上は天気図を書いたり､解読する事を少しだけ学び、知ったかぶりをして自慢したがるタカさんの独り言である。勝手な言い分である。

素晴らしい確率の天気予報に十分感謝しています。科学的データーをかみ砕いて、データーに基づいて独自の予報を立てておられる気象予報士は憧れの的です。

　ただ、９月、１０月と２ヶ月連続で｢マラソン大会｣がキャンセルされて、｢欲求不満｣だったので、日頃思っている事を書いてみただけです。

毎週末は台風の日本列島の物見遊山か！

この週末(１０月２８日、２９日)も台風２２号が日本列島にやってきます。彼等にしてみれば､日本の秋を満喫する週末旅行みたいなものかもね。

そうとでも思わなければ、やる瀬がない。

　　                                           平成２９年１０月２６日　　脱稿