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高津・ヤクルト20年振りに日本一になる-211127

                             ヤクルトスワローズ・20年振りに日本一になる
                                高津臣吾監督はやはり日本シリーズ男です

                                    日本シリーズ5度目の胴上げ

                            (投手として4回 監督として1回)

 


これまで日本シリーズで4回胴上げ(93年、95年、97年、01年)投手です。
ヤクルトの3勝2敗で迎えた日本シリーズ第6戦
球場は『ホットモット神戸』球場です。かなり寒い。ピッチャとキャッチャー以外はネックウオーマーをしている。オリックスの山本は3回、4回、5回、6回、7回と5イニング連続ノーアウトでランナーを出したが、失点は5の1点のみで抑えてきた。ここからが山本の本領発揮です。8回はヤクルトの3番山田、4番村上、5番 サンタナを3者連続3振でスリーアウトを取る。エンジン全開です。実は2回も4番、5番、6番を3者連続3振させている。伸びのあるストレート、落差のあるフォーク・ボール、ブレーキの鋭いカーブ、どれも素晴らしい投球です。球数からいってもこの回で降板かと思われた。誰も投げていなかったブルペンに平野が入っている。中島監督も山本と話している。8回裏のオリックスの攻撃はランナーを出すも無得点。得点は1-1のまま最終回に突入する。そして山本の続投です。ギヤーアップした山本は3者凡退で9回表のヤクルトの攻撃を退ける。その裏、オリックスは1死2塁、2死1.2塁、1打サヨナラまで攻めるも無得点。延長戦に突入です。
オリックスとしての最大の誤算は山本でひとつも勝てなかった、1勝もすることが出来なかったことですね。(勝利投手になれなかったという意味です。第一戦はオリックスが勝っています。)今日山本の完投勝利で3-3のタイに持ち込み、明日(28日)の最終戦を迎えたかった。
久しぶりにプロ野球をじっくりと感染しました。山本由伸を観たかった。今年の沢村賞を受賞しました。選考委員長の堀内が『他のピッチャーの成績とは比べようがありません。全ての面でずば抜けています。満票で選びました』とコメントしていた。素晴らしい伸びのある浮き上がってくるようなストレートを投げる。ピンチになったら三振のとれるピッチャーである。
山本は2016年のドラフト4位、23歳の若きエースです。いい面構えしていますね。
私は大谷よりも山本の方が好きですね。一般受けは、ヤンキーに受けるのは大谷ですが、人生の哀楽を知るタカさんとしては山本の顔つきに惹かれます。山本は今シーズン、最多勝(18勝)、最優秀防御率(1.39)、最多奪三振(206個)、最高勝率(0.783)、完封(4)の投手5冠を達成。 昨シーズンは両チームとも最下位でした。そのチームがリーグ優勝をした。そしてクライマックスも2連勝で勝ち上がってきた。素晴らしい日本シリーズになりました。 延長12回の表、ヤクルトの代打の切り札川端がヒットを打って3-2とリードし、その裏のオリックスの攻撃を抑えて5時間の戦いに凱歌を上げました。

チョットだけ振り返ってみました

10月20日
オリックス優勝すれば25年振りです。2014年は鷹とゲーム差なしの2位に終わりました。エースの金子がMVPと沢村賞を受賞した。この戦いが記憶に新しい。大補強したが翌年は最下位
今日負けたので厳しい。運のない球団だね。今年も逃しそうです。
10月21日
オリックス勝つ。25日の最終戦に勝つとロッテは5勝1敗以上。負けるとロッテは4勝2敗以上の成績で無いと優勝出来ない。
10月27日
ロッテが負けてリーグ優勝決まる
オリックスは昨年最下位でした。最下位からの優勝です。

昨年・一昨年と最下位だったヤクルトがリーグ・優勝です。奥川が成長しました。充分に休養(1回/10日) 他の投手も中6日を守った。316セープの高津監督素晴らしいですね。
デモ優勝できたのはドラゴンズのお陰です。感謝状と金一封が欲しい。
浅ましいことを書いて調べたら、中日には+8,DeNAには+9,広島にも+9でした。Bクラスに対して絶対的に強い。
防御率も中日>ヤクルトです。ホームランは中日の倍129本です。得点はダントツのトップ、失点も中日<ヤクルトです。チーム打率は広島>DeNA>ヤクルト。打撃では塩見の0.294がトップ。(DeNAはベスト10に5人、広島も2人、ヤクルト、阪神 各1人)
10月20日
阪神と引き分けたのでほぼ優勝確実。
10月23日
阪神にも可能性が出てきた。ゲーム差無し。どちらに転ぶかな
10月26日
DeNAに勝ち、阪神が負けて優勝。高津監督2年目。野村の教え子。野村ノート。奥川、村上、塩谷、捕手は中村 
ヤクルトもオリックスも第2ステージを2勝1分けで突破.ヤクルト6年振り、オリックス25年振りの日本シリーズです。
11月20日(土) 日本シリーズ始まる  第一戦はオリックスが勝つ。
2戦、3戦、4戦とヤクルトが3連勝をする。第5戦は逆転・逆転でオリックスが勝つ。これでオリックス2勝。

            令和3年11月27日 脱稿


高津臣吾が胴上げ投手になった日本シリーズ
1993年
監督   野村克也    対 西武ライオンズ 
 
1995年
監督  野村克也     対 オリックス
 
1997年
監督  野村克也    対  西武ライオンズ

2001年
監督  若松 勉    対  大阪近鉄バッファローズ

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