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今上天皇と私(その 1 手を重ねた相合い傘)
今上天皇と私 (その1 手を重ねた相合い傘)
平成30年、秋の園遊会が11月9日(金曜日)
赤坂御所で開催されました。1800人が招待されました。平成最後の園遊会です。皇太子殿下・妃殿下雅子様もご出席になりました。あいにくの雨でした。その映像をテレビジョンで楽しみながらこんな事を思いました。
天皇陛下の崇拝者です。もっと的確に表現すれば、敗戦後の昭和の時代、そして平成の30年の歳月を安寧に、平和に、1人の国民も戦死という形で喪うことなく過ごしてこられたのは偏に、昭和天皇・今上天皇の御代のお陰で有ると固く信じている。そのお二人の陛下を敬っている国民の1人です。敗戦後の80年を恙なく発展をして暮らしてこられました。偏に両陛下の私達臣民への深い慮り、賜であるといつも感じ入っております。その御代が来年の4月でもって終わります。その事を喜びつつも寂しく思っておりました。
今年の園遊会はあいにくの雨でした。それでも両陛下は雨に濡れるのも構わず一つの傘に入り、参列者に1人ずつゆっくりと話しかけられ、励まされ、共感されました。
その両陛下のお姿をテレビ画面で拝見し、お心を始めて知った気がしました。夫婦が仲良く手を繋いで寄り添って歩むことこそ「国の形」である。
本当に大切なことは、美辞麗句ではない。決まり切った何時もの礼賛の言葉ではない「巧言令色少なし仁」という論語の文言を持ち出すまでもなく、言葉ではなく行動ですね。
夫婦で手を取り合って歩んでこそ、そこに明日の日本の姿がある。後世に伝えたいことはこの行動(手を重ね合った相合い傘)が全てである。
この映像を見た時、自然に頭が下がりました。陛下は84歳です。自分が国民に伝えたかったことの全てを今年の秋の園遊会で示されました。
11月28日(水曜日)
八百津ライオンズ・クラブのレディーズ会
夫婦でお互いを紹介し、お互いの尊敬の思いを、現況を報告するコーナーが設けられました。
私は、誰かに伝えたいと思っていた秋の園遊会の両陛下の国の在り方の根本の姿「相合い傘を2人で手を重ね合って支える」を紹介しました。
勿論女房・美尋さんと手を携えての登場です。
女房に対する美辞麗句ではなく、雨が降っていたら手を重ねて相合い傘で歩くという形で自分の想いを伝えようと思っています。
そんな話を伝えました。皆さんにどれだけ理解かそれは分かりません。
余興として捉えられたかもしれません。
美尋さんからの返事
こんな言葉をタカサンから聴くとは思ってもみませんでした。私も何時か自然に夫の腕に手に自分の手が重ねられるようになりたいと思います
平成30年11月28日
12月23日の天皇誕生日には皇居の一般参賀に行く予定です。その時の感想を「その 2)で書くつもり。