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新型コロナウイルス感染症経口治療薬(ラゲブリオ)投与開始

新型コロナウイルス感染症の治療開始
経口治療薬ラゲブリオ投与開始
攻守交代の潮目が来た

<<第6波の始まり>>

令和四年を告げる除夜の鐘を合図に日本にもオミクロン株が極・超短時間で襲いかかってきました。この感染爆発は予想はしていたとおりです。毎日の感染者報告を目の当たりにしていると『ため息』が洩れ、残念な思いが迫ります。胸に刻んでおくべき事柄は『コロナウイスル感染症との戦いは2年前からズッと継続中である』ということです。もう一度苦難を乗り越えて開放感に満ち溢れた「行動の自由の世界」を取り戻すのが私達の任務だ。今暫くの忍耐と協力をお願いします。

<<ブースター追加接種>>
2月から、3回目のブースター接種が始まります。これで抗体価をもう一度高めましょう。八百津町の方には、ワクチン対策室から接種期日と接種医療機関を指定した通知が配布されます。必ず接種して下さい。他の自治体の方は確認して下さい。私達医療従事者は1月に3回目を接種します。再構築の第一歩です。

<<ラゲブリオ(新しいリンゴの木)投与開始>>
ラゲブリオ(経口の新型コロナウイルス感染症治療薬)の使用許可が出ました。当院も1月8日国に申請しました。これまで当院では抗原検査による診断だけでしたが、今後は治療も同時に始めます。勿論、無症状或いは軽症の方が対象です。が、この段階でウイルスの増殖を阻止すれば更なる感染拡大を防げます。とても心強い味方です。百人力の思いです。陽性だと判定されても服用を拒否する患者さんがあると聞きます。それは大きな、とんでもなく大きな誤りです。絶対に止めて下さい。服薬を受容して下さい。

           明日世界が滅びるとしても 
           今日あなたはリンゴの木を植える
            (ある宗教家の言葉より)


1月8日は小生の誕生日です。新たな挑戦の志として申請しました。

<<積極的に抗原検査を受けて下さい。希望される方は電話で連絡下さい。>>
熱はないが咽頭痛がある、身体がだるい、無症状だが接触の可能性がある、感染が心配、予防接種を受けなかった方々が対象です。

県指定の薬局で無料で検査を受けることも出来ます。

<<検査・治療の流れ>>
電話連絡 → 検査時間・検査場所・検査所要時間などを通知→抗原検査→

「陽性であり尚且つ無症状或いは軽症の方」

 自宅待機の指示と共にラゲブリオを処方します。勿論国にも登録します。→5日間服用→治療開始から10日間から2週間の自宅待機が必須です。(短くなる可能性はあります)
<<潮目が変わる>>
これまでは『治るのを待つ』という受け身の治療態勢でした。今月からは『直すという攻めの治療に変更です。
あまびえの御守り、ブースター接種とラゲブリオで『3年目のコロナ退治』目標に向かった走り出しましょう。 

                                                       令和4年1月9日  脱稿

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